1977年 8月 工場ニュース掲載 「やぶにらみ随筆」
春夏秋冬、女性も男性もその服装・オシャレが大変うまくなり、着こなしもスマートなら変身ぶりもまた見事である。それも、時と場所・状況にマッチした装いであれば、尚一段と美しく見えるものだ。
皆が皆いつもいつもそうであって欲しいが、中には突拍子もない服装を個性あるオシャレと勘違いして、全く場違いな出で立ちで闊歩する姿に出くわすと、一片の同情と冷ややかな憐れみを投げかけたくなる。
たとえば、結婚祝賀パーティーで、新郎新婦がタキシードとドレスで盛装している会場で、たとえ「私服でお越し下さい」という案内があったとしても、Gパン・Tシャツおまけにサングラスでドッカリ座る非常識には問題がある。
某大学の講師みたいに、Gパンを嫌っているわけではないし、カジュアルルックが嫌いとも悪いとも決して思わない。しかし、時と場所と状況に合わせる神経を持つことも、相手に対する思いやりであり現代人のエチケットであろう。
会社に通勤する場合も似たようなもので、安キャバレーのホステスさんよりもっと際どい厚化粧、恥じらいもない奇抜な装いでタイムカードを押す姿を見ると、親の顔が見たくなる。さらに、海水浴かキャンプの途中「ちょっと会社へ行ってくるよ…」みたいなTシャツ・バミューダー・突っかけサンダルetcあまり感心できない姿をチョイチョイ見かける。
会社に出勤するのは、家で植木いじりや花木に水を遣るのとはわけが違う。ましてや海水浴やキャンプに行くのとは自ずと違うはずである。
園児や学生にはそれぞれの制服で通園・通学させることを要求する親や姉弟が、暑さを乗り越え、きちんとした態度で手本を示すところから、世間の常識やマナーが育っていくものと思っている。
注:この後間もなく、突っかけサンダルでの出退勤は禁止とされた。
春夏秋冬、女性も男性もその服装・オシャレが大変うまくなり、着こなしもスマートなら変身ぶりもまた見事である。それも、時と場所・状況にマッチした装いであれば、尚一段と美しく見えるものだ。
皆が皆いつもいつもそうであって欲しいが、中には突拍子もない服装を個性あるオシャレと勘違いして、全く場違いな出で立ちで闊歩する姿に出くわすと、一片の同情と冷ややかな憐れみを投げかけたくなる。
たとえば、結婚祝賀パーティーで、新郎新婦がタキシードとドレスで盛装している会場で、たとえ「私服でお越し下さい」という案内があったとしても、Gパン・Tシャツおまけにサングラスでドッカリ座る非常識には問題がある。
某大学の講師みたいに、Gパンを嫌っているわけではないし、カジュアルルックが嫌いとも悪いとも決して思わない。しかし、時と場所と状況に合わせる神経を持つことも、相手に対する思いやりであり現代人のエチケットであろう。
会社に通勤する場合も似たようなもので、安キャバレーのホステスさんよりもっと際どい厚化粧、恥じらいもない奇抜な装いでタイムカードを押す姿を見ると、親の顔が見たくなる。さらに、海水浴かキャンプの途中「ちょっと会社へ行ってくるよ…」みたいなTシャツ・バミューダー・突っかけサンダルetcあまり感心できない姿をチョイチョイ見かける。
会社に出勤するのは、家で植木いじりや花木に水を遣るのとはわけが違う。ましてや海水浴やキャンプに行くのとは自ずと違うはずである。
園児や学生にはそれぞれの制服で通園・通学させることを要求する親や姉弟が、暑さを乗り越え、きちんとした態度で手本を示すところから、世間の常識やマナーが育っていくものと思っている。
注:この後間もなく、突っかけサンダルでの出退勤は禁止とされた。
参観日、その昔学年代表というお役目で、学級委員さんを集めて相談することがありました。委員さんの一人に、シースルーで目の前に座られて、目のやり場に困ったのを思い出しました。
いくら暑いといったって、そこまで薄着にならなくても・・・。
やはり誰かが声を上げなければ、いつの間にか常識はずれが堂々と常識になりそうで怖いですね。
それにしても若いときから苦言を呈して来たのでしょうか。
・・・。
あまりにひどい出勤服装に「出張に行ける服装で出勤しろ」と言って顰蹙をかった経験があります。
今、若いTVタレントの服装は放送界の常識を疑いたくなります。