ハッケヨ~イ、ノコッタノコッタ・・・・・・と言ってもお相撲の話ではない。プロ野球の話である。
ノコッタ、ノコッタ!!まさに首の皮1枚で、辛うじて優勝戦線に残った、我らの愛する広島カープ。
昨日の巨人戦に敗れていたら、ひょっとするとペナントレースから落ちこぼれていたかもしれない。イヤ違った、優勝争いの土俵からあえなく姿を消していたかもしれない。 剣ヶ峰と言われる徳俵にかかとをつけて必死に踏みとどまった。挙句に、今一度腰を落として相手の身体を抱え上げ、完全な吊り出しの勝利。
そんな大事な一戦を、これみたことか!終盤8回の裏、2点のビハインドを跳ね返しての逆転勝利。この1勝は大きい。
ホームランキングと打点王の有力候補であった、カープの4番バッターが健在な頃は、23年ぶりのリーグ優勝に大いに夢を持った。
そんな頼りになるバッターが中心にいると、投手陣も思いっきりのよい投球が出来て、何をやってもいい方にいい方に転がって行った。
ところが、一つのつまずきが大きなつまずきとなり、打てない・守れない・ミスは連発という悪循環に。
あれよあれよという間に貯金はグングン減って、あわや借金生活へ。そんな危険性もはらんだ危なっかしいレース展開。
それでも、プロ生活20年のベテラン38歳の横山が、見事な中継ぎ役を果たし、若い選手を鼓舞した。
由宇町の山の中にある2軍練習場での常連の顔が、ひとたび1軍に呼ばれたら、それなりの力を発揮した。
ベテラン、侮るなかれ!ろうたけた勝負感、周囲に周到な目配りをするしたたかさは、若手にないものを持っているのだ。
自らを振り返って、この歳になって何を望むかといえば、このベテランの味である。高望みに過ぎないのかもしれないが・・・。
それにしては、一時期4番バッターとして定着しカープの大砲と言われた「栗原・背番号5」。
華麗な守備の名2塁手であり、俊足巧打をうたわれた「東出・背番号2」。ベテランと呼ばれるこの二人はいまだ2軍から上がってこない。
相撲の世界では、「番付に合った相撲を取る関取は上達しない」と言われるが、彼らも2軍の生活にどっぷりつかっていては明日はない。
たとえ代打でもいい、相手に多少の威圧感を与えられる名前を引っ提げて、早く1軍にもどってきてもらいたい。
2軍生活で真っ黒に日焼けした顔に、白い歯がこぼれる活躍があってこそ、安定した強さのカープ誕生であろう。
ここで今一つ付け加えておきたいのは、あの球界を代表したかつてのエース、江夏豊のひとこと。
「投手は一球で地獄を見る。打者は一球で天国をあじわう」。まさに至言である。
そんな江夏が演じた日本シリーズの名場面再現を夢に見ながら、ムシムシ厭な暑さを乗り切りたいものだ。
今夜も勝って4連勝。
枕を高くして眠れそうです。
それに負けずに、ちっちゃな可愛い子が、イッパシの赤いユニフォーム着せてもらって黄色い声援。
やはり、堂林に菊池ですか。
楽しみなカープですねー。
しいよ。
16日の夜も「よっしゃ~」と叫ぶ息子でした。
4歳と2歳の子供に、真っ赤なカープのユニフォームを買って着せて喜んでいました。
因みに「堂林」と「菊地」の背番号でした。
理由は「サイズがたまたま」ですって。
近所のおじさんにいただいた、神宮球場でのヤクルト戦のチケットを嬉しそうに握りしめて帰って行きました。
勝手な思考を勝手気ままに言わせてもらっています。
これほど好きなことを言えるのはここだけですから。
ゲーム差が5に開くか3に縮まるかは、数値の差以上に精神的負担が変わる。
由宇の力を示してほしい。