いとこ同士、太鼓の競演?
その名の通り、大暑! 暑いのなんの、何にもしてなくても首筋を汗が伝う昨日今日。
子どもは風の子というが、寒さはもちろん、真夏の暑さにも負けてはいない。
幼稚園のプールで散々泳いで帰ったというのに、元気ハツラツの5歳児、悠雅君。
その元気もこの日は特にハイテンション。それもそのはず、従妹の希さんが里帰りしているのだから。
家に戻ると、衣服はおろか靴下も脱ぎ捨てる。あられもないパンツ一丁で得意顔。
先輩としていいかっこをしなければ・・・。その意欲が太鼓のバチさばきに表われている。
いつもより気合の入り方が違う。叩くスピードもリズムも、まるでよそ行き。ちょっと聞き惚れるような。
かたや、先日初めてジジと一緒に太鼓に触った希さん。バチだって重くて自由になりはしない。
それでも、悠雅君のトイメンに座って、両手にバチを握って振り上げてはみる。小さな音でトン。
それでも同じように足を投げ出した様子は、何故か似たような。やはり血のつながった従妹同士の仕草に思わず笑ってしまう。
お兄ちゃんの叩く太鼓のリズムと、時折ドンッと響く大きな音に目を丸くしたり、しかめっ面になったりの希さん。
それでもなかなかやめないところがいい。シャッターチャンスをゆっくり与えてくれた。
これが希さんの太鼓デビューと言えるのかどうか。それにしても、おもろい表情は見飽きない。
暑さを忘れて、抱っこと言えば抱いてやり、外に出たがれば日傘をさして畑に出る。
今のところ、ジジをめがけて突進してくる。もっともっと長く付き合いたい。
大暑の暑さにもめげず元気に過ごさなければ。こまめな水分補給は絶対欠かせないな~。
希さんが見てると嬉しくて、太鼓を叩く腕にも力が入った様子目に浮かびます。
それにしても、一歳になったばかりの希さんが、太鼓のバチをしっかり持って手をあげてる姿のカッコ良いことと言ったら、やっぱり血の繋がりを感じますね。
じいちゃんの嬉しそうに笑う声も聞こえてきそうです。
暑さになんか負けてられませんね。
こんな小さな胸にもお互いの存在がわかるんじゃろうか。
希さんはまだまだ恰好だけで音は出ませんが、二人で向き合うのが面白いですね。
こういう場面に出くわすとついついほほが緩みますねー。
ほんと、暑さに負けてはいられません。