もう1週間もすれば「立秋」が訪れるというのに、この暑さはまさしく半端ではない。文字通り、なつ真っ盛り!!
小学生の夏休みも10日あまりを経て、8月1日は登校日と決めている学校も多いようである。
そんな夏休み登校日を活用して「夏休み竹細工教室」を開くのが、我が住む町の地域活動の一つとして毎年行われている。
今年もまさに汗だくになりながら、地区内にある二つの小学校で、3年生以上合計130人を相手に、我々指導者述べ60人が手を取り足を取って教える作業は
大変な作業には違いない。しかし、竹笛、ガリガリトンボ、竹とんぼなど、時分の作品が完成した時の笑顔を見せられると、やっぱり汗を流しながら、朝早くから二日連続でお付き合いすることになる。
殊の外暑いこの夏、一つの小学校では学校側からのお気遣いを頂いて、蒸し暑い講堂から、エアコンの効いた教室で学年別に実施しましょうとのご提案。
これは正直有り難かった。しかも広い講堂に分散するよりは、教室という狭い空間が却って親近感を持たせる雰囲気がある。
教室ごとに閉会式を行う中で子ども達に「何か感想がありますか」と担任が声をかけると、「最初は難しくて何も出来なかったが、時分が手を出しているうちに
出来るようになり、作品が出来上がった達成感を感じた」という、ものすごい感想を述べる5年生に出会った。
普段使ったこともない、のこぎりやナタ、木槌に切り出しナイフなど、切れ者を使う教室故に、我々の方も慎重になる。
まさに手取足取りで教えることになる。そんなときふと思うのは、家庭でホンの少しでもそういったDIYをやった経験を持つ子は、飲み込みが実に早い。
実にはっきりと態度に表れる。
世のお父さんお母さん、全て既製品を買い与えるのが簡単解決ではあるが、ときに、子どもと一緒に工夫しながら、汗をかいてみるのも、家庭教育の基本
であり、子ども自身にとって大いにプアラスになることを知ってほしいものだ。
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