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前日から天気予報を見て予定していた山行きを決行。
でも、私たちはともかくとしてマックスの機嫌はあまり良くない。
なんだか恋の病のようだから、リードを放すとどこへ行くか分からない。
それで、不自由なのが気に入らず、途中で止まって帰る素振りさえ見せます。
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それでも構わずに、追いたてるように歩くとようやくやる気が出てきた様子。
これで大丈夫、ピッチを上げて上へと向かうと、朝日に自分たちの影が伸びます。
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マックスはようやく機嫌が直り、上機嫌に。
雪の上でゴロゴロとお得意のダンスを始めます。
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動物たちの足跡も沢山見られます。
これは野兎の足跡。餌を探して杉の木の周りの積雪の少ないところを歩きまわっている。
この他に見た足跡は、タヌキ、カモシカ、テンそしてキジの足跡も有りましたよ。
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青空に白い雪。そして、雪と日陰が織りなす陰影、モノクロの世界。
私の大好きな風景の一つでも有ります。ここまで来たら視界も広がってきます。
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「お山は晴天六根清浄~ 懺悔懺悔六根清浄~」
昨夜は仲の良いご夫妻と四人で魚沼フレンチ「プルミエ」で夕食。
ワインを一人で一本ほとんど頂いてしまったけれど、懺悔懺悔で汗で流します。
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「トーちゃんおやつ頂戴。お腰に着けたビーフジャーキー~一つ私に下さいな~♪」
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「ハイ、それじゃちょっとだけな」
人間のおやつは忘れてもマックスのおやつは忘れない優しいトーちゃんです。
右に野兎の足跡が見えますが、これは下っている足跡ですよ。
そして、農道に積った雪の上が何やら浅い溝状になっているでしょう。
これは誰かがスノーモービルで登った跡ですよ。
再び上へと向かいます。山頂はもうすぐですよ。
(続く)