畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

夕食は任せて頂戴な

2012-03-24 04:28:32 | 食べ物

 種の話でも触れたけれども、二十日で除雪作業の契約は終了。
晴れてスタイルだけは「専業農家」になったけれども、まだ2メートル近い雪が残り仕事にならない。

 そこで林のマリちゃんじゃないけれど、ルンルン気分で一人で買いものに。
家電量販店を覗いた次は、食品スーパーへと向かい、こんなものを発見。

 天然物で、しかも安価ときたらこりゃ見逃す手は有りません。
さくどり2本入りの刺身を買ったついでに、アラもひょいと買い物かごへ。


 少し遅めの昼食を一人で食べ(スベルべママはパートに出勤)エプロンをして試合開始のゴング。
昼食の後片付けをして、先ずはブリのアラに熱湯を掛けて霜降り状態にする。 


 大根の皮を引き、輪切りにして面を取る。そう、「ブリ大根」ですね。
ほら、自慢じゃないけれど計らなくたって厚さはぴったり揃います(笑)。


 じっくりと煮込んだ方がアラの美味しさは出るけれど、時間の都合で圧力鍋。
一時間弱のタイマーをセットして、アラが煮上がるまでに、「八色菜の煮びたし」を一品。


 これも色合いと「宮城県産」の表示に誘われて買った「茎ワカメ」。
心の中でブツブツと「東北支援、東北支援」なんて呟きながら買ったのでした。
さっと茹でて、斜めにそぎ切りしただけのシンプルな一品。


 そのまままっすぐ帰ったら良いものに、Aコープに立ち寄り買ったもの。
そう、ハウス物でも地元産の表示が有った「アスパラ菜」です。
これも心の中で「地産地消」なんて呟きながら買って帰りました。


 さて、あまりビューティフルじゃないけれど、味噌味の「ブリ大根」が完成。
で、これ位で治まっていれば百点の亭主なんだけれども、そうは問屋が卸さない(笑)。

 写真は省略しますが、これにお得意の「牛筋牛蒡」が加わったのです。
鍋をフルに三個も使い、獅子奮迅と言ったら聞こえは良いけれども実はてんてこ舞い。
調子に乗ってマックスの餌まで、スーパーの目玉、「鶏の胸肉」を使って煮始めたのでした。

 「お帰りー、夕ご飯は出来ているよー」なんて、迎えるはずだったけれども、
最後のマックスの餌の分だけが余計な仕事になってしまった。
結局、マックス用のジャガイモの芽取りと、ブリの刺身はスベルべママの仕事にしてしまった。

 でも、ほら、そんなに費用も掛けず御馳走の山が出来ちゃいましたよ。
除雪の仕事を無事に終えた解放感も手伝ったのでしょうか。
こうして、ルンルン気分の一日は、美味しい晩酌で締めくくられました。
コメント (4)
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