種の話でも触れたけれども、二十日で除雪作業の契約は終了。
晴れてスタイルだけは「専業農家」になったけれども、まだ2メートル近い雪が残り仕事にならない。
そこで林のマリちゃんじゃないけれど、ルンルン気分で一人で買いものに。
家電量販店を覗いた次は、食品スーパーへと向かい、こんなものを発見。
天然物で、しかも安価ときたらこりゃ見逃す手は有りません。
さくどり2本入りの刺身を買ったついでに、アラもひょいと買い物かごへ。
少し遅めの昼食を一人で食べ(スベルべママはパートに出勤)エプロンをして試合開始のゴング。
昼食の後片付けをして、先ずはブリのアラに熱湯を掛けて霜降り状態にする。
大根の皮を引き、輪切りにして面を取る。そう、「ブリ大根」ですね。
ほら、自慢じゃないけれど計らなくたって厚さはぴったり揃います(笑)。
じっくりと煮込んだ方がアラの美味しさは出るけれど、時間の都合で圧力鍋。
一時間弱のタイマーをセットして、アラが煮上がるまでに、「八色菜の煮びたし」を一品。
これも色合いと「宮城県産」の表示に誘われて買った「茎ワカメ」。
心の中でブツブツと「東北支援、東北支援」なんて呟きながら買ったのでした。
さっと茹でて、斜めにそぎ切りしただけのシンプルな一品。
そのまままっすぐ帰ったら良いものに、Aコープに立ち寄り買ったもの。
そう、ハウス物でも地元産の表示が有った「アスパラ菜」です。
これも心の中で「地産地消」なんて呟きながら買って帰りました。
さて、あまりビューティフルじゃないけれど、味噌味の「ブリ大根」が完成。
で、これ位で治まっていれば百点の亭主なんだけれども、そうは問屋が卸さない(笑)。
写真は省略しますが、これにお得意の「牛筋牛蒡」が加わったのです。
鍋をフルに三個も使い、獅子奮迅と言ったら聞こえは良いけれども実はてんてこ舞い。
調子に乗ってマックスの餌まで、スーパーの目玉、「鶏の胸肉」を使って煮始めたのでした。
「お帰りー、夕ご飯は出来ているよー」なんて、迎えるはずだったけれども、
最後のマックスの餌の分だけが余計な仕事になってしまった。
結局、マックス用のジャガイモの芽取りと、ブリの刺身はスベルべママの仕事にしてしまった。
でも、ほら、そんなに費用も掛けず御馳走の山が出来ちゃいましたよ。
除雪の仕事を無事に終えた解放感も手伝ったのでしょうか。
こうして、ルンルン気分の一日は、美味しい晩酌で締めくくられました。