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先月二月の初めに、二月一日に行われた「春一番種物フェア」の紹介をし、
その際に購入した種子の紹介をしました。
その際に手に入らなかった種子類をネットで探したり、郵便振替で申し込み、
四つの種苗会社から続々と種子が届き始めています。
今回は新たに届いた種子の一部を紹介しましょう。
先ずは「エンダイブ」と「ルビーボール」で、これは過去にも栽培しています。
「エンダイブ」なんて呼ぶと洒落ているけれど日本語だとずばり「ニガチシャ」です。
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室内のLED照明の光の下で撮影したので袋が反射して光ってごめんなさい。
「コールラビ」と「スイスチャード」で、これも我が家の定番かな。
定番なんて生意気を言っても、実は「コールラビ」なんて、種蒔きの時期を誤り、
大きなものを収穫したことは無い。
昨年は他人の直売所で直径7~8センチの大玉を見て驚いた。
今年は私もそんな大きな玉の「コールラビ」を作りますからね。
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「アーティチョーク」と、若採り用エンツァイ「なつサラダ」です。
「アーティチョーク」は過去二年播きましたが、いずれもネズミに根元を齧られて、
二年目に収穫できると言う、大きな蕾にはまだお目にかかっておりません。
なぜ、性懲りも無く取り寄せたかと言うと、今年はネズミがいないのではないかと思うから。
思い出したくも無いような昨年の水害でしたが、その水害でネズミがかなりやられたようなのです。
秋口になると、我が家の高床式住宅の地下部分に侵入してくるのですが、昨秋は一匹も姿を見せなかった。
ネズミ達には気の毒なことだったけれど、水害は自然界にも大きな影響の影を残したのです。
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「パープルヘイズ」紫ニンジンと「九条太」ネギです。
紫ニンジンは「越後の台所 すずきち」さんの希望で有り、他でも手配してあって沢山入っています。
「九条太」ネギもお客さんが、素晴らしく美味しいネギが有ったとのお話で、
それと同じと思われる種子を探したものです。
京野菜であり、葉ネギですが、きっと美味しいものに仕立てますよ。
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種子はカタログショッピングのみにとどまらず、JA農協からも求めている。
これは妻の母、私が言うところのスベルべママママが「探しても見つからない」とこぼしていたもの。
小千谷の「村田種苗」さんの名前入りだった「甘藍やひこ」でこれも一種の地方野菜でしょう。
会ったことは無いけれど、本で知り好きになった「畑の料理人」こと「我田大」さんも大絶賛。
夏採りにしても、秋採りに負けないみずみずしくて美味しいキャベツになると本に書いておられました。
「我田大」さんとスベルべママママの言葉を信じて美味しいカンラン、キャベツの収穫を夢見ましょう。
さて、何時も種を見るのは、辛い仕事さえ忘れたら楽しい夢ですね。
毎年、春先は大量の種子を抱え、楽しい夢を見て雪消えを待ちます。
でも、徐々に実作業の辛さも身体によみがえりつつ有り、楽しい夢が「悪夢」になりかねない。
上手く出来たらまた皆さんに紹介しましょう。
紹介が無かったら忙しすぎるのか、失敗したのかと、ご想像下さい(大笑)。
さて、今日も畑以外で忙しい。先ず午前中はケーブルテレビの今年初めての収録。
なんと、今年も性懲りも無くケーブルテレビに出演させていただくことになりました。
そして、午後は「イチカラ畑」の若者たちが我が家に勉強に来ます。
今日の勉強は「今年の野菜の栽培について」と「お酒の飲み方について」です(笑)。
リーダーは午前中花のお江戸の「経産省」に赴き、「経産大臣表彰」を受賞して来るとか。
「オッ、そうか、そりゃよかったな枝野君に宜しくな」なんて茶化しておいたけれど、
いつの間にかあいつらは、畑の師匠のスベルべを追い越していたようです(大笑)。