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一週間ほど前の事になります。
そろそろ畑が気になり始めました。
でも、まだまだ雪は減らず、二メートル近い積雪が残っています。
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私の直売所「農天市場」もまだすっぽりと雪におおわれている。
昨年の大洪水の際の水位の高さと同じほどの雪の高さですね。
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除雪機を借りて来て、簡易温室とさつま芋の苗床、
そして、昨秋植えた「トウ菜」を掘り出したいと思い、先ずは国道からの入り口を作る。
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それでも、国道の自動車交通の妨げにならないようにと気を使います。
そして、道路に自分が転がり落ちたら、撥ねられてしまいますからね。
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昨秋同級生が雪囲いをしてくれた、「ジュンベリー」などもなんとか冬を越しました。
でも、当たり前かも知れないけれど、雪折れしている様子も見えます。
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ここは「農天市場」の裏口。裏口に立てかけてある「コンパネ」が1.8メートルです。
樹木の中では、ここに見える「プルーン」が最大で、木々もこれ位まで育つと雪にも強い。
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中越地震の際に崩落し、崩落土が線路を埋め尽くした場所です。
もう、何十年も出ないだろうと思った、ゼンマイ、独活などの山菜が、
健気に翌年から芽吹き、感激したのも七年も前のことになりました。
今年も、あの斜面はきっともっとも早く山菜が顔を出しますよ。
でも、最高に危険なところでも有りますけれどもね。
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雪国に春の訪れを知らせる「雪虫」が見られました。
そうですね体長は5ミリくらいなのかなー。
どこで、どうやって幼虫時代を過ごすのか分からなく、
また、こんな成虫になっても何も無い雪の上で何を食べて生きているのでしょう。
雪国に春の到来を知らせる不思議な虫「雪虫」です。