「バーさんや、人生なんて束の間の夢のようなもんじゃのー」
「そうですねー、喧嘩ばかりしていた若いころなんて、ついこの前のことのようですけれどねー」
「マージャンだ、酒だ、競輪だ、スキーだ、オートバイだ、登山だ、釣りだ、
山菜採りだ、なんて、元気に遊び回っていたのも、つい最近の事のようにも思えるけれどものー、
いや、好きなことだけする人生でお前にもすまん事じゃった」
「フフフ、一本気で走り始めたら止まらない、扱いにくいじゃじゃ馬みたいな人でしたよ、
ホント、でも、ようやくこうして落ち着いてくれて、わたしも一安心、一安心」
てな、日がホントに来るのかなー、スベルべ夫婦にも。
スベルべママが作った対の人形は、明日に描く夢なのか。
スベルべママが作りましたが、下手なメガネはスベルべの手伝いによるもの。