ようやく、機嫌(気分?)を取り戻したマックスは今度は元気よく、
何時も通り、私たちの先頭に立ちリードする構え。
本来野生児のように育ったマックスです。野ウサギの足跡、匂いに奮い立つ。
きっと、あでやかで若い「バニーガール」の匂い、色香に誘われたのでしょう。
小さな沢を登り、杉木立の彼方へと見えなくなるマックス。
私たち二人の大きな呼び声に、ようやく姿を現します。
私たちが歩く、スノーモービルの跡に比べ、踏み跡の無い新雪はマックスの足も埋まる。
でも、尻尾でバランスを取りながら近づいてきます。
なんだかまだ「バニーガール」が気になる様子。
いやはや困った13歳ですなー(笑)。
ようやくコースに戻ったマックスを横目に、今度はスベルべママがコースを外します。
歩いていた夏場の農道を外れ、急坂を近道しようと言う魂胆のようですよ。
こうして見ると、今冬の雪の深さが良く分かりますね。
この場所の少し手前は、四月末、いや五月になるかもしれないけれど、
一面の「カタクリ」のお花畑が出現するところですよ。
皆さん、その時はお教えしますから花見にいらっしゃいませんか。
桜の花は桜の花で良いけれど、「カタクリ」のお花畑も息を呑むような美しさですよ。
今日の午後は岩手の「霜後桃源記」さん御夫妻が我が家を訪ねて下さいます。
今から、ドキドキしています。だって初対面ですから胸もときめきますよ(笑)。
(続く)