土曜日の朝です。
前日の夕方、暗くなるまでかかって「牛蒡」「ニンジン」「大根」「蕪」などの根物は、収穫済み。
朝一番に鮮度が早く落ちてしまう、葉物野菜を中心に収穫して帰宅。
でも、こんなものも収穫。
山の畑の柿の木の下に置いた材料から出た「舞茸」です。
そして、二人の遊び心で、わき道にそれ「アケビ」を収穫。
農天市場を飾る、ディスプレーになんて思ったが、「売って下さい」なんてお客さんが居てビックリ。
下の畑のキウイの棚の下を覗いて「平茸」を収穫。
春先に苦労して植菌し、運び込んだ大木とも言える胡桃の木から、順調に発生しています。
八時半過ぎに帰宅し、待ち構えて下さった近所のオジサンの手伝いを得て野菜洗い。
スベルべは先ず、さつま芋、ジャガイモの思いコンテナを積み込んで農天市場に行き、
トラクターを引き出し、床を清掃してテーブル類を並べ、コンテナを下ろす。
(これは営業二日目昨日の光景)
十一時を前にようやく開店準備が整う。
でも、商品は一部だけの陳列で、後は営業をしながら陳列は続けられる。
商品の野菜を陳列しながら、火の管理の上手いオジサンに、焼き芋の釜に火を入れて頂く。
釜の温まったところを見定めて、さつま芋を並べます。
手前に五本並べたうちの、色の薄い四本が例の「安納芋」です。
これが今回目玉商品の「安納芋」です。
バラしちゃうけれど、こんな価格設定で「Aコープ」「百菜花ん」にも同じ価格で出しています。
ちなみに、他の八種類のさつま芋は、この三分の一の価格ですよ。
「安納芋です」と案内しても無関心のお客さんも居るけれど、四人連れでお出でになった女性客は、
「ワッ、安納芋!この辺りでも作れるの?」なんて歓声と共にお買い上げいただきました。
勢いよく燃え上がる釜の火です。
釜全体が温まると、効率的にさつま芋は美味しい「焼き芋」へと変化します。
お客様の入り具合と、焼き芋の量をにらみ合わせながら焼くけれど、閉店間近にはほとんど無くなっていました。
ちなみに、焼き芋の価格は普通のさつま芋で1キロ600円。安納芋でさえ、1キロ800円で、安価だと思う。
特に、「安納芋の焼き芋」が1キロ800円なんて、色々な情報を勘案すると破格の価格だと思うけれどもなー。
土曜日は特にりお客様入りが良かったですね。
スベルべ夫婦は、二人で交代で、持ち込んだお握りの昼食を食べていました。
お客さんの人数が多くて、最後は説明する舌がもつれるほどだけれど、
そこは、野菜中心の百円、二百円の商売ですから、売り上げ総額なんて多寡が知れていますよ、ホント(笑)。
でも、ユリは閉店のかなり前の時刻に完売。
沢山準備して、売れ残りを心配した葉物も、最後は「大根菜」をまとめてお買い上げの方も居て完売。
嬉しい二日間となりましたね。
五時半近く、薄暗くなるまで営業して閉店。
後片付けをして、全ての商品を自宅に持ち帰って格納し、二日間の熱いゲームは終り。
夕食の食卓に付いたのは、七時少し前になっていました。
農天市場をお訪ねくださいました、全てのお客様に感謝して乾杯でした。