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一カ月以上前からの予約、いや、予定でしたが昨日がその当日。
携帯に「スベルべ君、それでは今から農天市場に向かうよ」なんて連絡が入ったのは二時半近くの事。
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待ち構えていると、「新潟の山を描く会」がチャーターしたバスが右折して来店。
なんと農天市場オープン六年目にして、初めての団体客のお越しだったのです。
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カメラを構える余裕なんて全くない、騒然とした雰囲気。
でも、丁度来店された小出の常連さんが騒動に驚き「スベルべさんカメラ持ってる?」
と、声をかけて下さり、この未曾有の光景が写真になったと言ういきさつです。
咄嗟の機転で写真を思いついて下さりありがとうございました。
こんな椿事とも言うべき、農天市場の繁盛は今後、生涯無いかも知れませんからね(笑)。
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お客さんも事前に先輩から聞かされていたらしく、何はともあれ「焼き芋」「ユリ」と先陣争いの態。
スベルべ夫婦と、店員に早変わりして下さった「忠べえ」さんお陰でなんとかお客さんを捌きます。
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向こう側のお客さんを挟み、バンダナを巻いたスベルべ夫婦です。
スベルべはなんだか顔を紅潮させて応対していますよ。
「エ、これだけで買ってそんな値段で良いの?まー、新潟じゃ考えられないわ」なんてお客さんも。
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お、ここにもスベルべの姿が。良い記念写真になりました、写して頂いたことに感謝いたします。
三十分ほどで、嵐、怒涛の波のような団体さんは去られました。
絵心のの有った先輩ではありましたが、いつの間にかこんな絵画愛好グループを主宰されていました。
若い時は、麻雀の手ほどきを受け、また、渓流釣りの趣味も一致して、二人で渓流深く入ったりしています。
今回の事も、長く続いた付き合いも疎遠気味の感が有ったけれども、嬉しい久しぶりの再会でした。
団体さんのみならず、昨日は色々なお客さんがお見えになりました。
途中でスベルべは軽トラを飛ばして山の畑に補充用の野菜の収穫に走ったほど。
何時も農天市場がこんな賑わいだったら大変なことですけれどもね。
例年、こうして農天市場が繁盛すると初雪の便りもちらほらと聞かれ、店をたたむ時期が迫って来るのです。