これは一週間ほど前の、山の畑の朝の風景。
手前の緑と紫色の交互の模様は、リアスからし菜、赤リアスからし菜、サラダ京ミズ菜の畝。
九月の初めにアスパラ菜を播いたけれども、発芽せず諦めて新たに蒔いた種から育っています。
その向こう二畝も、暑さで発芽率が悪くて、蒔き直した所で、成長がやや遅れています。
次々と、日をずらせて蒔いた大根類も、秋の雨と暖かなお日様の恵みで成長。
贅沢を言うならば、もう少し早く残暑が治まっていたら、全ての野菜が順調だったのですけれどもね。
エンダイブも大きくなっていて、そろそろ軟白化するために葉を絞って縛ろうかと思案中。
右の赤いチコリは、さて、何と言う名前だったっけ。
寒さを感じるようになって巻いてきたけれど、順調だったら芯が綺麗な紅白になりほろ苦いはず。
寒さがつのってきたら、秋野菜だけでは無くてマックスも食欲を取り戻し元気になっています。
スベルべ夫婦が働く畑の周りで遊び、時々姿を隠すけれども、やがて草の実を身体に着け、
藪の中から姿を現せたりして遊んでいます。
遊び疲れ、帰りたい表情を見せるマックスの後ろには仕事中のスベルべママの姿。
間引き仕事か、小さなラディッシュかルッコラの収穫か。
昨日はスベルべママが「トーちゃんがパートに出なくなって違うね」なんて言う。
ふん、やっと言ってくれたか。って感じかな(笑)。
春から、冬だけのパートも終り、一応専業農家のスタイルになり畑に集中していたら、
やはり、例年よりも野菜は全体的に、出来も良く、山の畑も無駄なく使えましたね。
暑さと干ばつ、水不足で苦労したさつま芋もスベルべママの後方、山際を残すのみ。
最低気温が10度近くまで下がるようになってきたので、昨夜も夕食後まで働き、
収穫後のさつま芋をしっかりと、コンテナに並べて詰めて高床式住宅の地下に積み上げました。
そして、古毛布などを掛けて防寒対策をしたけれども、こうしておくとさつま芋も熟成され、
甘さが、グンと強くなり、ねっとりと、とろけるような甘さになります。
あの、期待の「安納芋」も熟成していますよ。
気を持たせるようで悪いけれども保存した量は、な・い・し・ょ(笑)。
もう少ししたら、世間で言うところの「蜜芋」が完成しますから。