藪の中で怪しい行動をしています。
古い洋傘なんて逆さに広げてなんでしょね、なんでしょねー(笑)。
ほら、洋傘を逆さにして近づけたのは、山芋の蔓の繁みですよ。
山の畑から帰り道。軽トラを停めて、束の間のレクレーションて感じかな。
赤くなり始めた山芋の蔓にはこんな風に「ムカゴ」が付いているのです。
でも、熟して地面に落下するのを待つばかりの「ムカゴ」は触れるだけで落ちてしまう。
静かに逆さにした洋傘をツルの繁みに近づけて、「えいやー」とばかりに木を揺する。
逆さにした洋傘にバラバラと音を立てて、「ムカゴ」が落ちてくるって訳。
でも、落ちてくるのは「ムカゴ」ばかりとは限らない。
突然の揺れに、地震と思ったかどうかは聞き逃したけれど、「アマガエル」が落下し、
目を白黒させたり、昆虫類も住処を追われて落ちてきたり。
「ムカゴ」なんて畑の長芋のものと山芋のものは、見た目で区別なんて出来ないけれど、
もう、味は断然違いますからね。
昨日はスベルべママが、『「ムカゴ」の炊き込みご飯』を作りました。
野趣に富み、山の香りがするような美味しいご飯です。
親しいお客さんに味見をして貰ったけれども、それはサービスで売ることは有りませんでした。
山が色づき始め、とうに山芋掘りのシーズンに入っているのだけれど、
とても、時間的に余裕が無くて、大好きな山芋掘りにも手が出せないでいます。
土、日オープンの農天市場も今日はその二日目の日曜日。
元の会社の先輩が、二十数名の団体で、訪れて下さることになっています。
先輩は「越後の山を描く会」と言う会が愛好家のグループを主宰していて、
一ヶ月ほど前に、当地を下見にお出ででした。
気になる天候は、雨模様らしいけれど、それでも決行と昨日先輩から連絡が入っています。