少し前の日のことです。
それまで四日も続けて山裾に「ナラ茸」の偵察に出かけていましたが、
頃は良しとばかりに、その日の朝、満を持して夫婦でまだ暗いうちに家を出ました。
マックスには内緒で、裏口から音をしのばせそっとです。
(この写真は前年のものです、今回カメラは忘れてしまった)
この朝は天気予報で寒冷前線の通過が予報され、その通り「ナラ茸」を採り終えた頃には冷たい雨に。
でも、夜が明け明るくなり始めた頃から採った「ナラ茸」は二人ともレジ袋二つずつの収穫。
テーブルの上に新聞紙を広げ、二人とも収穫の満足感の中で整理です。
「ナラ茸」に付いたゴミや、土の付いた石づきを手で取ったり、ハサミを使って切ったり。
綺麗に出来上がったナラ茸と、右のレジ袋の中は取り除いたゴミ。
今回は虫こそ居なかったけれども、天然物のキノコなんてこうして手間暇かけなければ食べられません。
こうして整理した「ナラ茸」はさっと湯に潜らせて水洗い。
再度水の中でゴミを拾って、冷凍パックに詰め、冷凍室に保管して作業終了。
自分で食べたり、農天市場のお客さんにお譲りしたりしています。
先日お買い上げになられた、関東のお客さんは食べられたかなー。味はどうだったかなー。
十一月に入ったけれども、晩生の「ナラ茸」はまだ出ているはず。
採りに行きたいけれども、秋の終盤の畑の収穫作業に追われ中々行けません。