畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

そうだ!義母にトロロ汁を食べてもらおう!

2012-11-10 05:07:16 | 食べ物

 昨日も一日中雨が降ったり止んだりの、秋の気まぐれな天気。
こんな日は畑仕事もできないし、スベルべママは午前中はパートで出勤。

 紅葉した山を見上げ、それならば山芋でも掘りに行くかと思いつく。
夕方来宅するスベルべママママに、「山芋のトロロ汁」を食べさせようと言う言い訳を作って。


 先日も入り、在り処を確認していたポイントにはスベルべ以外の人が入った形跡は無い。
何本か掘り上げているうちに、大物に出会う。
「アオクビ」と呼ぶ地表から下の部分30センチを折り取っても、1メートル近い大物です。


 一時間半ほど、泥まみれで格闘した全成果です。
上は変形した山芋で、掘る途中で折れてしまったもの。
下の山芋は、下方でコブシのような塊になっています。


 折れてしまっては居ても、味は変わりません。
折れてしまったものは、どうしても傷みやすいのでここから食べることにしましょう。


 散水ノズルをストレートにし、強い水圧で付着した土を吹き飛ばす。
茶色の部分は地表に近い部分で、真っ白な部分は伸び続けている先端に近い部分です。


 一メートル余りの地中から掘り出された山芋は真っ白。
いきなり、昼間の明りに晒されて面食らっているのでは無いでしょうか。


 昨日は「越後の台所 すずきち」さんのマスターが仕入れにくる日。
都合で午後三時過ぎになって、山の畑で落会い家に帰って仕分けして帰られたのは五時近く。

 後片付けと夕食の準備をスベルべママに託し、スベルべママママを迎えに暗くなった道を走った。
来宅の予定は今日の夕方にある「石川さゆり歌謡ショー」に招待したため。
切符が二枚手に入ったけれど、スベルべの分を譲って母娘で見てもらいたいと思ったのです。

 六時近くにスベルべママママを乗せて帰宅すると、スベルべママは山芋を摩り下ろしていました。
迎えの出発前に準備していた出し汁を加え、慎重に伸ばし、出来上がった「トロロ汁」です。

 スベルべママママは舌鼓を打って喜んで下さいました。
来週の火曜日辺りまで在宅の予定ですから、今度は美味しい「ナメコ汁」を食べて頂きましょうか。
コメント (4)
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