先週の金曜日はAコープを利用する出荷仲間の感謝デーと称するイベントの日。
朝、九時集合で賑やかに準備を始めます。
出荷仲間は二グループで、毎日店頭の一部を借りて並べる仲間と、「金曜ふれあい市」の仲間です。
張り切って集合したけれど、Aコープの店頭市とバッティングして大わらわ。
テーブルの右奥の大きな箱はスベルべの差し入れのホッカホカの焼き芋の入れ物です。
大きな寸胴鍋に、持ち寄った野菜を入れてバーナーに着火。
「アレッ?また調味料?豚汁に調味料は要らないよ」「だってそ、張り合いが無いんだものー!」
スベルべの主張が通り、調味料は無しに。
さて、お客さんが多くならないうちに記念写真と行きますか。
「はい、こっちを向いて良い顔してー。綺麗に撮れなくてもスベルべの腕じゃないからね、自分の責任よ」
これでも、スベルべは人気の若手ですからね。
なんだかんだと大騒ぎのうちに豚汁は完成。
味見の結果も好評で、後はお客さんを待つばかり。
大きな容器に盛り、割り箸を添えてさーどうぞ。
お昼近くなってくると、お客さんの入りも最高潮になってきて皆が張りきります。
大きな豚汁の鍋がたちまち空っぽ。と、なったら良かったけれども半分も残っちゃいました。
そうですよねー、百人前、いや、二百人前も作っちゃいましたからね。
「終わったら、反省会と忘年会の打ち合わせをしましょう」の声にも、
腎臓結石が怪しく蠢き始めた兆候で越しの痛むスベルべは失礼して帰ったのでした。