昨日で今年度の農天市場は営業を終りとしました。
七月初めから始めて、五ヶ月弱。一年を五ケ月で暮らす良い男かな?(笑)。
昨日は最終日と言うことで「忠べえ」さんの父上が「粕汁」をご持参されてお客様にサービス。
これがまた、なんとも言えない「男の料理」の味。
スベルべママなんて「しまったー、もう一杯頂きたかったー」ですって。
呑むほどに、素朴で滋味にあふれた味が口中に広がりましたよ。
運良く頂けたお客さんは、皆さん嬉しそうなお顔をされていました。
やはり、雪国の十一月末は人出も少なくなり、お客さんの数には期待できません。
時期的には閉店も止む無しと言った感じでしょうか。
それでも、初めてのお客さん、顔見知りのお客さんとお客さんは来て下さいました。
秋に入り、急遽作った張り出しの屋根も役立ちましたね。
雨の日など、本当に助かりましたよ。
細々とですが、「農天市場」も六年目の営業を無事に終えたことになります。
退職後の落ち込み状態からようやく立ち直り、我ながら良くぞ続けられたものと思います。
三時少し前には近所のオジサンがマックスの散歩を済ませて下さいました。
すっかり、老犬になってしまったマックスが「農天市場」六年の歴史を語るよう。
オジサンから「粕汁」を分けてもらうマックスです。
「うー、身体の芯から温まった~」なんてマックスもご機嫌顔。
訪れた下さったお客様には「元気でいたら、来年も七月初めにオープンします。
一生懸命に美味しい野菜を作りますから宜しく」なんて挨拶を申し上げさせて頂きました。
今日も疲れを取るべくゆっくりしたら良いのに、雪の事を考えたらそうも言っては居られません。
雨の予報の前に、テーブルや椅子を雑巾で拭き、綺麗にして積み上げます。
そして、小屋の中には家の横に積んでいた、来年の「芋床」用の藁を運び入れたり、
イボ竹などの、畑の資材を搬入しました。
まだ、戸締りなどの仕事は残っているけれど、さすがに気持ちも疲れ気味。
やらなければならない仕事を残すのは心残りながら、降り出した雨に作業はいったん中止です。
つまらない「農天市場」のお話にも付き合って下さった皆様にも御礼申し上げます。