畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

楽しかったよコーチもね

2012-11-30 05:20:43 | 暮らし
 『ひなた』の紹介を一旦休み、昨日の出来事を紹介。

 小学生のバドミントンクラブの指導が昨日終わった。
授業の一環としてのクラブ活動であり、競技的要素は少ないけれども、子供たちも夢中です。


 クラブ活動に参加したのは、四年生から六年生までの男女11人。
育ち盛りですから、体格にも結構差が有ります。

 部長のリードで準備運動をし、終わったら今日の進行方法の相談。
その結果、先回から始めたダブルスのリーグ戦の残り試合を消化することに。


 11人で奇数ですから、最後のペアはスベルべコーチとのコンビです。
本格的な競技バドミントンでは無いとは言え、やはり結構勝敗にこだわる子供たち。


 試合を終わると、リーグ戦の表に試合結果を掻き込み一喜一憂。
最終結果が気になって仕方ない様子です。


 リーグ戦の上位はなんと3チームが4勝1負で並ぶ大接戦。
僅差での優勝争いは得失セット率の差で「ゆうり・スベルべコーチ」ペアが優勝。

 コーチが入ったチームが優勝なんて大人気ないけれど、勿論スベルべが勝敗に拘った訳ではありません。
ゲームの進行方法、得点の数え方などを教えながらのゲーム進行の結果でしたから。


 リーグ戦を終え、最後に担当の先生の計らいで「最後だから組みたいペアで試合します」との事。
次々と気の合う友達とのペアが出来る中、一人残った全敗だった四年生の男の子は、
「誰と組みたいの?」と言う、先生の言葉にポツンと「コーチ」とつぶやきます。

 スベルべはその四年生の男の子と組んで最後の試合に臨みましたが、
ゲームカウント1-2で惜敗してしまいました。

 クラブ活動の最初に6年生の卒業記念アルバムのために写真撮影。
そして、最後にスベルべの持参したカメラで記念写真です。

 揃った元気な声でお礼を言われ、最後は教務室に案内されます。
そこで、担当の先生から参加児童全員の反省表を見せて頂きました。

 スベルべとダブルスを組んだ四年生男の子の感想を見ると、
なんと「一回もかてなくてざんねんでした」と書いてあるではありませんか。
彼がダブルスの相手にスベルべコーチを選んだのは最後に一勝を、と言う思いだったのです。

 「しまったー、そうだったのか、少し本気を出して勝利をプレゼントしたら良かったのか」
なんて思ったけれども後の祭りってやつでしたね。

 帰宅してスベルべママにも報告したけれども、本当に子供って可愛いですね。
特に、この地域の小学生は身びいきかもしれないけれど、純粋で憎めない子供たちばかりです。
このまま健やかな大人に育ってもらいたいと、心から思ったスベルべコーチでした。
コメント
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