マックスが吠え続けるので、子供を泣きやませるためのごとく軽トラに乗せて出掛けた。
昨日の朝のことである。そして、向かった先は我が家から北方に見える山の上。
以前にも紹介した蕎麦の「山里食堂」がある「木沢集落」方面です。
集落に着く手前で、我が家の方向を見下ろします。
昔、写真好きの床屋さんから、秋の一時期ここから霧の上に浮かぶ越後三山が絵になると聞いた。
昨日の朝は、反対に越後三山は雲に隠れ、我が家を含む盆地だけが良く見えた。
重なる山々に囲まれた我が町が見えるが、我が家は右の尾根の陰で見えない。
手前の山裾を走る道路は「関越高速道」です。
ちなみに、もっとも遠方は雲では無くて越後三山の山裾の雪です。
木沢集落の上のはずれのトンネルを越えると、眼下に「峠」集落が見える。
住民は全員が離村したとも聞くけれど、農作業、養鯉業のための作業所に使っているのかも知れない。
手前の養鯉池は水が干されているけれど、錦鯉は越冬のため、別のところの屋根付きのイケスに入れたのでしょう。
遠くに目を転じるとフタコブラクダのような姿で「権現堂山」が見える。
あの山も数日前には雪で真白に見えたけれども今は消えています。
今は降雪を待つばかりになってしまった山里。
間もなく、この風景は白一色の世界になってしまいます。
(続く)