(ようやく雪が消えた山の畑です。車が見えないから歩いて登って来たのでしょう。)
「スローライフ・スローフード」は忙しい(その1)
物心が着いたころから畑にいたと言っても過言ではない。
何せ雪のない季節は毎日畑に通う母に着いて歩いたのですから。
でも、手伝いなんて名ばかりでアリやトンボなどの昆虫を観察したり、
野鳥の巣を探したりと遊んでばかりいたのでしたが。
山の畑は今と同じに豊かな自然囲まれた静かな環境。
畑へは急斜面の九十九折れを登って通い、道々で山菜を採りながら往復したものです。
何しろゼンマイでもキノコでも少し動いたら手に入ったのでしたから。
年齢を重ねると手伝いの割合は徐々に増えたけれども、手伝いは手伝い。
畑仕事も他の仕事も同じだけれど、自分が主体になってやらないと身になんてつかないものです。
人並みに高校を卒業し、当時の国鉄に就職しましたが、ますます畑仕事からは離れるばかり。
そんな状況が一変したのは、当時還暦を迎えたばかりの母が病を得て入退院を繰り返すことになってからです。
(続く)