畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載205「ご飯を炊く」(その3終わり)

2019-07-28 05:24:25 | 食べ物

    ご飯を炊く(その3終わり)

炊き上がったご飯の香りは、ぬか臭さが抜けたら、薫り高い美味しいご飯に仕上がるのです。この方法で米を研ぎ始めたらなんと古米も新米の香りになってしまうのだった。

仕上げに、炊き上がったらすぐに、シャモジで掻き混ぜることも忘れずに。

 この美味しい炊き上がったばかりのご飯は、亡父に倣って必ず仏様に備えてから、自分たちの茶碗に盛ることになる。暖かなご飯と、同じく熱々の味噌汁。そして、納豆と残りおかずと漬物がほぼ定番。時折これも私の自慢の卵焼きも登場し、我が家の最上の朝食、一日のエネルギー源となる。

晩酌の度を過ごしてしまった場合は別として、普段は夕食後に食器を洗い、米を研いで予約タイマーをセット。そして小鍋に水を張って煮干しを浸して一連の夕食行動は終わり。

 夫婦同士でお茶のみの際などにこの話をすると、奥さんは「羨ましいー」と言い、旦那さんには「家内の前では言わないでくれよ」なんて言われてしまうことになるのだが。

             (終わり)

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すすめ!じょせつきかんしゃ(その2終わり)

2019-07-28 05:00:59 | 暮らし

 幼児用の絵本侮るべからずですね。

描いた画家は女性のようだけれど、資料はどういう風にして入手されたのでしょう。

 

  お、スベルべ青年が窓から顔を出していますよ。

と、言いたいところですが右端の席は副操縦者の席で、正操縦者、責任者のスベルべはいつも外からは見えない真ん中。

 

  極度の緊張を強いられる実作業も大変だったけれど、作業後の後始末も大変。

機関士に、除雪部の中に入ると通告していても、やはり怖かったですよ。ゴトンと掻き寄せ部が回ったら潰される。

 事実、北海道でしたがこのDD53よりも一回り小さいDD14の清掃中に機械が回って死亡した事故も発生。

少し小さめに描かれていますが、回転翼なんてスベルべの慎重ほども有りましたからね。

 

  最後のページには詳しい構造まで描かれていました。

そして、全体の編成まで描かれていますが、プッシャーと言う後押し機関車まで入れて3,000馬力だったのかな。

 これを見て作者の絵が国鉄から得た情報によるものだと理解しました。

重ねて言いますが、下の絵のロータリー部が改悪後の絵。初めは運転室は投雪口の前に有りましたからね。

 

  何回も紹介している写真ですが若き日のスベルべが茶色のウインドブレーカーを着て初期型のDD53-3の前に立つ。

官給品の紺色のアノラックを嫌う、少し生意気な20歳代のスベルべでした。

 ま、心意気と思っていただいたら嬉しいのですが、定年退職間際の先輩たちまで叱咤激励していましたから。

1歳4か月になる孫が「ポッポ、ポッポ」と言いながら読むことをせがむようになりました。

 パソコンからこの写真を取り出して見せましたが、まだ説明してわかる年齢では有りません。

何時の日にか、孫が呼ぶところの「ジーちゃん」の雄姿を見せてあげることにしましょう。

          (終わり)

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