畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「木天蓼」を採る(その2終わり)

2019-07-17 04:36:47 | 山菜

 薮をかき分けて次々と見つけては収穫。

一粒食べてまた、旅を続けたことからの名前が「またたび」の語源だとも。

 

  何かの病気になってしまったのか、枯れてわずかに残るだけになったが我が家の裏にも植えていた。

毎年、大量の実を着けてくれてしかもそれは、このような異形ではなく、正常な形の揃った実でした。

 

  「マタタビ酒」も薬効があると聞き作ったことが有ったけれども辛くて飲めたものでは無かった。

何かで調べて、「マタタビ酒」は熟して橙色になったものを使う事を知り、その通りにしたら薫り高い酒になったのでした。

 

  「猫にマタタビ」の例えもあり、猫が好み美酒に酔ったかのように陶然とした表情を見せるほど。

馬鹿なスベルべは一度、ライオンの前に投げてみたいと言う誘惑にかられるのだけれど、まだ機会がない。

 

  結局レジ袋に二つほどの収穫。帰宅してボウルにあけるとこんな量でした。

家には昨年の物もあるし、そんなにたくさんは要らない。考えて海辺に住む知人に聞いてみた。

 昨日の夕方、自作の「エゴ練り」持参で引き取りに来てくださいました。

海の住人と、山の住人はこうして時々美味しい物、珍しい物を交換していて「海幸彦山幸彦」と言ったところかな。

          (終わり)

コメント
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