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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載204「下ろし雑炊」(その2終わり)

2019-07-22 12:35:37 | 食べ物

 塩少々で味付けし、香りづけに醤油をたらりと。


 ネギの小口切りも欠かせないポイント。


 あまり煮過ぎないのもコツと言ったらコツかな。


     下ろし雑炊(その2終わり)

 退職し、家にいるようになり、まだ勤めていた妻が仕事で不在の時には父と二人きりになると、

よくこの雑炊を作ったものでした。

こんな風に、少し凝り時間も少し掛けて作った雑炊は不味いはずも有りませんよね。


 でも、昔、そう子供のころに朝食時に残った味噌汁にご飯を入れ、炉端の鍵つけに下げた鍋で作った雑炊は、

不味くて好きでは無かった。

でも、そんな貧しい食事に不満で不機嫌になる自分が、また情け無くてそそくさと掻き込んだものだった。


 大根そのものも今のような匂いの薄い「耐病総太り」などでは無くて、

独特の大根臭とも言うべき香りと言うよりも匂いがしましたね。

 もっと、簡単な食べ物にはお粥なんてものさえありました。

お粥だって中華粥とか洒落たものも有るわけだけれど、昔の普通の家庭で、

忙し時間をやりくりして作るなんて考えられもしない時代でした。


 野菜も一昔とは違ってきて、品種改良が進み、考えられないような美味しい品種も生まれてきていて、

その点でも良い時代になったものだと、つくづく思うのです。

               (終わり)

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いらっしゃい親子3組(その1)

2019-07-22 05:13:38 | 暮らし

 昨日は朝7時集合と言う早い時刻に我が家の前に到着の親子3組。

早速、山の畑へと向かい楽しみにしてもらっていたジャガイモ掘りです。

 

 もっと沢山の希望者がいたらしいのですがスケジュールが合わずに3組だけ。

みんなで並んでジャガイモ掘りの開始です。「わー、大きい!」と歓声が上がる。

 

 慣れた親子などいつも山の畑に来ると裸足になります。

土に肌が直に触ることは何か身体にも良い作用があるらしい。もっとも農薬無仕様の場合だけですが。

 

 このお子さんは1歳4か月。我が家の孫と3週間違いの同学年候補。

さすがにジャガイモを掘るという訳には行きませんでしたが、次のトマトの収穫には興味深々。

      (続く)

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