畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「木天蓼」を採る(その1)

2019-07-16 04:55:22 | 山菜

 マタタビを漢方薬名では「木天蓼」 と呼び珍重します。

山の畑に向かう広域農道の脇に一か所あり、先日車が一台停まっていた。

 マタタビは葉の一部が白くて目立つために見つけやすいのです。

全部採られてしまったかと思ったけれど、軽トラを停めて近づくと沢山の実が見えた。

 

  その場所でもレジ袋に半分ほど採ったけれど、昨日は雨模様のことも有り近くの山へ向かった。

思った通りに沢山の実が見える。木天蓼として珍重するのはデコボコのカボチャのような姿の実です。

 

  雨でレンズが濡れちゃいましたが、普通のマタタビと木天蓼と呼ぶ実の二つを同時に撮影。

ある種の蜂が刺すために変形すると聞いていたけれど、その記憶は間違いでした。

 開花時期にマタタビアブラムシと言う虫が小さな実になる部分を刺すためだそうです。

実を割って虫の卵が無い物かと調べたけれども無かったのはこういう訳からだったのですね。

 

  左情報に手袋をしたスベルべの手が見えます。

昔、マタタビの枝にアシナガバチの巣があり刺されたことが有りますから。先日の二の舞は嫌ですからね。

 

  先日広域農道の脇に車を停めていた御仁はこのデコボコとしたマタタビ、木天蓼を嫌ったのでしょう。

でも、塩漬けにしたらこちらの別名「花マタタビ」の方がコリコリとした食感で美味しいのですけれどもね。

         (続く)

コメント (2)
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