畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

プラムにアシナガバチが!(その2終わり)

2019-07-07 07:52:08 | 自然

 急きょ三脚から下りて家路を急いだ。

調べると、刺されたの左手人差し指の内側第二関節当たり。 

 

  ズキンズキンと心臓の鼓動に合わせた波動的な痛みが走ります。

取り敢えずこの「キンカン」を使いましょう。成分には虫刺されに効くと言うアンモニアも含まれていますから。

 

  「キンカン」で応急処置を施したのち、押っ取り刀ならぬ、押っ取り枝切り持参で舞い戻った。

まだブンブンと飛び交っているアシナガバチにかまわず、周辺の枝から切り取り始めついには蜂の巣もゲット。

 中には枝切りの柄を伝って犯人に立ち向かう勇敢な奴もいたけれど、スベルべには敵わない。

ま、意外と素直ですね。これが黒スズメバチ(別名ジバチ)だったら大変。顔面をしつこく狙ってきますからね。

 

  もみじのような?可愛いスベルべの手だけれど、ほら、人差し指がこんなに腫れちゃいましたよ。

中指の付け根をついでに見て頂戴。名誉のタコの後が剥け始めていましたよ(笑)。

 

 さて、中からアルコール消毒をしようかな、なんて言いながら冷たいビールをゴクン。

その頃には腫れが手の平の中ほどまで広がっていましたね。ま、いわゆる蜂に強い体質で助かりましたよ。

 ところが今朝目覚めて左手を見ると手袋をしたかのように腫れていました。

体温もそこだけは火照るように暑くなっていますね。ま、もうしばらく様子を見ましょうか。

          (終わり)

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連載202「お握り」(その3終わり)

2019-07-07 04:28:11 | 食べ物

        お握り(その3終わり)

 日の出前と言えば、気温も最高に冷え込む時間帯。

ましてや、寒さ冷たさを防ぐ、ウェッダーなんて洒落たものも無く、ジーパンにキャラバンシューズと言ういで立ちで、

冷たい水に入るものだから、寒い事はこの上無し。

そんな状態で川原の少しでも早く日が当たり出し、少しでも早く暖かくなる場所を選んでおにぎりを取り出して朝食となる。


 ガタガタと体を震わせながらも食べる、その「筋子お握り」は何物にも代えがたい美味しい物だった。

ようやく腹が落ち着くと、ようやく芽吹き始めた木々の美しさに気が付くというような岩釣りでもありました。


 そんな思いでともに、釣りばかりでは無く、登山でもいつも食べていた、色々なお握りが思い出される。

味はシンプルな「梅干しお握り」も美味しいけれど、「タラコお握り」「筋子お握り」は、

今食べてもいつも美味しい好物になっている。


 最近どなたかのコラムで拝見したけれど、「お握り」か「おむすび」かと言うお話。

その説明は「お握り」は握り鮨に通じ、「おむすび」は縁を結ぶと言う目出度い意味も込められていると言う。

でも、やはり長年慣れ親しんた「お握り」いえ『握り飯』と言う言葉に愛着を覚えるのです。

        (終わり)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラムにアシナガバチが!(その1)

2019-07-07 04:03:51 | 自然

 梅雨も中盤から終盤に近付いたかと思われるこの頃、畑の隅のプラムが急激に色づいてきました。

プラムは旧国鉄官舎の脇の畑と農天市場の畑に一本ずつ植えてあります。どちらもたくさんの実を着けました。

 

  実が付き始めても何年かは数が少なくて、異種のプラムを混植しなければだめなのかと思ったことも。

でも、単に木自体の成熟度が間に合ってなかったのか、直径20センチを超える大木になったら多くなるようになりましたね。

 

  ほら、中にはこんなに大きくて持ち重りのするような大物までありますよ。

アメシロの共同防除を「もしも発生したら自己責任でやる」と断っていた会が有ったと言うものです。

 

  収穫に厄介なことは木が大きくなりすぎて簡単に手が届かないと言う事。

枝が張り出した周辺部はともかくとしても、中心部の高いところの収穫は諦めざるを得ませんね。

 

  そこで、あらかじめ軽トラに載せていった園芸用三脚を建てての収穫となったのでしたが・・・。

喜び勇んで手を伸ばし、レジ袋に半分ほども採ったところで左手に激痛が走った。

 見ると、握った枝の当たりに大きなアシナガバチの巣があり、10数匹も群れていたのでした。

激痛の走る左手の人差し指に、毒針を刺しなおも手足でしっかりとスベルべの手を掴んで離さないどう猛さです。

           (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする