畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載237「こんにゃく」(その3終わり)

2021-01-31 04:36:46 | 野菜

  

 大きいですよー。

 

手作りコンニャクの完成

 

 こんにゃく(その3終わり)

 さて、もっと大きくしようと思ったら、その2~3キロの「種こんにゃく芋」を植えればよいのだが、ここがまた難しい。大きく成長しすぎるとひゅるひゅると伸びた芽の先端に奇妙な花が咲き、「こんにゃく芋」そのものは萎んだような状態になり食べられなくなる。

何事も欲張ってはいけないということか。一度見事な数キロの大きさに仕上がったこともあったが、こんにゃく作りのベテラン、大先輩には「リ(粘り気)が薄くなってうまくねーぜ」なんて言われてしまった。

 若いころは大した栄養価もない食べ物、なんて馬鹿にしていたが、なんとお腹に大切な食物繊維が豊富だということでその価値を見直した。

      (終わり)

コメント (2)
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