畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

山を見ると思い出す「苗場山」

2012-08-26 05:05:23 | 登山

先日朝日を写した際に、西に視線を転ずると遠くかすんで見えたのは苗場山だと思われる。
苗場山にも三回ほど登ったのかなー、山頂の広さが特徴のやはり、新潟を代表する山か。


 もうあの苗場登山から20年も経ったのかなー。
列の後方に妻を先頭に歩く、娘二人の姿が見える。


 小赤沢コースで苗場山へのコースとしては短くて楽なコース。
でも、グループを乗せたマイクロバスの運転が乱暴で、特に上の娘は酷い車酔いで苦しんだったけ。
体調に心配したけれども、歩き始めると体調も徐々に回復し、無事に頂上を目指したのだった。


 この可愛いリュックを見ると、下の娘も10歳前後の感じです。
これはきっと、当時の「町民登山」と称する山の会が実質引っ張った行事でした。

 十月十日の体育の日の行事で、この日は本当に素晴らしい天候となり、
遠くの山々まで綺麗に見えたことも思い出されます。
そして、この苗場山登山も遠い、遠い記憶の彼方になってしまいました。
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魚沼砂漠

2012-08-25 05:25:17 | 

今年は梅雨も空梅雨気味だったが、その後も極端に雨量が少ない魚沼です。
八月になって雨の記憶は、皮肉なことに開催を悩ませた夏祭りの日の雨くらい。
散水していない畑など、本当に砂漠のように乾燥しきってしまった。


 日照りに強い作物のさつま芋もご覧の通り葉が赤くなり始めている。
これでも何回かは散水しているのだが、文字通り「焼け石に水」状態です。 


 ニンジンは何回にも渡る全面散水で何とか息をしているけれど、
いくら水を播いても、根元はやはりサラサラの砂漠状態なのです。


 昨日も朝のうちに400リットルタンクを水で満たし、山の畑まで三往復。
今年ほど、小型ツーサイクルエンジンのポンプを有難いと思ったことは有りませんね。


 山の畑の帰りには、もちろん下の畑用に再び、タンクを水で満たす。
そして、下の畑二か所の茄子や、ピーマンや、ショウガなどに散水しているのです。 


 炎天下の午後二時過ぎに、やけっぱち気味で土の消毒とばかりに山の畑を耕した。
すると、暑さと酷使に悲鳴を上げたトラクターはストライキを起こし、ピクリとも動かなくなってしまった。


 運の悪い時ってこんなもので、山の畑のもっとも奥のところでの故障。
農器具屋さんに炎天下を駆け付けて頂き、ワイヤーロープでようやく引き出し車に載せる。

 このトラクターも無くてはならない大切な子分だけれども、中古を購入して7~8年。
こんな機械は走行距離では無くて、エンジンの使用時間を示す「アワーメーター」で寿命を計る。
わが、大切な「赤いトラクター」もメーターは720時間を越える数値を示しています。

 でも、もう何年働けるかも分からないのに、新車にするのも冒険だしなー。
上手く使う人は2,000時間も使い続ける人もいるるとも聞く。

 農器具屋さんには、治るようだったら、全体をメンテナンスし、擦り減った大切な鋤、「ブラウ」の交換も依頼。
ま、たとえ治ったとしてもかなりの出費になる事は間違いなし。
いやはや、秋の野菜の時期になると言うのに、雨は降らないし、トラクターは壊れるし、頭の痛いことです。
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遊びをせんとて生まれけむ

2012-08-24 05:44:02 | 暮らし

 昨日の夕方は、畑で散水作業を終え、同じく草取りを終えた妻と川に行った。
実は、先日マックスと散歩で魚野川に行った際、川面に撥ねる小魚を見て釣りを思い出したのです。
仕事着のまま、足元だけゴム製のサンダルに履き替えて川に入ります。


 一回では釣れなかったけれども、妻思い?のスベルべは待っている妻に交代。
妻も何度も「毛バリ」を流すけれども、どうも食いが悪い。


 マックスは何回か川に入り水を飲んだりしていたが、釣りには興味を示さない。
以前飼っていた猫の「オジ」は私の釣りを覚え、魚食べたさに川まで付いて来たものだったが。


 釣り具屋にも中々この「毛バリ」は置いてないようです。
小出の釣り具屋で、一セットだけ残っていたものを買ってきたのでした。

 堀之内の釣り具屋では「置いても最近は売れないんですよ、子供は川に行くなと言われているし」と言われる。
なるほどね、私なんて小学生の時にはバラ売りの「毛バリ」を買って自分でセットしていましたよ。 


 本当は、この流れたコンクリートブロックの上手に行きたかったけれども、まだ鮎釣りが居て遠慮。
ちゃちな竿を振る、「毛鉤釣り」が「鮎釣り」の邪魔なんて出来ませんからね。


 でも、こんな夕景色、日没時の風景も捨てたものではありません。
釣果は無くても冷たい水に足を浸し、一瞬の涼を得ただけでも儲けものってところ。
 

 その後も移動しながら「毛鉤」を流したけれども、なんと一匹の釣果も得ることはできなかった。
還暦を過ぎた夫婦の戯れに、小魚たちも付き合ってはくれなかったということです。

 チョイと昔は、たちまち2~30匹の釣果は有った物でしたけれどもねー。
子供の頃は、百匹の釣果を目指して頑張ったものでしたよ。

 でも、魚野川にも鮎釣りの釣り師の姿が見えてめでたし、めでたしです。
ここ数年は、川鵜の食害と環境変化で鮎が釣れず、釣り師の姿は皆無でしたから。
昨年の大水害は、こんな置き土産も置いて行ったようですよ。 
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ピンキーとアイコと

2012-08-23 05:03:13 | 

 極端に少ない八月の雨量に野菜たちは悲鳴です。
少し前には、この薄皮が特徴と言われていた「ピンキー」も沢山採れたのに雨不足で終わりが近くなっている。
「ピンキー」は、色もまるで「サクランボ」のような綺麗な色合いです。


 右側の「アイコ」は皮は固いけれども、味ははっきりとしていて果物のよう。
黄色い「イエローアイコ」も作ったけれども、収穫最盛期を前にほとんど枯れてしまった。


 この黄色の大玉トマト「桃太郎ゴールド」も半数以上が最盛期を前にして枯れてしまった。
ここのところ毎年、トマトは中々上手く行かず今年も結局半分以上が収穫前に枯れてしまった。


 連作障害では無いかとも言われるが、そうばかりでは無い。
これは「ピンキー」の成り姿だけれども、こんな風に房状に実ってくれたら最高なんですが・・・。


 昨年は大水害で、トマトはビニールの覆いの上まで完全に水没。
全滅してしまったけれども、皮肉なことに「イエローアイコ」は大豊作の気配だった。
今年も、「アイコ」の何本かは素晴らしい収穫を見せてくれたのでしたが・・・。


 畝の向こう側には枯れてしまった「アイコ」が沢山見えます。
今年は、畑の一角に水害で水田に堆積した土をダンプカーで何台も運び入れた。

 今のところ、忙しすぎてそのままにしてあり、膨大な草の茂みになったけれども、
来年は、バケット付きトラクターを借用して、整地しそこにトマトを植えてみようかな。

 アッ、とそこで思い出しました。
昨日は炎天下の二時過ぎにトラクターでジャガイモの収穫後を耕したのだが、
もっとも奥の畑のコーナーを耕している際に「がりがり」と異音がしてトラクターが停まってしまった。
クラッチ系統か、ギヤボックスのピンかシャフトが折れたのだろう。

 これから朝仕事をして、会社が始まる時刻になったら電話を入れよう。
でも、故障したトラクターの居る場所が悪いなー。
畑のもっとも奥だから、簡単に引き出す訳にも行かないし・・・・。

 本格的な秋野菜のシーズンを前に困った困った。
大ピンチでも有ります。
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朝日の照らす山を見て

2012-08-22 04:40:37 | 風景

 まだ日が昇る前に山の畑へマックスと向かう。
山道を登り、山の上の平らな部分にたどり着き、朝日が登る気配に軽トラを止める。
村々の上には霞がたなびき、正に日が昇らんとする一瞬。


 権現堂山からお日様は顔を出さないけれど、高い越後三山には既に朝日が当たっている。


 上権現堂と下権現堂の間から明るい日差しが感じられてくる。


 朝日が顔を出した一瞬。


 再び越後三山に目を転じた後、畑へ急ぐ。


 軽トラに乗せた400リットルのポリタンクの水を散水し、朝露に濡れた草を刈る。
しばらく草刈りをし、汗ばむ頃には太陽は頭上高く暑い日差しを注ぐことになる。


 畑の手前で軽トラから飛び降りて一走りしたマックスは、その後畑の周りで遊んでいたが、
そのうちに、畑に吹くさわやかな朝風に朝寝を決め込む。


 マックスに声を掛け、リードを付けて歩く。
今年は水害も無く、暑いけれども稲は今のところ順調に生育している様子。


 昇り切った太陽に照らされ、暑そうに見えてきた越後三山。
さて、帰って朝ご飯にしましょう。

 秋を感じさせる涼しい風も吹き始めました。
雨の降らない日々が続き、秋野菜の種まきも心配だけれど、なーに、そのうちに雨も来ることでしょう。
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