畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

標高差140メートルの違い

2014-04-15 11:54:12 | 山菜

 昨日の朝は、山へ朝の散歩へ出かけました。
山の端から見る「農天市場」の畑や周りの田圃には雪が全く無くなりました。


 でも、山の畑はご覧のとおりで、消雪促進剤の効果で我が家の畑だけは土が顔をのぞかせていた。
農天市場および我が家の家の標高は75メートルほど。山の畑は205メートルほど。
標高差140メートルほどでこんなに降る雪の量が違うのですね。


 消雪促進剤と言っても、何かを焼いた真っ黒なカーボン。
これを播くだけで雪の消え方がグンと進むのです。


 島状態になって消え残っているのは散布が均一で無かった証拠。


 ラッキョとアサヅキが黄色の新芽を覗かせています。


 隣の畑はまだ50センチほどの残雪。


 道路もこんな状態で除雪したところは出ているが畑へはまだ軽トラで行けません。
面白いものですね、この僅か140メートルの標高差でこんなに雪の降り方が違うんですから。
でも、ここの山の畑で作る野菜のおいしさの秘密もその辺に有るようですね。
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熊目撃情報!

2014-04-15 05:04:57 | 山菜

 2、3日前に各戸に「熊目撃情報」が配られた。
内容は10日に「あじさい公園」付近で二頭のクマが目撃されたというもの。
マックスと朝の散歩で山の畑に行き、その足で現地に向かって見る。


 二頭の目撃情報とは別の情報が張ってある。
「あじさい公園」なんてつい、この先何百メートルも無い位置。


 道路を登って見たい欲望にもかられたけれども我慢して帰る。
だって、忙しい畑仕事と、ケーブルテレビの撮影が待っているのですから。


 山の畑の帰り道に見た「カタクリ」の花。
カタクリが咲く頃になるとクマも冬眠から目覚めるのでしょうか。 


 まだ山の上には50センチもの雪が残っています。
冬眠から覚めて餌を探すとすれば、雪が滑り落ちた斜面でしょう。


 うーん、見えないかなークマが。
なんて思わず斜面を見つめてしまう。

 近年近くでも、熊そのものでは無くて足跡や糞が見られたと言う話が有った。
まさか、なんて思ったり、カモシカを見間違えたんじゃないかとも思っていた。

 でも、今回の目撃情報は信ぴょう性の高いもの。
えー、我が家の後ろの山では、カモシカも見ましたよ、サルもみましたよ。

 でも、クマはまだ見ていないし見たくも無いですねー。
今回の目撃情報の位置は上越線の線路から直線で200メートルも無い地点。
国道からも見える場所ですから、凄い話になって来てしまいましたね。
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朝日を浴びてマックスと歩く

2014-04-14 04:51:24 | 風景

 昨日の朝は冷え込みましたね。田圃の水面なんて氷が張っていました。
そんな中、6時前にマックスと冷たい空気を浴びながら堤防を歩いていると太陽が顔をのぞかせます。


 寒さには強いマックスは、こんな霜の降りるような朝は元気です。
朝日を浴びた顔はなんだか若返ったかのように見えますね。


 「上権現堂山」と「下権現堂山」の丁度真ん中から顔を出す太陽。


 日当たりの悪い堤防の内側、川岸にはまだ雪も残っている今です。


 川岸の枯れ草は霜で真っ白に見える。


 今ころは雪解け水で水量の増える魚野川だけれども、さすがに朝はまだ増水も無し。
何時ものコースを歩き、最後はさつま芋の「苗床」を覗いて帰ります。

 昨日は午前から昼食に掛けて南魚沼市浦佐地区を訪れ夫婦で講演を聞き、
珍しい「ウズベキスタン」の食べ物で昼食を食べる機会を得ました。そのお話はまた次に。



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「お風呂が湧いたよー」

2014-04-13 04:50:38 | 野菜

 「お風呂が湧きましたよー」って声を掛けられたのは「さつま芋」。
教科書通りにさつま芋を温床に入れる前に温湯消毒です。


 これは「黒斑病」と言うさつま芋の病気を防ぐための手段。
ま、風呂の残り湯で失礼だけれども、鍋と薬缶を動員して沸かしたお湯を継ぎ足し温度調整。


 48℃で40分程度って、人間の入浴だったら湯あたりしてますよ。
さつま芋も、真っ赤になって熱さをこらえています。


 さて、100メートル離れた「農天市場」の芋床へ引っ越しですよ。


 晴天の下、準備の整った芋床へさつま芋の種芋を並べます。


 さー、風呂上がりの「安納芋」ですよー。


 さつま芋の種イモを芋床に敷きつめて、上に籾殻を掛けます。
さー、これで午前中の仕事は終わりです。

 その後、午後はまたハウスの中で種蒔きをします。
それが終えて昨年の後始末のマルチシート剥ぎと夕方まで仕事は続きます。

 ようやく、身体も畑仕事に慣れてきた感じもします。
ネバーエンディングストーリー。終りの無い畑仕事は続きます。
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ハルイダシ?!

2014-04-12 05:04:20 | 暮らし

 今月一日あたりから畑仕事は一期に最盛期に突入。
種を播き続け、ジャガイモの種イモの仮植えをし・・・・。

 次に待つのは「芋床」への種イモの伏せ込み。
もう、次から次へと際限も無く迫られる仕事の内容が頭の中を占める。

 今日は直売所「百菜花ん」の総会とマックスの狂犬病予防接種が重なったと思い込み焦っていた。
でも、出掛け先でスベルべママから入ったメールは「マックスの予防接種は17日でした」なんて内容。

 思わず「ボケたのはマックスだと思ったら、飼い主の方だった」なんて返信をします。
この写真はスベルべママが切断して準備した「十勝コガネ」の種芋。
実は一コンテナ分は既に畑に運び込んでいますからもっと量は有りますよ。

 でも、夕方スベルべトーちゃんが「百菜花ん」の総会後の懇親会でご機嫌になって帰還すると、
この十勝コガネ、約400株はスベルべママがちゃんと仮植えを済ませていました。


 さて、こんな風に一気にエンジンをフル回転させたら報いが来ましたねー。
一週間前から首筋が痒くてたまらず、チェックするとなんと結構大きな粒の発疹が見られます。

 忙しさを言い訳に行かずに済まそうと思ったけれども症状は好転の気配無し。
おりから来宅中の人生の大先達「スベルべママママ」に病院に行く前に聞いた。

 「バーちゃん、こっけんなったけど、こりゃ、何だろの?」なんて。
「トーちゃん、昔からハルイダシなんて言ってそう、急に春の強い日ざしに合うとそっけん事も有ったてー」
なんて、優しく大切な婿殿に語って下さいます。

 忙しい時間を塗って皮膚科に行った先生の診断はなんとスベルべママことバーちゃんの言葉と同じ結果。
「ほら、首筋の後ろに集中してるでしょ、急激に強い陽射しに合うとこんな事もありますよ」なんて返事。

 「それじゃ、モグラがいきなり強い日ざしに見舞われて、ひっくり返ると同じ事かなー。」
なんて呟くスベルべトーちゃんのジョークも先生、看護師さんのお耳には届いたかしら?
にこりともせずに、「薬を出しておきますから使った見て下さい」なんて言われました。

 さて、モグラのように繊細で柔らかな肌の持ち主、スベルべトーちゃんは今日も畑へ行きましょう。
もちろん、頂いた塗り薬は二晩使ったら首筋の湿疹は快方へと向かっていますから。

 
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