畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「ゼンマイ」を絶壁の山で採る(3終り)

2014-04-28 04:36:51 | 山菜

 帰宅は10時を少し過ぎた頃。
採って来た「ゼンマイ」をムシロに広げて、下の畑に行き「ズッキーニ」の畝作り。
疲れ果てて、鍬を握る手も覚束かず杖代わりにしてやっと立っているような感じ(笑)。


 昼食の後、一人で休憩代わりにゼンマイの綿毛を取り始めた。
ゼンマイは遅霜から身を守るためか、こんな綿毛を冠っているのです。


 ごく稀に、こんな「男ゼンマイ」と呼ぶ胞子葉を採って来ている事も有る。
これは固くて食用には適さないとされており、捨てます。


 一人で綿毛取りをしていたら「オーイ、居るかー?」なんて同級生が来宅。
早速頼んで一緒に綿毛取りをしながらしばし歓談。
でも、さすがに二人だと能率も違いたちまち、丸裸になったゼンマイの山が出来る。 


 ガスコンロに掛けた大鍋の湯が丁度沸騰したようです。
昔はバラで入れたり、布袋に詰めて茹でていたらしいが今はタマネギの空き袋に入れて茹でる。
こうすると、鍋の中でひっくり返すのも楽だし、茹であがったらすぐにそのまま持ち出せるから便利です。


 全部のゼンマイの綿を取り、茹で上げてムシロに広げると三枚分ほど。
さて、これを今度は丁寧に何度も繰り返して揉みながら乾燥を続けます。

 パートで出かけたいたスベルべママは「これから帰るけれど何か用が有る?」なんて電話。
ゼンマイをムシロに広げたまま、下の畑へと再び行っていたので「帰ったら取りあえずゼンマイ揉んで」と頼みます。

 朝食前から山菜の「コゴメ」をレジ袋に三つも採り、帰ってマックスの散歩。
そして、朝食後に山へ向かってゼンマイ採り。
結構疲れ果てたスベルべトーちゃんではありました(笑)。

                   (ゼンマイの話終り)
コメント (2)
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