畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

『お客三杯亭八杯』

2014-04-01 05:06:03 | 食べ物

 越後には『お客三杯亭八杯』なんてことわざが有る。
これは酒好きの亭主が、来客を良い事にお客様よりも自分が沢山飲むと言う事です。
さて、我が家の夕食。到来物、取って置きのワインで始まりました。


 お客ならぬ、妻は赤の切子グラス。
それで、三杯ならぬ二杯の赤ワインを頂く。


 亭主スベルべは青の切子グラスで残りをすべて頂く。
うん、いやことわざ通りの八杯は無かったかな。何せ大きなグラスですから(笑)。


 さて、おつまみと言うかおかずは、ササーッとスベルべママが仕上げた物。
小女子を炒り、剥き胡桃と合わせてたぎった砂糖を絡め胡麻を振った物。


 サラダが一鉢。


 自家製コンニャクとレンコンのきんぴら仕立て。


 「高菜の煮菜」です。塩漬けの高菜を塩抜きして味噌味で仕上げた物。
普通は野沢菜の塩漬けで作るのだけれども、高菜で作っても美味しく、食物繊維たっぷりです。


 年寄りの夫婦になっても、修行僧ではないからたまには肉も食べたくなる。
豚肉をさっと炒めた一品です。

 冬から早春にかけては、比較的のんびりとした暮らしをしています。
アレッ、そろそろ夕食の時間だと思うけれども、中々手芸を止めないなー。

 なんてスベルべママを見ていると、やおら腰を上げ炬燵を出て間も無く「ご飯の支度が出来たよー」。
この間30分足らずですが、勿論高菜の塩漬けの塩出しなどの事前の準備は出来ていますがね。

 心配事は無くも無いけれど、取りあえず乾杯と行きましょ、一日の締めくくりだもの。
こんな風に、時にはワインを飲み、時にはビールを飲み、時には酒を飲み、
そして時には焼酎を飲み老境の二人の夕食は進みます。はい、今日も一日無事に働けました乾杯。
コメント (2)
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