畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

コンサートに行く

2015-01-18 05:09:26 | 暮らし

 友人夫妻に、そのコンサートの存在を教えてもらい、そして誘われて昨日行ってきました。
なんと、造り酒屋「朝日酒造」を会場とした『SanDo concert』と言う集いです。



 驚くべき会場。
左は出来上がった酒を瓶詰にしたりする工場なのです。



 エントランスホールと言うか、その工場の反対側の片隅が会場。
音響効果も抜群と言うその会場の最前席に四人で席を取ります。



 さすがに酒屋さんだなと思えるのは「ウェルカムドリンク」としてお酒が出ている事。
一口だけ頂いてみましたが、すぐに3時開演の時刻となります。



 昨日は使われなかったけれどもピアノも中々の名器だとの事です。
間も無く、弦楽四重奏が始まります。



 もちろん、演奏中の写真など撮れませんから以下は残念ながら想像していただくしか有りません。
演目の構成も中々洒落ていて、初めに1.17と言う事でそれを意識した曲で始まります。



 次に「名優を忍んで」と言う副題で、昨年没した俳優さんたちに関連した曲の演奏。
「高倉健」さん関連した局は映画『鉄道員(ポッポ屋)』で使われた曲です。

 目を瞑って聞くと、吹雪の駅にたたずむ高倉健演ずる駅長の姿がまぶたに浮かびます。
そして、物語が頭の中に浮かび、情けない事に涙があふれてくる始末。

 そして、涙も乾かぬうちに最前列と言う事でテレビのインタビューを受け、困った事態に。
言葉に詰まりながらもなんとか終えると次の演奏に入ります。

 驚きの『越後酒屋唄』です。
小千谷の音楽家が、DVDに録音し、何十回も繰り返して聞きながら採譜し弦楽奏向きに編曲されたものだとか。

 音楽って本当に素晴らしいものだと感動させられました。
バイオリン、ヴィオラ、チェロで正に酒造りの作業歌を再現するのですから。

 なお、このコンサートは毎月開かれ、来月二月は50回記念で特別の企画が有ります。
興味のある方は「朝日酒造」のホームページをご覧ください。
最近の造り酒屋さんって本当に洒落れた事をなさいます。
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冬の堀之内遊歩道(その4)

2015-01-17 09:54:01 | 登山

 頂上付近には御嶽山を祭った石の祠と、大きな石塔が有り、この山の通称は「御嶽山」でもあります。
不信心のスベルべは簡単に黙とうをしたのみですが、スベルべママは丁寧にお参りをしていました。

 その、祠の先は行く人も少ないので道も柔らかく、時間の関係も有り引き返します。
先の、亡き友の慰霊碑のあたりにたたずむ人影が見え、その右の杉の木の下に亭(あずまや)の屋根の形が見えます。

 風景を見ていると、後から登って来た薄い髪に無帽の、特徴ある先輩の姿が目に入ってきました。
なんと、途中の避難小屋から鉄製のスノーダンプを担いで来ていて、あの亭の屋根を掘り出すのだと驚かせます。

 でも、もっと驚いた事にやはり山の会の先輩が、背負い子にスノーダンプを着けて来たのです。
二人で、屋根雪を下ろすと言うか、屋根を深い雪から掘り出すと言うのですから驚いた先輩たちです。



 少し休憩をして、元来た道をたどって帰ります。
下に広がるのは堀之内市街地です。



 これで、マックスが若くて一緒に登れたら最高なんですが。
スベルべママの服装は、ウエストバッグを付けたのみの軽装備ですがリュックを背負ったら冬山スタイルですね。



 この堀之内遊歩道は、ほぼ365日登山者の姿が見えない日は無いとも聞きます。
事実、この日も何人ものペアや、単独行者に出会いましたね。



 尾根の下は急斜面で、全層雪崩の跡が散見されます。
なおも下り続けると、下から見覚えのある登山者の姿が見え始めました。

                 (続く)


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お・も・て・な・し

2015-01-17 07:27:05 | 食べ物

 先日、フレンチレストランの皆さんをお招きした際の食べ物です。
フレンチのオーナーシェフと、スタッフをお招きするなんて神をも恐れぬ行い(笑)。



 対抗しようとて、対抗のしようも無い。
我が家産の野菜と、スベルべ採取の山菜で勝負と行きましょうか。



 到来物の珍品。魚沼の伝統食べ物です。お、飾りの赤い花、椿?牡丹?は大根の紅クルリ製。
「ホッケの飯鮓」二品。シェフに悪戯心で食材を訪ねると「アマダイですか?」と。



 揚げものに沿えるキャベツは二種類。
うーん、揚げものも二種類、いや三種類ですね。



 おっとっと、おまけのような御馳走は「オデン」です。
まだまだ、御馳走は出て来ますからね。

                      (続く)
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冬の堀之内遊歩道(その3)

2015-01-16 05:11:12 | 登山

 高所恐怖症気味のスベルべママは、立ち止まれない、休めない。
で、力強い足取りでひたすら登り続けるのみ(笑)。



 右手の急斜面に底雪崩が発生しています。
その右上には、八海山で遭難死した山の友の慰霊碑と、休憩のための亭(あずまや)が有ります。



 連なる雪の山並み。


 なおも先を急ぐスベルべママ。
しっかりと踏み固められたコースには階段さえ切って有ります。



 頂上に向かって、雲に向かって登ります。
間も無く、登山道も平坦になり避難小屋が見えてくるはず。

              (続く)
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冬の堀之内遊歩道(その2)

2015-01-15 05:11:19 | 登山

 前方にそびえて待つのは「越後三山」の山影。


 ズームを効かせて。


 次の一つのピークに辿り着き下を見るスベルべママの姿。


 振り返って見る我が家の畑方面。


 権現堂山も鮮やかな姿を見せてくれる。


 よーし、もう少し先を急ごうか。

                 (続く)
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