畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雪の山の畑で大根を採る

2015-12-22 11:07:10 | 野菜

 雪が降り始めた17日に、山の畑で最後の収穫をしたと思っていました。
しかし、一昨日20日にもう一度、儲けものの様な晴天に山の畑へと向かったが軽トラは難航。



 まだ、雪の下の雑草などの凹凸が表面に姿を示している。
ウサギの足跡も見えますね。他にもいろいろな動物たちの足跡が確認できました。



 肝心の畑ですが、こちらも雪に覆われてはいますが畝の形状は分かります。
苦労して作った畝、そして苦労して蒔いた野菜の種子。何処に何があるかなんてすぐに分かりました。



 採り残してあったのはこの「天津青長大根」と「オデン大根」の二種類。
ゴムの二重手袋をした手で、積もった雪を剥ぎ取るように除雪しました。



 見つけ出した雪の下の大根は正に宝物。
野ウサギたちも、降雪が遅かったので野草で満腹していたらしく、大根の葉は食べていませんね。



 葉を切り落とし、コンテナに入れる際も慎重に扱わないと、ひび割れてしまう。
ひび割れれてしまうほどに充実した身の大根の味は何時も言うように、美味しさを表す言葉も有りません。

                  (続く)
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掃部ヶ岳に登る(その3終わり)

2015-12-22 05:38:39 | 登山

 「硯岩」に別れを告げて、再び分岐点から「掃部ヶ岳」山頂を目指します。
しかし、この綺麗な木道が曲者。中の土が流れ出て窪み、登山靴の足を置けないほどの狭さなのです。

 そのため、こうして折角の木道を外れて歩くか、木道の丸太に乗って歩くしかない。
(爪先と、土踏まず部分で丸太をを立って登ったスベルべは今も筋肉痛に悩んでいます。)



 また、長い立入れ列となったけれども、道は一歩道で迷う要素も心配も無し。
てんでに無事「掃部ヶ岳」の山頂に立つことが出来ました。



 南西方に向かって視野が開け、独特の形状をした「妙義山」が見えます。
別のグループの声か「スカイツリーが見えた」とか、見えるとかの話声も聞こえましたがスベルべには見えません。



 幾度となく、この地域の山を登っている仲間は「やはり、浅間山の山頂は見えないなー」、なんて言っていましたね。
噴煙と雲とで、山頂が見えることは少ないような会話でした。



 最低年齢50うん歳、最高年齢70うん歳。
元、美少年美少女軍団です。アレッ、スベルべが不在!って当たり前シャッターを押しているのですから(笑)。



 こんな立て看板が有りました。
ま、お役所仕事としては上出来の仕事かな。多少押しつけがましいけれども(笑)。



 廃業したホテルの横を歩き、駐車場へと向かいます。
時代の流れでしょうかねー、こんなに立派なホテルが廃業するなんて。

 さて、全員揃ったところで出発し、伊香保温泉の日帰り入浴施設へ。
ゆっくりと、疲れた筋肉をほぐし、身体を温めたのち帰途に着いたのでした。

 その後いったん家に帰って、夕方6時半からは「山の会」の忘年会。
登山参加者とメンバーは多少入れ替わったけれども人数は、同じ16人。

 山の疲れをものともしない最高齢者と女性とで盛り上がり、二次会へと流れる。
「堀内孝雄」と「松山千春」を一曲ずつ歌い、『声が若い、力強い』なんて言葉にやにさがるスベルべでした。

                (終わり)
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掃部ヶ岳に登る(その2)

2015-12-21 04:46:14 | 登山

 汗をかかないペースで、なんて言いながら登るがどうしても汗ばむ。
そんな時、稜線越しに青空が。もう少しで分岐点に着くようです。



 さて、皆さん山の名前は読めましたか?
スベルべはうろ覚えで「かもんべがたけ」と思っていたら『かもんがたけ』が正解。



 少し遅れて分岐点に到着した女性たちを待って「硯岩」に向かいます。
この、我が山の会の「山ギャル」たちは、揃って健脚で数々の山歴を誇る猛者たちです。



 急登が続きます。
足元注意、転倒などしたら軽症では済みませんからね。



 「ゆっくりー、急がなくても良いよー」なんて声を掛け合う。
数々の山行を共にした息の合った仲間たちですね。



 「硯岩」の上に立ち、榛名湖を望みます。
手前の緑の屋根の宿泊施設はどうやら廃業したようでしたが。



 驚いたのは、垂直に落ち込む「硯岩」の直下にも足跡が見えたこと。
そして、「ハーケン」が残っているのが何カ所も見えたから、岩登りのトレーニング場でもあるようです。



 高い所がへいきなスベルべは覗きこんで無造作に乗り出すので女性陣から「危ない」の声も。
しばらく、絶景を楽しんで、再び掃部ヶ岳との分岐点目指して下り始めます。

                      (続く)
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掃部ヶ岳に登る(その1)

2015-12-20 17:24:03 | 登山

 山の会の仲間14人と群馬の山に登ってきました。
見える湖は「榛名湖」で山はご存知の「榛名富士」です。



 登山口から見上げる「硯岩」です。
見るからに険しく、近寄りがたい多い話に見えたのでしたが・・・・。



 さて、登山口の標識ですが読めますか山の名前が。
岩の名前は「すずりいわ」ですけれどもねー。



 さすが、空っ風で知られた群馬の山。
足元には5センチを越えるものもある、霜柱です。



 足取りも軽くスベルべの先を行く先輩二人。
先頭はまだ仕事の現役でスベルべよりも10以上も下。しっかりとした足取りは長年の修練のたまものでしょう。



 でも、やはり体力に差が有り徐々に隊列は長くなります。
頑張りましょう、中間の「硯岩」に着きますから。

             (続く) 
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「平松洋子」さんモドキ

2015-12-20 05:24:28 | 食べ物

 「週刊文春」に『平松洋子』さんが連載している、食のコラムのファンです。
特に、「ホヤの干物」に関する文章を読んで、特に強く共感を覚える文章で酒飲みの心理を突く内容でした。

 このコラムの題名は『この味』です。
今回のタイトルは「今夜も肉だんご」で、唾を呑むような表現は、食べ物や生活文化を書くエッセイストの面目躍如。

 文章につられ、スベルべもこの「肉だんご」を作りたくなってしまった。
そこで、スーパーを覗いたついでに、主材料である鶏のひき肉を探した。

 でも、さすがにプロが作る材料はそんじょそこらにある食材とは訳が違う。
何と、「合鴨」と「鶏肉」の合い挽きと有るのだが、そんなものが田舎のスーパーに有るはずも無し。

 もっとも、「平松」さんも探したけれども無くて『阿波尾鶏』の挽き肉を頼んだのだったとか。
感動的なネーミングって言うところが、さすがプロのライター『阿波踊り』に掛けたのですよ(笑)。

 で、そんな高級地鶏も有るはずも無し。
スベルべが買い求めたのは、グーンとグーンと安価な『鶏胸肉の挽き肉』でした。

 でもね、手順だけは手を抜かず、書いてある通りの調味料を使ってせっせとこねました。
そして、小鍋に沸騰したお湯にポトリポトリとスプーンで落とし、少々の醤油で味を調えます。

 そして、「え!ポロ葱なのー、普通のネギが良いー」なんてスベルべママの声にも知らんぷり。
たっぷりのポロ葱を入れて煮立たせ、出来上がってのでした。

 さて、その味はいかに?うーん、こりゃ中々の味だぞ。
「あら、美味しい!」ってカーちゃん、そりゃ当然だよ(笑)。

 『汁気が喉に優しい。体があたたまる。滋養がある。食べやすい。満足感がある。無駄が無い。感嘆』
って、これは平松さんの文章からの引用だけれども、それがぴったりと当てはまる味。

 そして、お酒とビールでしずしずと進む二人の夕食でした。
あー、美味しかったなー、今度はもっと本格的に鶏肉の挽き肉を見つけて再現してみよう。
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