畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

テーブル一杯の野菜料理(その2終り)

2015-12-16 05:07:48 | 食べ物

 「紅しぐれ(もみじ)」と「天津青長(ビタミン)」大根の輪切り。
塩をパラーりと振って、水分が滲みでてくるまで待ってパリッと齧ります。



 あ、先程の「紅しぐれ」の千切りには、花かつおを振りかけて醤油を掛けます。
ジワ―ッ、パリ―ッの新鮮な甘い味が口中に広がります。



 「天津青長」大根は輪切りばかりでは無くて、こうして大根おろしにも。
「ビタミン大根」のペッメイの面目躍如。何だかビタミンが溢れるような感じですよ。



 おっと、チョイとピントがずれてしまったかな。
「うーん、御馳走が過ぎるかな?」なんて言いながらスベルべママが作った「蕎麦団子」の素揚げ。



 おりしも届いた、東京在住のおばさんからのプレゼント。
これにも「天津青長」の大根おろしがぴったりー。



 おー、最後の旬の味「大根菜」の味噌味の煮物も見えますよ。
かくて、老人食、おっとー「健康食」の夕食はお酒と共に粛々と進むのでした。

          (終わり)
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テーブル一杯の野菜料理

2015-12-15 17:52:59 | 食べ物

 「トーちゃん!並べて!」の号令に腹の空いたスベルべはせっせとハッチからテーブルへ。
これでもか、これでもかとばかりに野菜料理のオンパレード。



 漬物二種類。左は「味美菜のさっと漬け」で右は「輪切り大根の漬物」。
「味美菜」は調整し加熱した熱々の漬け汁を掛けた物で、「大根」は輪切りにして3、4日乾燥して漬けて有ります。



 「高菜」の漬物です。
こうして、漬けて間もない青さの残るものは、ピリッと辛さを感じます。



 畑に取り残されていたカボチャと紫のさつま芋「ムラサキマサリ」の煮物です。
長時間保存して甘さの出てくる「ムラサキマサリ」ですが、今回はカボチャの甘さで丁度良くなりましたよ。



 表皮が赤色と言うよりも紫色の「赤大根」ですが「もみじ」なんて別名も。
薄い輪切りにして、おつまみなどを載せても良いし、酢に合わせると真っ赤に発色します。



 「最上蕪」の漬物です。ちょっぴり入れた茎の部分もポイントかな。
この蕪は、一昨年山形県新庄市にスベルべママの地もだ地を訪ねた際に株を譲り受けて、春に種取りしたものです。



 これは大豆の「秘伝」を圧力なべで煮た物。
味付けはしていませんので、醤油か塩で食べます。

 まだまだ続いて出て来ますのでもう一回続けて紹介することにして、
はい、ここでお酒をグイッと一杯(笑)。

            (続く)
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ポロ葱の収穫とウサちゃんと

2015-12-15 05:26:04 | 野菜

 昨日は魚沼ケーブルテレビ「魚沼農業日記」の収録最終日。
録画の合間を縫ってポロ葱の収穫。と、言うかポロ葱収穫の合間を縫っての撮影録画でした。



 繰り返し述べますが、本当に不思議なほどに暖かな日が続き、越後三山の雪も少なくなりました。
でも、明後日、16日からは冬型の気圧配置と寒気団の南下で雪になるとの週間天気予報。



 大量の大根もほぼ収穫に目処がつき、大量に残っていたのはこの「ポロ葱(ポワロ)」でした。
思い出したくも無い程の事でしたが、何せ昨年の今頃は1メートルもの降雪が有り、そのまま根雪に。



 この「ポロ葱」も、暖冬気味の暖かさに助けられたのか立派に成長。
太さに多少のばらつきは有るものの、おおむね立派な仕上がりです。



 葉を落として、コンテナに詰めましたが、最終的には3箱ぎっしりに。
ウフフ、市価に換算したらかなりの財産ですよ、こりゃー(笑)。



 ところで、ポロ葱の畑の山側になにやらフワフワとしたものが見える。
アレッ?なんて好奇心に誘われて、早速チェックに。



 第一感で思った通りウサちゃん「越後野ウサギ」の毛でした。
「越後野ウサギ」は夏と冬で毛が生え換わり、冬には雪で隠れる保護色の純白になります。

 不思議な事に、雪に反応して生え換わるのでは無くて、ある時期に白く変身するです。
「冬至が近付いて来たぞ、衣替えの季節になったなー」なんて、生え換わるのかもしれませんね。

 生え換わり、真っ白になっても雪が降らないと、哀れな事になってしまいます。
雪に対して保護色となるはずの真っ白な姿が、枯れ葉の茶色の中でかえって目立ってしまうのですから。

 昔、ナメコや平茸採りに夢中になっていた頃もこんなことが有りました。
「おーい、ウサちゃん、丸見えだぞー早く隠れろー」なんて一人で山の中でウサギに呼び掛けるスベルべでした。
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「ベトナムの風に吹かれて」のポスターを受け取る

2015-12-14 05:50:58 | 暮らし

 前売り券の相談などをしたくて、上映会場の「小出郷文化会館」を訪れた。
そして、話を進めているとポスターが届いていると示されました。

 うーん、中々立派なポスターですねー。
特例として認めて貰った、前売り券売り場『プレーガイド』に届ける分の他に20枚を受け取って帰りました。



 赤いスクーターは、彼女の愛車だったと言うイタリア製かなー。
おや、初版本『越後のBaちゃんベトナムに行く』の表紙写真のバイクはHONDAのマークだから撮影用かー。



 ポスターの下には帯で、詳しい上映日程が付けられています。
三日間、合計6回の上映に合わせて、原作者『小松みゆき』も来場して舞台あいさつ。

 その間を縫って、出身地での講演会も計画中。
スベルべはその調整役を引きうけて、交渉を進めています。

 でも、心配なのは本人『小松みゆき』の健康ですね。
彼女の日程を覗くと、もう信じられないほどに隙間なく埋まっているからです。

 いやー、スベルべも驚く考えもしなかった展開になってきましたね。
同級生の間でも盛り上がりを見せて来て、忘年会の会場から電話が来て、「30秒ずつ話してあげて」、
なんて言われて、次々とメンバーが交代で電話に出たりしていましたよ。
コメント (2)
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霜の朝に野菜を採る

2015-12-13 05:50:44 | 野菜

 晴天が続きましたが、日中は気温が上昇しても、朝は放射冷却現象で冷え込む。
朝日が昇る時刻まで待って山の畑に野菜の収穫に行きました。



 手前の緑は「アスパラ菜」で奥の緑は「チーマ・デ・ラーパ」です。
美味しい葉物野菜を供給してくれた「アスパラ菜」はほぼ収穫も終了。



 でも、ほら「チーマ・デ・ラーパ」はまだ収穫が続いていますよ。
先日も小千谷のイタリアンレストラン「レ・アーリ」さんに注文を受け配達に行ってきました。



 霜が付いて凍った状態の葉物野菜は優しく、そっと収穫。
これは「赤リアスカラシ菜」です。



 夫婦二人でかじかむ手で黙々と収穫。
スベルべママの収穫は「ルビーリーフ」「ワサビ菜」「イタリアンパセリ」です。



 この秋のヒット野菜「紅法師」と言う紫色のミズ菜も最後の収穫でした。
下にはこれも終わりが近付いた紫小松菜の「紫祭り」が見えます。



 スベルべトーちゃんが収穫した最後の赤大根「紅くるり」です。
これも今秋は最後になってしまいました。



 帰宅して、綺麗に洗った「紅くるり」です。
変な形の物も一本見えますが、洗うとこんなに綺麗になり朝日に輝きます。

 「レ・アーリ」さんに野菜を届けたのは昼食時間帯で、ランチを頂きました。
自分の野菜の使われ方を確認したかったからでしたが、メニューに「スベルべ農園の野菜」と言う文字が目に飛び込む。

 作ってみて「チーマ・デ・ラーパ」はパスタにぴったりとにらんで売り込みをしたのでしたが、
スベルべが思った通りに調理されしかも「スベルべ農園の珍しい野菜」と言う文字も見え嬉しかった。

 お勘定を済ませ帰る際には「スベルべさんとの出会いが今年最大の収穫でした」とお声を掛けて頂きました。
お試しにと進呈したジャガイモも「同じジャガイモでも味が違いますねー!」と嬉しいお言葉。

 来シーズンの紫色のジャガイモ「シャドウクイーン」とピンクの「ノーザンルビー」の供給もお約束。
紫色と、ピンク色のジャガイモを使った「ニョッキ」がメニューに登場することになるでしょう。
コメント (4)
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