畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

大好きな魚沼の朝の風景

2016-11-22 05:57:12 | 風景

 大好きな晩秋の風景です。

朝仕事の野菜の収穫を終えて帰宅する途中、雲間から日の光が差し込みます。

 陽に照らし出された、山の畑にかかる朝霧が白く輝きました。

貴重な貴重な朝の一瞬の出来事でした。

 

 前にも紹介した「黎明の朝」です。

日の出前の一瞬で、「越後三山」にかかる雲は茜色に染まり、畑にも夜明けが来ます。

 静かな晩秋の一日の始まりです。

手持ちのいつもポケットに忍ばせているデジカメでの撮影。

 こんな時は、大型のカメラが欲しくなりますね。

そのうちに、へそくりをやりくりして大型カメラを入手しましょうか。

 こんな風景を画素数が高く、画面サイズも大きなカメラに収めたいものです。

今年のコンクール「魚沼の風景」に応募しても良いけれど、引き延ばしに耐えられるかどうかです。

 こんな記事を作成中に、ゆっくりとした大きな揺れを感じ震源地の遠い地震だと判断。

防災ラジオも鳴り出し、すぐにテレビのスイッチを入れてニュースを見ています。

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行き当たりバッ旅で那須へ(その5殺生石編)

2016-11-22 04:51:25 | 旅行

 宿でバイキング形式の朝食を摂り、玄関前で見送りの従業員に写真を撮ってもらって出発。

前日、見物せずに通過した「殺生石」を見るために、来た道を引き返します。

 

  前夜、スーパームーンの名残が見られた空はそのままの快晴。

強風も止み絶好の行楽日和です。

 

  前日、ここを通過した際は大勢の観光客が見えましたが、この時は閑散としていました。

綺麗な木道が出来ていますが、すれ違う人も無くゆっくりと散策です。

 

  数多くの地蔵様が一様に赤い毛糸の帽子を冠っているさまは少々不気味。

昔、悪童の小坊主がいて、母の恩に背いて地獄に落ちた故事を由来にしているのだとか。

 

  斜面の中央、しめ縄を張ってあるのが「殺生石」です。

那須連山の火山爆発によって形成された地質でしょうか、殺伐とした雰囲気でもありました。

 

  殺生石の由来を丁寧に記した看板です。

お時間がありましたら、お読みください。いや、もう由来はご存知かな。

 

  殺生石を見物したのちは、二股になり少し離れた木道を帰ります。

行く際には見られなかった「湯の花」を取る仕掛けを見物しましたが、今も採っているのかなー。

 

 なんだか説明の木柱も下部が土に埋まっているかのよう。

あ、戻って説明版を見ると昭和18年を最後に採掘は止められたとありましたね。

 この後駐車場に戻り、次の見物場所を決めて出発。

途中で、スベルべママが見たいと言う、民芸店に立ち寄りましたが、

この店の展示品の数が半端でなかったですね。古い焼き物の古民具などに少し心を惹かれました。

 「藤城清治美術館」「戦争博物館」など、見所は満載。

でも、肩の凝らない見物をと決め、「クラシックカー博物館」に向かいます。

            (続く)

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連載89「住宅難」

2016-11-21 05:14:22 | 自然

 「住宅難」

 ある朝のことである。我が家の軒下というか、一階の引き戸の上の出っ張りで、二階のベランダの下に当たる部分に今年も巣を作ったツバメの鳴き声が凄まじい。ツバメの鳴き声の間にスズメの鳴き声も混じる。

 表に出て様子を見ると、ツバメの巣から何やらワラ屑のような長い物がはみ出ている。どうやらスズメが、ツバメの巣を狙い、我が物にしようと企んだようである。私の周囲も最近は瓦屋根が減り、鋼板葺きの屋根が増えている。冬の雪下ろしの省力化を考え、滑り落とし・自然落下方式を採用するためである。

 その結果として、屋根瓦の下に巣作りをしていたスズメが住処を追われる事になったのだ。ツバメは順調ならば、二回の子育てをして南へと帰る。一回目の巣立ちは七月の初めに終わっていて、二回目の仕度をしていた最中である。

 妻はツバメが可哀そうだから、何とかしてと言うが、私にしては可哀そうなのはスズメも同じである。優柔不断な私の態度に、妻は敢然と行動に出た。竹箒でワラ屑、すなわちスズメの巣を除去すると言う荒業である。ところが「あら、大変」と言う妻に訳を聞くと、ワラ屑を引っ張ったら、何と肝心のツバメの巣全体が落ちてしまったと言うのだ。

 しばらく、呆然と言うか悄然と言うか一緒に電線に並んでいるツバメとスズメの姿が見られた。

 数日すると、又ツバメの鳴き声がけたたましい。まだ夜も明けぬ、四時前から二階の私達の寝室の前の電線で鳴いている。あいつ等私達に巣が落ちた恨み言でも聞かせているのかと考えたりしたのだが、そうではなかった。気が付くと、いつの間にか大屋根のすぐ下、二階のサンルームの庇に新しい巣が出来ていた。賑やかな鳴き声は二回目の愛のささやきだったのである。

 ここのところ恒例になった、けたたましい愛の言葉の交換に目覚めた私達といえば、妻は安心して再度眠りに入り、眠られぬ私は犬のマックスの散歩を兼ね、軽トラックで、山の畑へと向かう。

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行き当たりバッ旅で那須へ(その4温泉編)

2016-11-20 04:51:34 | 旅行

 予約制の展望風呂は前夜は予約が午後9時半と言う遅い時刻。

でも物好きでは人後に落ちないスベルべ夫婦は入りましたよ、寒風吹きすさぶ屋上展望風呂に。

 いやー、凄かったですよー「空が飛ぶ~雲が飛ぶ~スーパームーンが空を飛ぶ~🎵」でした。

強風で雲の流れ、空の変化の激しい事。「わー、まるで飛行機に乗ってるみたいー」なんて。

 

  翌朝、5時半からは予約の要らないフリータイム制。

但し、早い者勝ちで先に入った人が入口の札を「入浴中」にひっくりかえしたら多謝はアウト。

 4ケ所の展望風呂の内、1カ所は使用不能で使えるのは3ヶ所のみ。

でも、前夜空駆けるスーパームーン(1日遅れの)を見た風呂は幸い空いていて入る事が出来ました。

 ほら、昨夜は頭上高く輝いていたスーパームーンが山の彼方に見えますよ。

那須三山を眺めながら、朝日に染まりゆく山々を見て入る温泉は最高!

 

  ほら、風流でしょ。お風呂で金魚すくい。ってのはもちろん冗談。

お風呂に舞い込む枯葉を掬い取るための小さな網があるなんて、やはり風流そのものかな。

 

  雲も山に一部がかかるのみで、そらは快晴に近く暖かな一日の始まりが予想されます。

スーパームーンも風景にバランスよく映って見えました。 

 

  那須連山にかかる雲が朝日を浴びて茜色に染まりだす。

山の朝の最高の一瞬です。

 

  ここの湯船からは日の出は見られません。

そこで、先客の居た別の展望風呂に行くことにします。

 

  幸いなことに若い女性二人の先客が上がって「どうぞ」なんて譲られます。

急いで二つ目の展望風呂に入ると、ちょうど朝日が山の端から登り始めるところでした。

 

 いやー、おかげさまで素晴らしい日の出を拝むことが出来ました。

ついでとばかりに、もう一つの展望風呂にも入り、朝風呂も三カ所制覇となったのです。

            (続く)

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行き当たりバッ旅で那須へ(その3夕食編)

2016-11-19 04:18:04 | 旅行

 うーん、何てったけなー。よってこパーティーだったかな。

とにかく夕食前の一時をシードルワインで地産野菜を食べようって事。

 真っ赤な「ルバープ」ジャムに驚きました。

「赤色種」と種袋に有っても、なかなかこう綺麗な赤色の発色は無いのですよ。

 

  先付けっていうのかな、前菜で夕食は始まります。

このホテルの宣伝にも魅力を感じたのでしたが、野菜をふんだんに使っているのですよ。

 

  先付けの後のメニュー「畑の風景~」バーニャカウダなんて楽しみですね。


  我が家の山の畑をそのまんま運んできたかのような野菜たち。

どれどれ、まずは味わってみましょうか。

 

  使われる野菜の名前にチェックマークが入っています。

うーん、8割方は我が家の野菜と同じで、我が家で作っていないもの、ここに出されていないもの。

痛み分けって感じだったかな。味はね、そりゃ手前味噌ってやつで、思わずにんまり。勝ったー。

 

  蛸とサーモンのマリネって、ま、月並みかな。

スベルべの視点は、キュウリとルッコラに向きました。

 

  メーンの野菜と肉のしゃぶしゃぶの登場。

この野菜もやはり一ひねりしたような野菜が入っていましたよ。

 

 「折り畳んでございますので少なく見えるかもしれませんが、結構たくさんです」。

なんて言葉は嘘も無く、本当にたっぷりの牛肉・豚肉。

 小食で上品なスベルべ夫婦はもちろん全部は食べられず残してしまいます。

って、昼食の福島の道の駅で食べた昼食がたっぷり過ぎたのかなー(大笑)。

            (続く)

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