畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

行き当たりバッ旅で那須へ(その2)

2016-11-18 04:28:41 | 旅行

 この「つつじ吊橋」ですが、長さは130mで高さは38mと概要に書いてありました。

失礼ながら吊橋としては、中程度の規模かなー。スベルべも高い橋の上での仕事は経験していますから。

 

 帰りはくだんの女性たちはゆっくりと楽しんでいるので、スベルべの腰につかまって帰りました。

スベルべは若い時に、高い橋の上での仕事もしていましたし、高いところは全く平気です。

対岸にたどり着き、ほっとしつつも足早に吊橋から遠ざかるスベルべママでした(大笑)。

 

 これはスベルべが吊橋の上から、那須連山「茶臼岳」などを写したもの。

多少揺れてはいたけれど、橋の上方、下方をゆっくり眺め満足のスベルべでした。

 

 こんな案内板が設置されていましたが、花の盛りはさぞやと思わせるたくさんのつつじでした。

花盛りのころに訪れたいものですが、きっと野菜の春のし付け作業中でしょうからねー。

 

 ホテルまでの途中で「殺生石」のところを通過。時刻の関係で翌日見物することにして急ぎます。

ホテルに到着し、部屋から眺めた風景が何とも言えない雄大さで眼前に広がっていました。

 

 こちら側は広がる裾野の平野に移り変わるあたり。

那須高原全体の広がりが良くわかる、絶妙な場所に位置するホテルでした。

           (続く)

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行き当たりバッ旅で那須へ(その1)

2016-11-17 04:35:34 | 旅行

 先日、姪からある宿の優待券を頂いた。

行って見たいという気持ちが高まり、スケジュールに穴の開いていた一昨日出発。

 幸いと言うか、こちらは天候も雨気味で、畑仕事もままならぬ条件で気持ちも救われる。

前回の「行き当たりバッ旅」と同じく、当日の朝にルートを決めるといういい加減さ。

 そして、同じく国道252号線経由で山越えし、那須高原に無事到着。

 

 峠道、ワインディング道路を走ることしばし。

那須高原に到着し、最初に訪れたのがここ「つつじ吊橋」です。

 

 つつじの群生が見どころと言いますが、もちろん今は花も無く、落ち着いた秋の風情。

落葉の進む広葉樹の中の遊歩道を歩きます。

 

 木道越しに「つつじ吊橋」が見えてきます。

向こうには広大な平原の広がりが見えてきました。

 

 高所に強いスベルべは、怖がるスベルべママを残して一人で吊橋を渡りました。

対岸に到着し、振り返ってみると、なんと婦人警官に取り押さえられた犯人のような姿が。

 居合わせた二人の女性が親切にもスベルべママを抱えて吊橋を渡ってきたのです。

ひーひー言いながら、渡り切りましたが、さすがに体裁の悪いスベルべは丁寧にお礼の言葉。

 「ゴメンナサイ、迷惑かけて、冷たい亭主でね」なんて照れ笑い。

すると「そんなものですよ亭主なんて」と言う二人の女性の言葉に大笑いでした。

             (続く)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焼き芋屋です

2016-11-15 05:03:01 | 暮らし

 一昨日の日曜日は、野菜を出荷しているスーパーの開店2周年祭に協力出店。

朝早くから、夫婦で軽トラに焼き芋釜を積み込んで運搬。店の前に設置しました。

 

 この焼き芋釜も実働8年ほどになるのかな、ずいぶん活躍してくれています。

新潟市、長岡市と頼まれてイベントに出張焼き芋屋さえしていますから。

 

 焼き芋釜は暑くて危ないので、柱一本を挟んで設置。

こちら側に設置したテーブルには、出荷仲間が野菜をたくさん並べて店頭販売でしたが、残りわずか。

 焼き上がった焼き芋は左の発泡スチロール製の箱に入れて保温。

ところが、保温のために入れる間もないような焼き芋の売れ行き。

 

 

 うれしい悲鳴でしたね。そして出荷仲間の先輩たちは先に去り、最後はスベルべ一人で奮闘。

店舗側との約束時刻、13時まで頑張ったのでした。

 その後は、焼き芋釜の周りに、薪の入ったコンテナを置いて近づかないようにガードして帰ります。

農天市場でスベルママが一人で奮闘しているところに帰ってようやく昼食。

 

 超忙しい一日を終え、農天市場の片づけをする頃にはスーパームーン前夜の月が出ていました。

さて、前々日から準備を進めた、忙しい一日を終えて、次はベトナム旅行の壮行会に出席。

 映画「ベトナムの風に吹かれて」から話が進み、ジャパン、ベトナムフェスタに参加することに。

18・9日にホーチミン市で行われる祭典に魚沼市の観光宣伝ブースを設置するのです。

 企画に参加しただけで、旅行にはスベルべは参加しません。

でも、市の担当者と原作者の同級生でもある仲間たちが8人で17日に出発するのです。

 この日の壮行会には、新潟市での講演を終えた映画の原作者「小松みゆき」も出席。

もう、ホーチミン市に到着したかのような賑やかさでした。

 もちろん、フェスタでは映画の上映もあり、主演の松坂慶子さん、大森監督も舞台挨拶。

スベルべも参加したら、松坂慶子さんと一緒に食事もできたのだったかも知れませんね。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イチカラ畑」の蕎麦収穫

2016-11-14 05:30:23 | 暮らし

 先日の晴れた日、我が家の畑のある山で「イチカラ畑」の蕎麦の収穫が始まった。

少し前にコンバインが道路脇に停められていて、ようやくこちらまで来たのかと見ていたのだった。

 

  秋晴れの空の下、コンバインはスベルべの方に向かってくる。

隣の畑との境界付近は、猛烈な蔓性の雑草に覆われていて、どうなる事かと見守った。

 

  スベルべの心配も他所に、蕎麦、大豆専用のコンバインは雑草もろとも刈り進める。

農業用機械の進歩は目をみはるばかりです。

 

  倒れてしまった蕎麦も、巨大な櫛の歯のような回転刃で起こしながら刈り取るのですね。

 

  オペレーターは顔見知りの若者。

聞くと、ここに来るまでに22町歩の蕎麦畑をほぼ一人で刈り取ってきたとか。

 

 この後、少し話を交わしてスベルべは自分の畑で、野菜の収穫。

帰宅して蕎麦刈の状況をスベルべママに話すと、一緒に山の畑で昼食と言う話に。

 大根の葉とジャコ入りのお握りと、けんちん汁持参で蕎麦刈の現場に到着。

しかし、彼は「3時から雨の予報で、それまで仕事を続けお昼はそのあと」と言う。

 スベルべママは「だめ、少しでも食べなくては体に悪い」なんて強引にストップをかけた。

3人で大急ぎでご飯を食べ、かれは休む間もなく再びコンバインに。

 翌日、心配で蕎麦刈の状況を見ると、仕事は順調に進み、コンバインは我が家の畑の隣に。

昨日の日曜日は、最近には珍しく快晴の一日、休む間もなく蕎麦刈をしたのではないかと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連載88「つばめ」(その2)

2016-11-13 04:59:05 | 自然

 おや、隣にもう一軒建築中ですよ。


 親ツバメの帰りに、一斉に口を開ける子ツバメたち。


  「つばめ」(その2)

 

 翌年は、心配どおり、慎重で、利口なツバメ達は巣作りをする事は無かった。一年置いて、再び巣作りを始めた「ツバメ」達は、再び感動を与えてくれた。 

 

 それから家族は、全員で蛇の出現には神経を配った。

 今年も、居間から見ることの出来る位置に、巣を構えた。巣作りの様子から、微笑ましく見ている。多忙な日常に一瞬の心の安らぎ与えてくれるのである。

 

 しばらくして、雛たちが口を開く様子が見え始めたら、たちまち大きくなり、過密状態になった巣から、落ちそうな雛さえいて、5羽である事が確認できた。

 

 燕尾服に例えられる尾羽が、可愛く、巣立ちはまだ先と思った矢先、前触れも無く巣立った。

 無事に巣立つことに対し、安堵の気持ちと共に一抹の寂しさを今感じている。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする