畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

孫に連れられ十五夜祭りへ(その1)

2023-09-17 04:57:20 | お出かけ
 各地で祭りが本格的に再開されました。旧堀之内町最大のお祭りです。
十五夜祭りと呼ばれ、9月15日開催でしたが、ご多聞に漏れず土日開催に変更。
 今年は9月16、17日の開催です。先ずは祭りの大元の神社を参拝。
八幡様と呼ばれ、八幡太郎義家を祭っています。我が集落の神社はここの分社でしょう。

 午後二時からの子供向けのショーを見せようと考えた。
しかし、アクシデントが起きて、結局祭り会場には夕闇迫る時刻に。

 祭りに欠かせない夜店も数えきれないほど出店しています。
香具師とも呼ばれた、祭りの場を仕事場にする一団が今もいるのです

 小学校一年生になった孫は射的をしたいという。
コルク玉は一皿6発で500円。資金は既にジーさんから出ていました。
 撃ってもまず当たらない、そりゃそうだよ。撃つ瞬間に目を閉じるんだもの。
結局落ちた景品は一つも無し。残念賞を一つだけもらって射的は終わり。

 次は宝くじに挑戦。「どうせ、当たらないよ」なんて野暮は言わない。
何事も経験ですからね。苦い失敗を繰り返して色々な事を学ぶのですから。
 スベルべジーさんはお小遣いに、札ではなくて百円玉を上げていた。
残りの硬貨を数えながらですから、少しは算数の勉強と、社会勉強になったのかな。
          (続く)
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連載301「30年ぶりの大干ばつ」

2023-09-16 04:02:19 | 自然
 
 梅雨明け以降、連日潅水用の水をエンジンポンプで汲む。

 400ℓ入りのローリータンクで山の上まで運びます。

      30年ぶりの大干ばつ

 結果的には、気象台の長期予報が当たったのかもしれない。良い予報はあてにできない天気予報だが、悪い予報は良く当たるものです。
 ラニーニャ現象の発生で暑い夏になる予報で悪い予感もしてはいたのですが、これほど予報通りになるなんて思わず、予報が外れることを半ば期待していたのでした。
 今年の新潟の梅雨明けは平年よりも二日早いと発表された。その際は悪夢のような高温と雨不足が来るとは、予報されていたとはいえ、考えもしなかったのだが。
何回か雷雨は来ましたが、期待できるほどの雨量ではなくて、土の表面が精々3cmほど濡れる程度。土が程よく湿り気を帯びるためには、少し長時間にわたる雨が降らないとだめなのです。
 思い出すのは平成6年の大干ばつです。表題には30年ぶりと書きましたが、正確には29年前になります。当時の私はJRから、民間会社に出向中で、仕事は現場第一線の工事責任者でした。今は規則の改正で禁じられていますが、あの猛暑の中で連日のレール交換。散水し、レールの音頭を下げながらの仕事でしたが、最後は水が近くに無くなり、絶望。しかし、最後のそのレール交換の日に雨になり、涙が出るほどの嬉しさだったことを思い出す。
 あの年も樹齢30年以上と思われる庭の木が立ち枯れしたりしていたから、大干ばつは30年周期ほどで来るのかもしれない。
          (続く)
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タヌキが発芽をチェックする

2023-09-15 04:28:03 | 
 昨日も朝の涼しいうちに畝を建てようと山の畑に。
朝日が当たり始めた畑に、何やら動物の足跡が見えます。

 いつも遠慮も無く、蒔いた種や発芽したばかりの芽を踏むことも。
昨夜のタヌキは、心得ていると見え、発芽したばかりの紅クルリをかわしている。

 ほらね、これだけ畝の上を歩いても種を蒔いた場所は踏んでいない。
偶然にしては、見事な歩きぶり、まるで発芽状態をチェックしているかのよう。

 タヌキも感心して見ていたのかも知れない。
猛烈な暑さは9月になっても続き、種を蒔いては潅水の日々でしたから。

 タヌキの足跡で、行動の姿も見えるよう。
畝に上がる、ドッコイショなんて掛け声が聞こえそう。ここは蕪類の発芽です。

 帰り際に、道の端に探し出したスイカを一個置きました。
発芽したばかりの畝を踏まず、ここでスイカを食べてもらって食い止める作戦。
 左のピンク色は、畝の間隔を保持するために張る水糸です。
次の準備に、糸をピンと張ったまま忘れると、タヌキが引っ掛かって切ってしまう。
 畝を作った後は、変わり大根3種類を1畝に蒔き、帰宅したのでした。
昨日も朝夕散水しました。でも、予報よりも早く20時過ぎから雨が始まり今も降っています。
これだけ、何時間も続けての降雨は本当に久しぶりです。今日こそ、畝の中まで濡れてくれるでしょう。
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シルクスイートが小さくて気落ちする

2023-09-14 04:37:22 | 
 いのちなき 砂のかなしさよ さらさらと 握れば指の あひだより落つ
つい、有名な石川啄木の歌を思い出させるような状態の畑。砂のように乾いています。
 
 そんな砂のように乾いたサツマイモの畝の蔓を切り、マルチをはぎ取る。
畝の盛り上がり方を見たら、だいたいの出来高は分かる。良いと根元から盛り上がりますから。

 うーん、畝の盛り上がりが無いと思ったら御覧の通り。
シルクスイートは、この季節だったら片手で握れないほどになるのですが。

 水分を求めた結果なのか、タコかイカの触手のように伸びたものも。
例年だと、こんなのも多少はあるが、土が粘り気に富み完全な形ではなかなか採れないのだが。

 長い畝だから、例年だと1畝でコンテナ2つか2つ半にはなるのだが。
畝の半分以上の長さを掘ってこれだから、気落ちしちゃいますね。

 昨日の仕事でしたが、急いで掘ったのはスズキチさんの仕入れに間に合わせるため。
仕入れ担当の女性に、選り分けた小さなものも示して、大学芋用に勧めたが、今回はパス。
 全体量の三分の一ほどが、こんな跳ね出し、屑芋になってしまう。
小さくても味は良く、特に高齢の女性たちには食べやすいと好評なのですが。
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自家採種の蕪三種類が発芽

2023-09-13 04:13:48 | 
 雨が降らず、乾いた畑に自家採種の蕪三種類を蒔いた。
水分だけは切らさないようにと、連日の潅水作業。3日ほどすると発芽した。

 蕪に限らず、畑をやっていると種の発芽は嬉しいもの。
ましてや、今回は初めて自家採種を試みた2種類もありましたから。

 たっぷりと採った種は封筒に入れて保管していました。
真ん中の最上蕪は、10年近くも自家採種を続けているのですが。
 ローアングルで蕪だけを蒔いた平畝を見る。
115cm間隔で水糸を張って、内側に平鍬で畝建てだから、実質90cmほどの巾かな。

 そして、大きくなる聖護院蕪の間隔は30cmにして残り2種類は25cm。
畝の長さは18mあるから、かなり数量の収穫が見込まれます。
 最終的には、もっと自家採種を増やしたいのだけれど、難しい。
伝統種、在来種の蕪の自家採種は難しくありません。ぜひ試してみてください。

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