夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

小杉健治著「母子草 どぶ板文吾義侠伝」講談社文庫

2008-02-26 22:14:52 | 本と雑誌

小杉健治著「母子草  どぶ板文吾義侠伝」講談社文庫
小杉健治著「母子草  どぶ板文吾義侠伝」講談社文庫
どぶ板長屋に住む文吾が 事件の度にいい男に育っていく成長も描く読み切り連作

「夜鷹」 とびきり美い(いい)女の夜鷹が出ると聞いて 行った文吾は 今は亡き人の面影を見る

自分を可愛がり庇ってくれた・・・

事情ありげな女の助けになりたくて 文吾は動く

「橋場心中」いなくなった結婚近い娘
行方捜しに乗り出す文吾

身代金と引換えに戻ってきた娘

あの若い娘には この男を渡しやしない

意地か執着か 意外な幕切れ

「持参金」夫が妻の死を望む
人を雇い殺させる

なら妻はどうすればいいか

文吾は その武家の始末のつけ方の考え方が―

「母子草」再縁するに邪魔と我が子を捨てていったお紋は 娘を育てている おさんに返してくれと言い出す

どちらが自分の母親かは 娘お里が答を出した

文吾の長屋の隣人 いわきありげで腕の立つ武士

病気がちの父親を抱えるおゆみ

時々 文吾に仕事を依頼する男

登場人物それぞれの背負う人生 事情
それは これから 明かされそうです


クレオ・コイル著「秋のカフェ・ラテ事件」ランダムハウス講談社

2008-02-26 15:59:53 | 本と雑誌

クレオ・コイル著「秋のカフェ・ラテ事件」ランダムハウス講談社
クレオ・コイル著「秋のカフェ・ラテ事件」ランダムハウス講談社
コーヒーハウスを仕切るクレアは何故か事件と遭遇する

コクと深みの名推理③
片腕とも言うべきバリスタのタッカ―が 殺人容疑で逮捕された

更に殺人が

例によって別れた夫も巻き込み
その口説きに心も体も揺れる

でもね でもね~

古い歪んだ恋

犯罪にいきつく情事・・・

犯人を見つけても心あまり晴れないクレア

美味しいコーヒーが飲みたくなるシリーズです


最低最悪下品な「女王蜂」――;

2008-02-26 03:41:09 | テレビ番組

最低最悪下品な「女王蜂」――;
大道寺智子 墨田ゆき
神尾秀子 沢田亜矢子

色気違いの淫乱女のように 手当たり次第に男と寝る神尾秀子

智子を脅迫しいたぶる神尾秀子

全然気高くも美しくも清らかでもない智子

原作の設定は変えまくり

こんな稚拙なドラマに「女王蜂」と冠して欲しくない

原作の良さを殺すだけでなく 貶めている

ひどい作品である

そこまで変えるなら オリジナルな別な物語で いいではないか

大概 無茶苦茶な駄作を見てきたが

これは・・・ただならぬ気色悪さ

これが「女王蜂」と誤解する人間もいるかと思うと

ああ
再放送とはいえ
嫌なものを見てしまいました


クレオ・コイル著「事件の後はカプチーノ」ランダムハウス講談社

2008-02-26 01:59:04 | 本と雑誌

クレオ・コイル著「事件の後はカプチーノ」ランダムハウス講談社
クレオ・コイル著「事件の後はカプチーノ」ランダムハウス講談社
コクと深みの名推理② バツイチ女性のクレアは 新しい恋におちようとしていた

なのに その相手が連続殺人の容疑をかけられている
彼の無実を信じるクレアは 真犯人を別れた夫マテオと一緒に捜そうとするが

娘のジョイも殺されそうになって

作中と別にコーナー設けてのレシピも嬉しいシリーズ第二作


クレオ・コイル著「名探偵のコーヒーのいれ方」ランダムハウス講談社

2008-02-26 00:04:57 | 本と雑誌

クレオ・コイル著「名探偵のコーヒーのいれ方」ランダムハウス講談社
クレオ・コイル著「名探偵のコーヒーのいれ方」ランダムハウス講談社
コクと深みの名推理①
藤本将さんによる猫のカバーイラストが何とも可愛い

夫婦合作で 別にアリス・キンバリー名義で[ミステリ書店]シリーズも

コーヒーハウスを切り盛りするバツイチ女性クレア
年頃の娘あり

姑は息子との復縁願い あれやこれやの作戦たてて

店の上の住居へ引越しの日に 店を任せていた女の子が怪我をし倒れていた
ダンサーでもある娘が慣れた店内で怪我?まさか!

犯人捜しに乗り出すクレアは 店を巡る陰謀にもブチ当たり―

娘の男友達問題
復縁迫る浮気者元夫

気になる男性の出現

作中にある美味しいコーヒーのいれ方

沢山のレシピも楽しいシリーズ第一作です