そろそろ消灯という時間に主人が病室へ来た
え?何 こんな時間にと びっくり
「家の用事片付いたから 一日一回くらいは顔見ないとあかんかなと」
いるものないか―とか そんな話をしていたのだが
私が倒れた時の話になって
朝起きた主人は ひどく私が汗をかいていたので「大丈夫か?」と聞いたらしい
覚えていないのだが それに対して私は「大丈夫」と答えたらしい
で先に降りて 暫くして私が起きないので 寝室へ起こしに来たら 泡吹いて意識不明になっていたと
救命の手当てする部屋の外で待っていたら
看護士さんが主人を呼びに来たそうだ
私は「死にたい」と繰り返していたのだそうです
当然 主人が何かしたのだと看護士さん達の目は冷たかったとか
気の毒に(笑)
呼びかけられて 返事して 暫くの間 ひどく痛くて苦しかったのを覚えています
それでこんなに痛くて苦しいなら「死にたい」
そう私は繰り返していたのでした
なんて災難な主人なのでしょう
主人はずっと気になっていて言い出せなかったのでした
ごめんね 真相は 意識戻ってから暫くの間 ただならぬ痛みに覆われていたんです
とにかく苦しくて
ああ だから 看護士さん
やっと点滴取れた私に もう退院できる と言い出した主人に怒ったように答えていたのだわ
うわ~ この誤解は解いておいてあげないと^^;