夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

夜になっても涼しくならなひ

2015-08-06 23:50:23 | 子供のこと身辺雑記
骨折治療で入れていたボルト抜き手術の為に 水曜日に入院した主人の手術が終わって病室へ戻ってきたのが木曜日の午前10時半あたり

足の麻酔が抜けて 立てるようになったのが午後4時半くらい

点滴台連れて車椅子でトイレに

そこで ちょっと姑の様子を見に一旦病院を出て 今夜は姑の家に泊まってくれる主人の弟さんが着くまで一時間ばかし 姑の家におりました

牛乳屋さんが 夕方集金に来るとかで 姑は一人でいたくなかったんです


水曜日の夜は 主人のお兄さんが大阪から泊まりに来てくれたのですが

届けておいた鰻のかば焼きを 義兄は一人で食べてしまったのだとか

姑も少しは食べたかったらしく残念そうに言うのでした
「ウチも少しは食べるつもりやったのにー」


土用丑の日
主人も入院で鰻を食べてないし 土曜日か月曜日に届けることにしましょう^^;
などと こっそり思っております


で 病室に戻った時に主人に この鰻蒲焼一本そのまま義兄一人食べの話をしたらー主人は言いました
「おいしかったんやろ」
う・・・ん そういう考え方をするのね・笑


でもって点滴のほかにも心電図チェックのとか 色々付けてる主人は トイレに行く時は看護師さんを呼んで車椅子に乗ってーと言われていたのに
歩いてトイレに行って 注意を受けたそうな
「まだ歩いてはいけません」

はい じっとしてるのが苦手なのですよね

だから病室を出る時には こう言葉をかけています

「おとなしくしていなさいね」(笑)

慌ただしくも金曜日には退院できます


木曜日は病院の駐車場に8時間ほど置いていた車 乗った時とても暑かったです
置いていたペットボトルが熱くなっていました



金曜日も暑いーのでしょうね










麻野涼著「死の刻(とき)」(文芸社文庫)

2015-08-06 23:34:52 | 本と雑誌
【文庫】 死の刻(とき) (文芸社文庫)
麻野 涼
文芸社




M嗜好のある男性をたらしこむS風美女 
そんなプロローグから物語は始まる


学校に仕掛けられた爆弾 脅迫

二十数年も前の事件の真相を明らかにせよーと脅迫者は言った


多くの生徒と教師は 何故 死に至ったのかー


事件の生き残りの3人は 生き残ったがゆえに 生きあやまった

残り少ない命の主犯は その命を真実を明らかにするために 投げ出す

その事故で父親が死に 死んだ父と同じ学校の教師となった男も 別の真実を曝け出そうとしていた



教職者でありながらーその立場を利用して多額の金を盗んだ人間たち
その罪を知る人間を生徒もろとも葬った人間たちの罪を明らかにする




そのための告発が始まろうとするところで エピローグは幕を閉じます



不慮の事故を利用した卑劣な殺人の罪も暴かれんとするところで



なぜ 生き残りの3人はこういう事件を犯したのか

教師たちの罪は何なのか

それらの謎への興味で最後までひきずられます

なぜ なぜ なぜーと思いつつ

麻野涼著「死の臓器」(文芸社文庫)

2015-08-06 22:59:09 | 本と雑誌
【文庫】 死の臓器 (文芸社文庫)
麻野 涼
文芸社




沼崎恭太はかつて主義と良心に反する記事を強要され その為に自殺者が出てー職を失った

やっと得た仕事で女性の死体に遭遇する
その女性の身元は分からないままだった



沼崎と交際していたこともある由香里の父親の日野が腎臓の手術について責めたてられーマスコミから追及される

その裏には 日野の存在が邪魔な人間達の醜い策謀があった


由香里に責められた沼崎は 身元不明の女性が腎臓摘出の跡があると知って




中国は上海で 沼崎は身元不明の女性の妹に出会った


謎は解けて行く


誰が身元不明だった女性を殺したのか





謎が気になり 次から次へと頁をめくっていってしまいます

面白かったです

よしながふみ作「大奥」第十二巻 (白泉社)

2015-08-06 22:40:10 | 本と雑誌
大奥 12 (ジェッツコミックス)
よしながふみ
白泉社



赤面疱瘡という病気は男のみが発病し死んで行く

江戸時代 男の数が激減


それは女が男の役職に就くーという逆転社会をもたらしたー

ともすれば荒唐無稽にになりがちな設定を骨太な肉付けと卓越した構成力で 創造された世界


将軍は女性 大奥に控えしは男達

遊郭にいるのも男達


赤面疱瘡の治療方法が分かり その男女逆転社会も終わりつつある



権力を握る為に 他人はもとより自分の子供も孫も平然と殺す徳川治済
その母親に対抗しよとする息子の将軍家斉だがー


家斉を妻共々 毒殺しようとする治済

だがー子供を殺された母親達は手を組んでいた

毒見役をかってでていた女性は自分の命を捨てて 治済に一矢報いる


そして時は流れて 幕末が近付き 再び女性の将軍が誕生する 
徳川家定ー


華麗にして緻密

作中 人々は生きている

よしながふみ作「きのう何食べた」10  (KCコミックス)

2015-08-06 22:28:39 | 本と雑誌
きのう何食べた?(10) (モーニング KC)
よしなが ふみ
講談社



筧氏とケンジは同性のカップル  二人や周囲の人々の作る料理
それらは手近な材料で 作り方も作中にあり その気になれば作ることができる

今回は
「コロッケパン」
「タイカレー」
「おうち焼き肉」
「リコッタチーズのパンケーキ」
「かれいの甘酢あんかけ」
「白菜とホタテのクリームスープ」
「豚バラキャベツにら春雨のモツ鍋風」
「まぐろの山かけ」

高齢になってきた両親の生活のこと


お店を継ぐーということ

作中に出てくるのも身近な事柄でもあったりする


どういう話を描いても「うまい」「達者な」漫画家さんです