夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

あえて 無題で(思いつかなくて・・;)

2015-08-21 22:14:06 | 子供のこと身辺雑記
木曜日の午後4時過ぎに 主人のかかっている病院の看護師さんから電話があった

金曜日の予約ですが 主治医さんが休診になり できれば火曜日に変更させていただけますかーと


既に夕方 急いで主人の携帯にそのことを電話したけれど 勤務中でー留守電に入れて メールも送った

5時まで 幾度か電話して そのたびに留守電に同じ内容を入れて

主人が会社を出るまでに連絡つけば 会社に休む日の変更がスムーズにできると思ったから


姑の家で主人に「電話 見た 何回も電話したし メールも入れておいたんだけど」って言ったら


「あ 見てなかった」と慌てて携帯を取りに行くのに 病院の看護師さんから電話が入ったことを伝えた

主人は呑気に「ほんまや 入ってる」



こ こいつは~~~~肝心な時には携帯を見ないんだからーー;

チェックしなさいよ


とっきどき!主人は携帯を持つ意味が無いんじゃないかと思うのです^^;






今夜はグラタン
主人と姑にも届けてきました

昨日は子持ち鰈の煮たのと ほうれん草の卵とじーで まあまあ和風だったから

今日は洋物っぽいの・笑


明日はサツマイモと牛肉を甘辛く煮てみよう




寝屋川の少女殺し 容疑者(45歳 男性)が逮捕されて 12歳の少年も遺体で発見されたそうです
詳しいことは これからわかってくるのでしょうが

13歳と12歳 殺されていい命では無かったはずです


無残な殺され方

どれだけ 家に居れば良かったーと思ったでしょうね


「昏(くら)い愛」

2015-08-21 21:37:01 | 自作の小説
意識不明で昏々と眠り続ける父を 殆ど死んだような父を 母は無理やり死なない状態でおくことに躍起になっているようだった


それは私だって父には死んでほしくない
元気になるものなら とは思う

お医者様がほとんど見込みはないーとも言ってきても
機械を外すことに「はい」とは 母は言わない

そして呟く
「死なせないわ 死なせてたまるものですか」

愛情からには 見えなかった
むしろ怨念じみている

「おかあさん 」
それ以上の言葉は続けられなかった

母が父親に それほどの感情を持っているとは 思えなかった

では いったいーと 尋ねたくなる
訊きたい

どうして そんなにも父を生かしておきたいのか
死なせてあげないのか




父の病室で 母は深い吐息  乱れた髪を撫でつけながら ちょっと笑った


まるで自分を憐れむように


「この男性(ひと)をずっと好きだった 若い頃ね  何をしたって自分のモノにしたかった
だけどこの男性(ひと)は違うの

夫にはできたけど

それは あの娘が死んだから この世に居なくなったから

この男性(ひと)には もうどうでもよかったの

この男性(ひと)がずっと心の底で愛していたのは 逢いたいと願っていたのは あの娘

もう何十年も前に 昔に死んだ


この男性(ひと)は死んだら あの娘に逢う
逢ってしまう


こっちが先に死んだなら それを邪魔もできるけど」



ー自分だけの男にしておきたいのよ たとえ死んだって -



母がわからない

そんな気持ちで何十年も父と夫婦でいたなんて



そうして 父は遂にどっちつかずの状態に疲れたのか 呼吸を止めた

そこにいくばくかの父の意思があったのかどうかわからないけれど



医師が臨終を言い渡した時


母は「ああっ」と叫んだ



一つの不幸が終わり 別の不幸が母には始まったのか


そんな生きながらの地獄のような愛

妄執


母は諦めるだろうか

なおさらな 鬼になってしまうだろうか


そうした想いを持ったまま 人はふつうに暮らしていける生き物なのか


母は何歳になろうとも「女」を捨てられない種類の人間なのだろうか


父の臨終以来 母は寝付いている


抜け殻のようになって




自作の小説ジャンル「川の畔で」関連作品です↓


http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/e/1fa38058c74d68d051981e560fc8c334


併せて読んでいただけたらー嬉しいです