現在 家にいる三代目のラン↓
まだ幼稚園に上がる前の年頃だから4歳か5歳の頃 住んでいた場所の近くに秋田犬がいた
檻の中で飼われていたのだがーずいぶん大きな犬として記憶していた
両親が話す 母の祖父が飼っていた犬のうちの一頭の秋田犬エスの思い出話などで 幼心に秋田犬とは とてつもなく大きくケンカに強い犬としてイメージづけられた
さらに小学校に入ってから聞いたり読んだりして知った忠犬ハチ公の話などから 秋田犬はずっと手の届かない夢の犬だった
そこいらのお店では そうそう秋田犬は売っていない時代だった
いつか祖父が飼っていたという 燃えるような赤い色の秋田犬が飼いたいーと思っていた
私が産まれるはるか前に死んだ 動物好きだったという祖父に近づける気がしたのかもしれない
初めて秋田犬をお店で見つけたのは まだ娘が小学校の低学年の頃 家に三匹いたうちの一匹が死んで 次に飼う犬を探していた時のこと
ちょうど最初のパソコンを買った少し後だったので ネットでも検索して探した
私が持っていた佐々木倫子作「動物のお医者さん」のコミックスを読んだ娘が 主人公が飼うチョビと同じシベリアン・ハスキーをほしがった
孫娘に甘い私の両親は 「さがしてやれ」と
ようやく見つけたお店に電話すると タッチの差で売れたあとだが 白い秋田犬と ゴールデンレトリバーなら仔犬がいると
その時代はゴールデンレトリバーがとても人気ある犬種だった
母と娘と3人で少し遠くにあるお店へと車を走らせた
娘は見ると 真っ白い秋田犬の仔犬を気に入った
それが二代目のラン 白い熊のぬいぐるみのようだった
こうしてシベリアン・ハスキーの残念賞みたいな形でー秋田犬を飼うことになったのだった
色は白で違ったけれど
その翌年には また別の一匹が死んで ランを買ったお店に生まれる予定のシベリアン・ハスキーの仔犬を予約して買ったのがエルザ
さて 幼い頃に とてつもなく大きいと感じていた秋田犬は 育ててみると こちらが(身長170センチ)育ったせいか そう大きいとは感じられなかった
幼児には見上げる大きさだった犬も 大人になってみれば -大きさが物足りない・笑
グレートデンなどに比べると小さい
世間的には 秋田犬もじゅうぶん大きな犬なのだけれど
それと家にいる犬って小さく感じてしまうのかもしれない
仔犬時代の画像を見れば ずいぶん大きくなったのは わかるけれども現在生きている3代目ランも
二年目を過ぎたところですがー
可愛さの方が勝ってしまう・笑
秋田犬ってね
飼う家族には とてもとても優しい犬です
きっと よその犬だったら「大きいな」と思うのかもしれないけど
少し前のアシュリー トキ ラン