夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

あさのあつこ著「闇に咲く おいち不思議がたり」 (PHP文芸文庫)

2018-11-15 20:41:39 | 本と雑誌
闇に咲く おいち不思議がたり (PHP文芸文庫)
あさの あつこ
PHP研究所



夜鷹が殺される 殺され続ける
犯人の目星がつかず おいちと親しい仙五郎親分はこれまでの関わりから おいちの父の町医者・松庵に会いにくる


飾り職人の新吉から話を聞いたと自分の身の上を松庵とおいち親子に相談に来る小間物問屋「いさご屋」の若主人・庄之助
彼の中には幼い時に死んだ双子の姉のお京がいるのだという

双子は畜生腹
卑しいものだと忌むべきものだと 同じ双子でありながら その思いはお京へ向かった
双子を産んだ姉弟の母親は 責められて自害

祖父も父も お京が病気になっても医者にさえみせなかった

病が重くなりお京は死んだ


お京は祖父と父親を恨んでいる

だから祖父を殺した
庄之助の体を使ってー


信じ難い話

おいちは乞われていさご屋で寝泊まりすることになる


行方不明になる猫


どうして猫がいなくなっていたのか


謎をおいちが解いていく

おいちを守りたい新吉も動き
仙五郎親分の意を受けた手下もおいちを守ってくれようとしていた


ひどく哀しい事件

他の生き方が選べていたならー

「張り込みプラス」(1993年 アメリカ映画)

2018-11-15 19:55:46 | 映画
張り込みプラス [DVD]
クリエーター情報なし
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント




1987年「張り込み」の続編
ですが!前作を知らなくても全然大丈夫!楽しめます

警察に守られながら家の中で不安そうな女性ルー・ディレノ(キャシー・モリアーティ)
夫らしき男性が「愛しているよ」と言い 彼女も同じ言葉を返す
全てが片付いたらー外国へ行こうと言う男性に ルーは「連中は諦めない」とも

そこへバキュームカーとピザ配達の車
誰もピザなど朝の7時に頼んではいない

でもそれは殺し屋のおとりとされただけで 回収日に来ているバキュームカーが殺し屋の車
ガソリンを注ぎ込んでいた

ピザ屋の車で逃げ出した殺し屋は遠隔操作でルーのいる家を爆破

炎上した家では女性刑事やルーの夫も死ぬ
証言が必要なルーは生死不明に


「コンスタンゾの裁判に必要」

けれど彼女は死んだのか 生きているのか



そして場面は犯人を追う二人の刑事達へ

逃げる犯人 追う若いヒゲの刑事ビル・ライマーズ(エミリオ・エステベス)


「プロを見せてやる」という年上の刑事

しかし犯人逆襲

逃がすかと年上刑事クリス・リーキー(リチャード・ドレイファスは 犯人ともどもゴミ回収車の中に落ちる

上から降ってくる回収された残飯の雨

どろどろになりながらのてんやわんや

その後 署に戻ったクリスとビルの新しい任務は


行方不明だったルーが友人のオハラ夫妻に電話をかけている


オハラ夫妻が現在暮らしている家は ホバーマン判事の別荘の隣

女性検事補ジーナ・ギャレット(ローリー・オドネル)がクリスの後妻
ビルは死んだ妻とクリスの子ーなる設定で オハラ夫妻を張り込む計画が


クリスが帰宅すると恋人マリア(マデリーン・ストウ)からは別れ話
結婚しても離婚する遺伝子が自分にはある 愛し合っている このままで何故いけないーというクリス

マリアはこのままの関係に見切りをつけようとしていた


しかし任務

迎えにいけばジーナは「セレブな妻には鞄が四つ必要なの」といっぱいの荷物 それと大型犬

でも車のトランクは捜査に必要な道具でいっぱい

ジーナは荷物は一つにまとめたが 犬は連れていくんだと譲らない


束の間の隣人となり ビルが盗聴器をしかける間 オハラ夫妻を家に招くジーナ

でっちあげ夫婦のクリスとジーナの会話は破綻していて オハラ夫妻はおおいに不審に思っている


オハラ夫妻の家に忍び込んだビルはルーに殺し屋と間違えられて体の自由を奪われた


ルーは夫の仇と思い込んでいるビルを殺そうとする

トランクに詰められ連れ去られたビルを追いかけるクリスとジーナ


病院で治療を受けたルーはオハラ夫妻に挨拶して事情を話してからでないと警察と一緒に行かないと主張

けれどまだルーはビルとクリスは殺し屋だと思い込んでいる


借りていた別荘を撤収すべく荷物を片付けていたビルとクリスは殺し屋に気付いた

殺し屋はルーの言葉からビルとクリスが殺し屋だと思い込み 応援に駆け付けた二人に向かって攻撃し
本物の殺し屋に撃たれる

殺し屋はジーナを楯に ルーを寄越せと

そこへジーナの愛犬アーチーが出現(さっきまで猫を追いかけて行方不明だったんだけどね)
殺し屋に飛び掛かる
ワンちゃんグッジョブ♪

ジーナは殺し屋からルーを庇って撃たれる

ビルとクリスが殺し屋さんを仕留める


ルーの居場所が殺し屋さんにばれていたのは弁護士が裏切っていたから
ルーの居場所が分かり用無しとなった弁護士は殺し屋に始末されます


事件解決

マリアと暮らす家に戻ったクリス
電話かけるも切れてーでも電話機の先にいたのはー


相棒のビルの言葉にも考えるところがあったクリスは電話でマリアにプロポーズしていました
返事はまだ聞けてませんでしたが


待っていたのは 願ってたのは「結婚しよう」の言葉
「愛している」のその先のー


ビルとクリスの関係
ビルとクリスとジーナのやりとり


その会話がね楽しい映画です

どうか頑張って下さい

2018-11-15 01:17:26 | ひとりごと
初日 貴景勝関相手の相撲はいい相撲だった
どちらが勝ってもおかしくない

ただ他の横綱たちの休場によりーひとり横綱となった稀勢の里さんよりも 実に不本意な成り行きからー
本来ならば相撲協会の理事長となるべきお方が 追い出されてしまった
有象無象の輩(やから)達により

現在 相撲協会の理事でございと残っているお方々を束にしても たった一人のこの存在感・
いや大相撲を愛する精神・魂に及びもつかない・・・・
現役時代には観(み)る者の心震わせるような取り組みをし
引退後も大相撲の未来について確たるビジョン持ち ひたすら大相撲の為に生きて来た人間を追い出した
何かにつけて因縁をつけて

自分達の方が悪いにもかかわらず

殺人未遂・集団での謀殺にも思える事件を起こした連中をこそ庇い


全く自分達の欲のことしか考えない善悪もわからない愚か者連中の為に!!!!!

貴景勝関たちは その部屋を失った
新しい親方の部屋で どうしても「勝ちたい」「勝っていくんだ」「いい相撲をとるんだ!」
その貴景勝さんの気持ちと そういう不遇な 理不尽な目にあっている彼を応援する方々のお気持ちとがー
貴景勝さんへ勝ちを呼び込んだように思える一番だった


それからの稀勢の里さんの連敗は 
勝ちたい気持ちが空回りしているように見える

決して調子は悪くないのだろうと思うのだ

だから強引に勝ちにいこうとしてしまう

勝たなければいけないんだーその気持ちが逆に体を動けなくしているようにみえる


元々責任感の強い人なのだ

そして自分で自分を追い込んでしまう人でもある

横綱になる以前 関脇時代にも大関時代にもこのクセは幾度も見受けられた


この一番 勝てば優勝に王手

そこで絶対 負けてはいけない対戦で ずるずる負けてしまう


本来の強さを発揮できなくなる

すると勝ちは逃げる


四連敗となってしまった結果だが

物言いがついて行司差し違えで相手の勝ちとされてしまったが
これね 同体で取り直しでも良かったと思う
(もしや相撲協会さんてね 日本人横綱を排除してモンゴルのお方々ばかりにしたいんでしょうか)

この時の解説が稀勢の里に勝ったとされた力士さんの親方で


死に体では無かった わざをかけてましたからーなどと自分の弟子が勝っていて当然とのたまった

うん そうかな
そういう人柄の親方さんなのだと思った


もしもこの取り組みの解説が貴乃花氏ならばかような発言はすまい


勝負の勢いとしておされていたのは勝ったとされたお相手さんのほう


同体取り直しとならず 負けとされてしまった稀勢の里さん


ますます周囲は引退かと騒ぐだろう

けれど ここで開き直って明日から 連勝できるならば11勝4敗ーの成績とするのも不可能ではない

なんだかんだと理由をつけて休場しては ごくたまに出てきて優勝する不思議な横綱さんもいるのだから
それを責める人間もいないようだし


稀勢の里さんの一生の問題

無様と思われようが 自分の相撲をとってほしい
自分らしさーなんて勝つうちに取り戻せる



どうしても優勝したいと 自分よりはるか下位の力士に かわるーなんて卑劣な手で勝った横綱もいたっけね

他にも ただ知っている自分の相撲の技(過去の取り組みで観たのを)ただ試したくて 相撲を愚弄してるのか!と思えるようなワザを使った横綱もいた



頑張ってください
稀勢の里さん


焦らない
自分の相撲をとる


落ち着いて!!!

もっと自分を信じて下さい



それにしても大相撲の解説をされる方々 
そのお話を楽しく聞いていられないお方が殆どになりました
(北の富士氏は除きます)
ひどいものです