夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

森見登美彦著「有頂天家族 二代目の帰朝」(幻冬舎)

2015-06-09 09:03:42 | 本と雑誌
有頂天家族 二代目の帰朝
森見 登美彦
幻冬舎



第一章 二代目の帰朝
第二章 南禅寺玉瀾
第三章 幻術師天満屋
第四章 大文字納涼船合戦
第五章 有馬地獄
第六章 夷川家の跡継ぎ
第七章 天狗の血、阿呆の血


下鴨総一郎が弟の夷川早雲の奸計にはまり 金曜倶楽部の忘年会の狸鍋となって落命

京都の狸から阿呆と呼ばれつつも頼りにされている総一郎の三男の矢三郎は 亡き父から「阿呆の血」を兄弟の中で一番濃く引き継いでいるようだ

父の若い頃と同じように ツチノコ捜しに熱中したりもする
外国美女に化けて人間男子を悩殺したり

狸たちから「矢三郎は無茶なやつだ」とおおいに顰蹙されながら いざという時は頼りにされるのも不思議な存在だ

そんな不思議にして家族想いの狸 矢三郎を語り手とするシリーズ第二作 
ちなみに三部作の予定だそうだ
本の最終頁によれば 第三部は「有頂天家族 天狗大戦」というタイトルらしい
内容紹介を抜粋する
ー赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊の跡目をめぐって、対立を深めていく二代目と弁天。
やがて畏れを知らぬ弁天は、鞍馬天狗たちから如意ヶ嶽を奪還せんと目論むー
地獄絵に呑みこまれた早雲と天満屋の運命、大還暦を迎えた寿老人最後の変身、そして百年の時を超えて明かされる偽電気ブラン誕生の秘密。
下鴨家の毛深い四兄弟は、亡き父の遺志を継ぎ、洛中に垂れこめる暗雲を払うことができるのか。

天地鳴動、執筆未定。
史上もっとも毛深い京都絵巻『有頂天家族』、第三部「天狗大戦」に、乞う御期待。-



別に「森見新聞」も本にはさまれております


まず下鴨兄弟 長男の矢一郎の結婚と叔父の早雲の陰険企み乗り越えての偽右衛門就任

矢三郎が師事し気にかけている天狗の赤玉先生が二代目としていたも百年前にある女性をめぐって喧嘩となり 海外に行った「二代目」の帰国

この二代目は容姿端麗な紳士

そして赤玉先生がさらってきて天狗にした弁天は 二代目が愛した乙女に外見が生写しだった


金曜倶楽部の弁天として狸も食べる弁天 矢三郎の父親の総一郎も食べた

矢三郎の初恋の相手でもあった弁天


引きこもりをやめた矢二郎 その旅は早雲の企みを教えた
また矢二郎にも恋の気配がー

携帯を充電できる能力持つ末の矢四郎はさらに勉強を続ける


早雲の娘の海星と矢三郎は今度は愛ある婚約をする


情けなくいい加減だが やはり天狗の赤玉先生

地獄の屏風を持ち 不気味な存在の金曜倶楽部の寿老人




執筆未定の第三部 どうか生きている間に?!発売されますように♪



とっても 面白い

狸ライフです


この面白さ 読まなければーわかりません


頑張れ!狸(爆)

森見登美彦著「有頂天家族」(幻冬舎文庫)

2015-06-07 20:57:24 | 本と雑誌
有頂天家族 (幻冬舎文庫)
森見 登美彦
幻冬舎



京都には狸も暮らしているそうな

下鴨総一郎なる名前の偉大な狸は 金曜倶楽部の忘年会の狸鍋で食われてしまった

この狸は「偽右衛門」なる地位に就いており 妻子があった

真面目一方で頭の固い矢一郎
ひきこもりの矢二郎

この物語の語り手でもある矢三郎

末息子の矢四郎

矢三郎は 父の友人にして学問の師である天狗の赤玉先生を気にかけている
赤玉先生はかつてはさらってきた 元は人間の弁天に夢中になるあまり 天狗としては失墜してしまった
それでも弁天に恋焦がれている


総一郎の死には その不仲な弟の夷川早雲の卑劣な企みが絡んでいた

仲直りするからと呼びだされてー待っていたのは死の罠
総一郎に恨み持つ鞍馬の天狗達もそれに乗っかり

偽右衛門になりたい早雲は 同じ地位に就こうとする矢一郎ばかりか 矢三郎 矢四郎 兄弟の母親までもとらえる

早雲の娘で父親の企み知る海星は どうにか矢四郎を自由の身にし 逃げた矢四郎は唯一自由の身の引きこもり矢二郎のもとへ走った

矢二郎の化け技にて自由となった矢三郎は 兄弟力を合わせて まず自分をとらえた早雲の双子の息子を懲らしめ あわや狸鍋にされそうな兄と母を助けに動く
そのためには 赤玉先生の怒りも利用しー


結果 早雲は雲隠れし
一家は初詣に出かけ 弁天と連れ立つ赤玉先生と出会う




第一章 納涼床の女神
第二章 母と雷神様
第三章 大文字納涼船合戦
第四章 金曜倶楽部
第五章 父の発つ日
第六章 夷川早雲の暗躍
第七章 有頂天家族




シリーズ第二作は「有頂天家族 二代目の帰朝」


下鴨四兄弟の母親は宝塚歌劇のフアンで 阪急電車で観劇に出かけ また玉突きの腕も巧み 黒々としたスーツを着こなす白皙の美青年に化ける

登場人物及び登場狸達のそれぞれの個性も楽しい

阿呆ぶりを呆れられつつ なぜか頼りにされちゃっている矢三郎

狸として「死」を受け入れた総一郎
最後の日のエピソードは やはり悲しい

弟が仲直りしたいと思ってくれていたーそう思っていた喜びがー

兄を殺した弟の早雲には その罪を悔いる日は来るのだろうか



楽しいけれど いろいろ考えさせられる物語でもあります

人間社会の中に混じって暮らしているという狸たち

狸のホームドラマ

一族間の争いあり


いつか狸の世界に心も染まっていきます







休日の昼食から

2015-06-07 12:40:59 | 子供のこと身辺雑記
洗ったジャガイモを3個ばかし耐熱容器に入れて電子レンジで5分加熱 皮をむいてつぶしておくA

やや千切り(笑)にしたキャベツを耐熱容器に入れて電子レンジで8分加熱B 

卵を5個割り溶いて 牛乳・A・Bを加えて塩胡椒などごく少々C



油を入れて加熱したフライパンにCを入れて蓋をして弱めの中火で焼きます



好みの量のケチャプなどかけて



スペインふうオムレツのめちゃくちゃなアレンジです



それからパイナップルのジャムのパインジャムは上等なものからありますが 私の買ったのはイオン(ジャスコ)で売られてたの





安いので味には期待してませんでした
でもちゃんとパインの味が残ってました・笑



トーストに塗るとこんな感じ


私は食パンの4分の1サイズのデニッシュパンを軽くトーストして スプーンで塗って 1枚のパンを半分に折って食べたりしてました


検索かけたらパイナップルのジャムの作り方もかなり見つかりました

写真入りから動画サイトまで


これからお中元の季節ですが 届いたカタログにもジャムの詰め合わせなど掲載されています
林檎ジャム・キウイジャム 定番の苺ジャムにマーマレード バナナジャムとか


親戚 主人の関係 お中元を贈る相手は決まってて 贈る品物を選ぶのも楽しくも厄介な仕事(笑)です



パインジャムも無くなって・・・

2015-06-06 23:37:10 | 自作の詩
コンビニで買ってきたパンを軽くトーストし スーパーで見つけたパインジャムを塗る

苺ジャムには飽きたし マーマーレードの気分じゃなかったから

しばらくパインジャムサンドがお気に入り

ただ ぴったり合う飲み物を決めかねている

コーヒー 紅茶 玄米茶 牛乳

なんか どれも ぴったり来ない



決めきらないでいるうちにパインジャムが無くなった


気に入ったけど また買いに行くのも面倒


その時 好きなものは変わっていく


中華のお粥

幕の内弁当


オムライス

おにぎり


でもまた食べたくなって戻る

飽きる一歩手前で食べるのをやめる


やめる

思い切る



忘れる

忘れる


忘れる


食べ物ならね ことは簡単

そう他のモノを食べればいいから


忘れられないのは あなた
捨てられない想い


ずっと ずっと

でも 忘れてみせる


うん・・・

きっとね




おかずから

2015-06-06 09:42:24 | 子供のこと身辺雑記


白菜・エリンギを食べやすい大きさに切り 焼肉のタレをまぶす
豚肉も食べやすい大きさに切り 焼肉のタレをもみこむ

炒め鍋にゴマ油を入れて白菜・エリンギ・豚肉を入れて炒める

それだけ♪

野菜はもやしだって人参だってキャベツだって なんだって「あるもの」でいいんです・笑

雨の降る日は水撒きしなくていいんだ♪

2015-06-05 15:52:49 | 子供のこと身辺雑記
それでも気になって庭を歩いて点検を^^;






母の日に長男から貰ったカーネーションを 花が終ったところで少し大きな植木鉢に植え替えて

プランターと植木鉢のミニバラを 他のと同じ少し大きな白い鉢で揃えて植え替えようかと
いじりだしたら 次から次に気になって

大きな鉢でミニバラを中心に立てた寄せ植えにするか
ちょっと思案






今夜は簡単にカレー
これは主人に届けるの

姑はカレーライスは食べないと聞いているから 別に何か作ろうと これも考え中^^;

今日も古い映画など

2015-06-05 09:23:16 | 映画
「西部に賭ける女」(1960年 アメリカ映画)

借金から追われているヒーリー劇団 州境で保安官は諦めます

逃げないといけない原因を作ったのは浪費家の女優のアンジェラ(ソフイア・ローレン)
別なベテラン女優が子役も演じる若い娘に話しています

アンジェラは奔放だから劇団を率いるトム・ヒーリー(アンソニー・クイン)とは結婚するはずがない
だけどトムはアンジェラにぞっこんだから 彼女が何をしても許すのだと

彼等は新しい町へ

そこには二人の男を殺した男メイブリー(ステイーブ・フオレスト)もいました
銃の腕は良く かなりの色男でもあります
彼は魅惑的なアンジェラに目を止めました

劇を小屋でかけることになった一座ですが お金がありません

アンジェラは賭け事に手を出して大負け 自分を賭けることに
相手はメイブリー 勝てやしません

一座と共に街を逃げ出すアンジェラ

賭けのカタをとる為に追いかけるメイブリー

先住民の襲撃はメイブリーの助けもあり どうにか逃れますが 馬車は置き 馬で逃げたので 芝居に必要な荷物は全て燃えてしまいました


アンジェラから自分をカタにした賭けの話を聞いたトムはさすがに怒り
ートムはアンジェラを愛しているのですが

トムは言います
荷物が無くなってほっとした 雨漏りのする馬車
もうないから
これで一座のみんなを自由にしてやれる

トムは芝居を上演するのが好きなのに
寂しい表情のアンジェラ

彼女はメイブリーの話に乗ったふりをして 大金を手に入れます

メイブリーはある街の有力者から請け負った仕事での報酬を その有力者が支払を惜しみメイブリーを殺そうとしたことなどから 手に入れて当然の大金があったのです

首尾よく大金を手にしたアンジェラですが 彼女はそれである建物を買いました
愛するトムの名前を冠したヒーリー劇場

メイブリーと間違われ撃たれた傷も癒えたトム達は 訪れた街でその建物を見ます


女優達はそこへ入り 遅れて入ったトムが見たものはー
素人を指導するアンジェラの姿

いろいろ言いながらも指導を始めるトム

かつて馬車の中でトムはアンジェラに話していたのです
「どこかに落ち着いて暮らしたい」

メイブリーの金でトムの夢をかなえようとしたアンジェラ


追って街へ来たメイブリーを 狙う男達

先住民の襲撃からも救ってくれたメイブリーを今度はトムが救います

上演中の芝居と見せて メイブリーは馬に乗り外へ まんまと逃げだします



メイブリーがいなくなった後 アンジェラの姿は見えず
寂しく舞台の片付けをするトム

アンジェラはメイブリーを追って
行ってしまったと思ったのです


そこへ入ってきたアンジェラ

「銀行を開けてもらうのに時間がかかってしまって」

銀行の人が劇場の成功は間違いなしーそう言ってくれたと
メイブリーにお金を返しに行ってきたのだとも


ずっとずっとアンジェラが愛してきたのは トムでした




いつもは女性を犯したり 憎まれ役 もしくはふられるちょっと損な役も多かったアクの強い性格俳優のアンソニー・クインがおさえて教養のある地味な紳士を演じています

メイブリー演じるステイーブ・フオレストは こっちが主役でもーと思わせる男ぶりですが ひきたて役 第二の男に甘んじております


ピンクタイツの魔性の女ーなんて異名とる女優役のソフイア・ローレン
あらあ西部劇?!と意外な役柄ながら 
存在感もあり美しいです

そして若い娘役のマーガレット・オブライエン
背伸びしてトムの気をひこうとする様子も愛らしいです



森見登美彦著「きつねのはなし」(新潮文庫)

2015-06-04 23:59:25 | 本と雑誌
きつねのはなし (新潮文庫)
森見 登美彦
新潮社



「きつねのはなし」
「果実の中の龍」
「魔」
「水神」

これは 此の世であって此の世でない京
京都に潜む闇

そういうこともあるかもしれない物語

読みながら どの漫画家さんの絵で読みたいかを考えていた
今市子さん 波津彬子さん 篠原烏童さん



人でないもののようにも見える不気味な男・天城さん

一乗寺にある古道具屋・芳蓮堂の美しい女主人ナツメさん

胴の長い不思議な獣 

狐の面


時に報いを受け 闇に飲まれ
命を落とし


不思議な世界が広がっています

これも京都

森見登美彦著「森見登美彦の京都ぐるぐる案内」(新潮文庫)

2015-06-03 23:31:20 | 本と雑誌
森見登美彦の京都ぐるぐる案内 (新潮文庫)
森見 登美彦
新潮社


学生時代を京都で過ごした作家・森見登美彦氏の作品にも縁ある場所の写真と作品などからの抜粋文あり 簡単な地図も

森見登美彦氏の思い出も含まれるエッセイ


そして京都ではなく大阪にある太陽の塔も特別に 京都ぐるぐる案内に入っている


そう残念ながら太陽の塔は京都には無いのだ


京都に東京タワーやスカイツリーが無いように


それでも番外編として 太陽の塔も入っている





森見登美彦著「四畳半王国見聞録」(新潮社文庫)

2015-06-03 23:19:05 | 本と雑誌
四畳半王国見聞録 (新潮文庫)
森見 登美彦
新潮社



四畳半の王にして神が居るという

水玉パンツ男

若い男女の寝言

はたして四畳半は王国たるのか

いやいやコンビニも スーパーも必要なのだ

それでもー

ぐだぐだと青春は続いていく

森見登美彦著「夜は短し歩けよ乙女」(角川文庫)

2015-06-03 20:20:37 | 本と雑誌
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
森見 登美彦
角川グループパブリッシング



大学の後輩に片思いした男性は 「好きだ 付き合ってほしい」の一言が言えない

でもって彼女との偶然の出会いの為に努力する
外堀を埋めていくー作戦なのだそうだ


片思いされた後輩の乙女は おそろしく鈍い
先輩が言うところの「偶然の出会い」を信じている 疑おうとも思わない

そういう状況では 先輩男の恋はかなうとは思えないのだがー



個性的な登場人物との絡みにより 先輩男はいつの間にか 後輩乙女に印象づけられていく



物語が終ってから 先輩男と後輩乙女の恋は始まる おそらくー




しかし 願わくば どんなに夜が短くてもうら若き乙女が 夜 あまり歩いてはいけない



そう美容の為にも・笑


夜は短し 眠れよ乙女



若さと美貌は じきに劣化してしまうのだ

BSプレミアムなどで 時々古い映画を観ています

2015-06-03 10:01:37 | 映画
昨日は1960年のアメリカ映画「許されざる者」でした

カイオワ族が昔さらわれた妹を返せーと言ってきます


牧場にはベン(バート・ランカスター)を長男とする3兄弟 その母親と養女のレイチェル(オードリー・ヘップバーン)

以前から一家の亡き父親に恨み持つ男が流していた噂

その男の息子は三兄弟の父親がさらったと言われる子供との交換に応じなかった為に殺されたとか

そのカイオワ族からさらわれた子供がレイチェルだと言うのです

レイチェルはベンに想いを寄せていましたが 妹への想いと 押しとどめ チャーリーを求婚者として認めるというベン
かなしい表情のレイチェル

しかしチャーリーは殺されました

孤立する一家

次男のキャッシュ(オーデイ・マーフイ)は付き合っている娘の家へと 家を出てしまいます


母親とベンと末の弟とレイチェルしかいなくなった家を襲うカイオワ族たち


人を殺したことがないーというレイチェルに銃を持たせるベン
ベンには愛する女性を渡す気持ちはかけらもありませんでした

母親には大切な娘です


さらわれた妹を長い間さがしていたカイオワ族の男

彼も取り戻せるかもしれない妹を諦めるつもりはありません


銃弾は残り少なくなり 母親も撃たれて




15キロほども離れた恋人の家で 恋人といちゃついていたキャッシュでしたが
「銃声が聞こえる」と自分の家と家族とを気にしています

そして「聞こえなくなった 弾薬が尽きたかと」心配げな表情

ところがいちゃついている相手の娘ときたら キャッシュの体にキスを浴びせながら 続きを迫ります
「銃声なんて初めから聞こえてないわ」それよりもーとせがみ

ーなんなんだ この娘は まだ結婚したわけでもないのに 恋人の家族の命もかかっているのに ただの色きちがいかーとイライラしました
酒場女か そういう御商売の女性のようなしつこさです・笑


キャッシュはその娘の家の弾薬を要求して 戻ってきます


家族と共に戦う道を選んだのです



ベンとキャッシュが他の場所にいる時に 傷ついた末っ子を案じるレイチェルの前に 兄だと言い張るカイオワ族の男が家の中まで入ってきました

銃を撃つレイチェル


カイオワ族の男は 妹だと信じるレイチェルに撃たれて命を落とします
その表情は哀しいです


生き残りカイオワ族を撃退した三兄弟

母親は死に その大切なピアノはカイオワ族に壊されてしまいました

けれど生きています





オードリー・ヘップバーンはこの映画の撮影中 落馬して大怪我をして流産もしました

そしてこの映画をとった監督には 制作側と意見が合わず 不本意な作品にもなってしまったようです


バート・ランカスターという俳優の存在
オーデイ・マーフイのイキの良さ

オードリー・ヘップバーンの美しさ

それらがなければー
観るところない映画になってしまっていたかもしれません



やっと夏仕様

2015-06-01 23:12:32 | 子供のこと身辺雑記
敷物も夏向きに変えた






それだけのこと


しかし その前に炬燵布団・炬燵敷 ホットカーペット 冬向きの敷物をどける
洗う 片付ける

などのコトがある


掃除機もかけなくてはいけない・笑

日曜日 家にいた長男と お米を届けに来た主人とを使って 冬物を撤廃させた

月曜日 帰宅した長男を手伝わせ敷物を敷き替えた


新しい敷物の上を猫と並んで転ぶ長男の姿があった


それだけのことー


そしていつも新しい敷物を買いに行く近所のお店は閉店してしまっていた

仕方なくホームセンターに買いに行った


近所のお店は敷物のサイズも豊富で気にいっていたのに 残念だ


そして 新しい暖簾を買うのを忘れた

ついでに夏向きの涼しげなのを買ってこようと思っていたのに

猫が暖簾に登って遊ぶから 今のはすごい状態になっている



それだけのことを片付けていくのは なかなか面倒だ・笑


森見登美彦著「太陽の塔」(新潮文庫)

2015-06-01 22:56:59 | 本と雑誌
太陽の塔 (新潮文庫)
森見 登美彦
新潮社


解説は女優の本上まなみさん


太陽の塔は大阪での万国博覧会(1970年開催だったか)において岡本太郎氏(「芸術は爆発だ!」の言葉でも有名)が制作した巨大なオブジェである

でもってそこにたてこもり事件もあったように記憶する

刑事ドラマでも太陽の塔を扱ったものがある


だから私にとっては ミステリにも使えるモノとして位置していた


主人公は京都大学を自主的に休学中
自分をふった女性を研究している

その女性は太陽の塔を好きになっている

やはりその女性水尾さんに興味を抱き 主人公に近づくなと言ってくる遠藤

主人公が邪眼と名付けた女性

主人公の先輩や友人

学生達とはそういうものであったのか

そういうものだったろうか


大丈夫なのか こいつらーというへんてこな事件も起こしつつ

それも青春なのだろうか

日々流れ

喪われた自転車が戻り


こういう日々の中で もしかしたら いつか幸せもやってくるのかもしれない