栄光のジェイン DVD-SET2 | |
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前回の記事は、こちらから。
ジェインが父インべの娘じゃなく、亡きユン会長の娘?・・・とヨングァンは分かったモノの、何故こんな事態になったのか、父インべは何をし、何を知っていたのか・・・と混乱しました。
無断遅刻のヨングァンを、不合格にするというヨンド。
でも、ジェインは遅れた理由を聞いて、それが妥当な理由なら、不合格というのを撤回してほしいと言いました。
ヨンドは、その意見を聞き入れました。しかし、条件としてその理由が妥当なモノでは無い時、ジェインもまた不合格とする・・・と。
ジェインはそれを受け入れました。
ヨングァン抜きでイヌ、ジェイン、そして例の元チンピラのお兄さんの3人で、研修が始まりました。研修と言っても、なーんか雑用係って感じの仕事ばかりです。
イヌは、それに嫌気がさして、やらないと言いだしましたが、ジェインがうま~く説得して、3人でどーにか作業開始。
そんなイヌの姿を見たジェミョン。
息子の変わり様に、驚きを禁じ得ませんでした。
ジェインの事がふと気になったヨンドは、部下にジェインの履歴書をチェックさせます。
それで、ジェインがヨングァンとは腹違いの妹だと聞かされるのです。つまり、先輩インべの隠し子ってことになります。
不審に思ったヨンドは、グンジャの店を訪ねて行き、ジェインについて尋ねたのです。
「ユン・ジェインは、インべひょんの娘ですか?真実を話して下さい。」
グンジャは、驚きましたが、それには答えませんでした。家族の話を他人に話したくない・・・と。
ヨンドは、グンジャの様子を見て、自分の予想が当たってると思ったのかな?ヨングァンを探し出せと部下に指示しました。
ヨングァンを見つけたヨンドは、自暴自棄になってるヨングァンに単刀直入に言いましたね。
「お前の尊敬していた父親がお前が許せない事をしたかもしれない。それでも、その宿題を遺言のように残して逝った。なぜだか分かるか?それに、お前を待つよう頼んだユン・ジェインは、自分の不合格も覚悟の上だった。何故か。お前を信じてるからだ。」
「諦めずに惑わされずに真実を解いて戻るのを信じるから、そんな選択をしたんだ。それが信頼だ。不確かな事まで信じる、それが本当の信頼だ。その信頼の重みをしっかり受け止めろ。」
何度も何度もヨングァンの携帯に連絡するジェイン。
ようやく出たヨングァンの様子がおかしい事に気付き、一層心配になりました。
それでも、一生懸命仕事をするジェインです。
ところが、そんな時、商品を持って行った会議室で会ったのが、以前カラオケだかクラブだかで会って揉めたイヤな男。
それが重要な取引先の相手だと分かったんですが、以前の事もあって、二人は揉めちゃうんですよ。その所為で、海外の取引先との交渉が決裂するかもしれないなんて事態に発展。
ジェインが土下座して謝ればどーにかすっる・・・なんてことに。
ジェミョンに呼び出されたジェインは、謝罪を強要されました。でも、ジェインは毅然として対処。
結果的に、その態度が中国の取引先の人に好印象を与え、話はまとまったのです。
ジェインの堂々とした態度が気に行ったジェミョンは、ジェインを呼び出し、褒め、名前を聞きました。
それを知ったイヌが慌てて駆けつけましたが、遅かった・・・。
「ユン・ジェインです。」
ジェミョン、あまりにも突然で予想外の事に驚き、愕然としました。
そして、同姓同名かと思ったのか、父親の名前を聞いたのです。
「キム・インべです。」
その瞬間、ジェミョンには全ての事情が分かったようです。インべが自分の命令に従わず、ジェインを自分の娘として生かしておいたこと、そして、素性を知った上でイヌの看護にと雇ったインチョル・・・。
インチョルを殴りつけ激怒するジェミョン。
でもね、イヌが言いましたよ、自分が全てを知った上でインチョルに口止めしたんだ・・・と。
「ユン・ジェインの個人情報を全て回収しろ。あの子の営業チームでの痕跡を消しさるんだ。」
ジェミョンは、そうインチョルに命じました。
部下達が、営業チームにやって来ましたが、それはヨンドの部下達が阻止しました。
ジェインは、そんなこと何も知らず、ヨングァンの来るのを待っていました。
そんなジェインを見て、イヌはジェインの気持ちを問いただしたのです。自分は?ヨングァンへの気持ちは?
「あの人が壊れちゃったの。私の所為なの。」
そう言って泣くジェイン。
二人が揉めてる所に、やーっとヨングァン登場です。
「俺が来なければ、お前も不合格になるんだろ?」
そう言って、ヨングァンはジェインの頭をそっと撫でました。イヌの見ている前で。
イヌには、ヨングァンが事実を知ったか、或いは、兄妹という関係だとしても、ジェインを想う気持ちを誤魔化すのを止めたか、とにかく自分に正直になろうとしたのが分かったみたいです。
「始末書を持って来ました。」
そう言ってヨングァンがヨンドに差し出したのは、例の父インべが書き遺した遺言のようなメモでした。
「宿題じゃ無くて、答えでした。ユン・ジェインの本当の父親を見つけました。」
「あの子を元の場所に戻さなくてはいけません。父の罪を償う唯一の道ですから。」
「合格。」
・・・と、ヨンドは言いました。
心配していたと言うジェインを、ヨングァンはそっと抱きしめました。ちょっとジェインは戸惑った表情です。
イヌはイヌでジェインの事を本気で思っているのです。父ジェミョンの性格を考えると、ジェインが傷つくのは容易に想像がつくわけで。だから二人で父親の手の届かないところに逃げてしまいたいと思っているのです。
ジェインをこのまま放っておく事が出来ないと考えたジェミョンは、グンジャの店を訪ねました。
そして、止めるヨングァンを押しのけ、ジェインをいきなり抱きしめましたよ
「ジェイン、アジョッシだ。こんな近くに居たのに気づいてあげられなかった。」
懐柔しようという手に出たの