もっと知りたい!韓国TVドラマvol.37 (MOOK21) | |
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前回の記事は、こちらから。
チュンチュが身分制度が下品だと発言したことは、ミシルにとって想定外の事だったようです。
そして、トンマンが女性ながら王になると言った事と併せて、二人の自分の予想を超えた思考に唖然としたようです。年を意識してしまったのかも。
自分の屋敷に入ったまま、動きを見せなくなりました。
ソルォンやセジョンが会おうとしても、一人になりたい・・・と拒否。
ミシルが動かない間に、事は思いがけない方向に動き始めました。
チュンチュが副君になると言いだしたのは、トンマンの婿になると言う意味では無く、真骨の身分だけど、王位継承者になる・・・ということだったんですね。
早合点してしまいましたよ、わたくし
つまり、トンマンと副君の座を争う姿勢を示したって訳です。
トンマンは、それをミシルの差し金だと思いました。
まだ年若く未熟なチュンチュを言い含めて自分と争わせようとしている・・・とね。
でも、トンマンには、チュンチュと争う気持ちはありませんでした。チュンチュが立つのであれば、自分は身を引いても良い…と思っていたのです。
自分の周囲の者たちが、この事で既に意見を異にし始めたからです。ヨンチュンは、チュンチュの叔父ですから、女性の王が立つよりも、真骨ではあるが、チュンチュが王になる方が良いと考えましたしね。
ミシルがチュンチュを副君にしようと考えた時、チュンチュがミシルを訪ねて来たんです。
同じ意見だと知ったミシルは、セジョンに了解を求めました。それまで、セジョンを次期の王に・・・そして自分は王妃に・・・と考えていたわけで、セジョンはそのつもりだったんですよ。
セジョンは渋々了解しました。そして、一つ条件を出したのです。ポリャンとは破談に・・・と。
チュンチュは、ポジョンの娘ポリャンを気に入ってます。このままだとポリャンが王妃になりそうで、そうなると、ソルォン達と地位が逆転してしまいかねないからですね。
ミシルは了承しました。
それでも、不安なセジョンとハジョンなんです。
ソルォンとポジョンは、その話を聞いて、悔しい思いをしました。でも、どうする事も出来ません。
チュンチュが来ても、ポリャンが留守だと言って会わせないようにしました。
そして、両派は、それぞれ親しい花郎たちを味方につけ、勢力を保とうとし始めたんです。
一方、ミシルの動きが気になると言ったトンマンのために、ピダムはミシルの屋敷を訪ねました。
さりげなく様子を窺おうとしたんですが、そこんところはミシルの方が上。魂胆を見破られてしまうんです。
そして、遊山に連れて行かれてしまいましたよ、ピダム。
ところが、ある日、ポリャンが何者かに拉致されてしまうんですよ。
ソルォンとポジョンは、セジョンとハジョンの仕業だと思い込んでます。
疑いをかけられたセジョン達も、激高し、一触即発の状況に。
ユシンは気付きました。
もしかしたら、チュンチュはミシルに操られているのではなく、既存の勢力を分裂させ、新勢力を確立しようとしているのでは?・・・とね。
チュンチュがポリャンを連れて宮殿に帰ってきて、結婚した・・・と言った時、トンマンはその事を確信したようです。