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ホジョン、携帯を落としたんですよ。それを拾って渡してくれようとした、怪しげなアジョッシ・・・。
でも、そんなこと知らないサンウは、すっかりホジョンが拉致されたと思い込んじゃったんで、事は大ごとに。
警察に駆け込みましたが、痴話げんかだと誤解されて、取り合ってもらえません。
その頃、ホジョンは、ソヨンの家に行ってました。サンウが電話で話していた事を打ち明け、悩みを話したんです。
ソヨンは、サンウはそんな人間じゃないと思いましたが、特に訂正する事も無く、ホジョンの話を聞いてあげました。
ホジョンは、サンウのことだけじゃなくて、ソヨン父のこともあれこれ話してくれました。ホジョンの何でもない日常の話は、ソヨンを癒してくれましたね。
そんな時、ソヨンにサンウから連絡が入ったんです。
ホジョンは、気を利かせて席を外しました。
「拉致されたかもしれないのに、取り合って貰えない。」
と話すサンウ。ソヨンは、楽しそうでした。そして、ホジョンの事は何も言わず、ただホジョンを警察まで送って行ったんです。
ホジョンはサンウに何かあったと反対に心配しました。
サンウは、心配していたのに・・・と怒りました。電話を誤解したことも・・・。
ホジョンが、今でも自分は愛されていないと思ってて、だからこそ、自分に優しくするのは義務感だとか責任だとか努力の末だとか、サンウの好意を誤解してしまっていたんです。
サンウも、それを充分理解しました。愛おしかったでしょうね、サンウ。
ぎゅぅっと抱きしめました。ホジョン、やっとやっとサンウの気持ちが分かりましたよ
ソヨンも、そんな二人を見て嬉しそうでしたね。ソヨン自身も少しずつ変わろうとしています。
ソヨンがウジェ父から大金を報酬として受け取ったのには理由がありました。
それを、事件の加害者である高校生の示談金として使ったんです。半額ではありましたが・・・。
それで示談にしてほしいと、被害者の両親を説得しました。
ソヨンは一人で山に登りました。冬山ですよ。あんまり高くは無いけれど・・・。
そこで、昔父と一緒に登った時の事を思い出していました。母も居て、サンウも居て、幸せだった時のことです。
下山する時、知らない男性から声をかけられて、困ったソヨン。連れが居ると嘘を言って、
「ウジェssi。」
とあらぬ方向に向かって叫んだ時、ウジェが本当に現れました。ヨニから聞いて、そっと後をつけていたんです。
嬉しそうでしたね、ウジェ。名前を呼んでくれたんですから。
ところが、登山の準備をしてなかったウジェが雪道で滑って足をくじいてしまったんです。
まぁね、この二人、少しずつ元に戻りそうですね。
ある日、ソヨンの事務所に父が来ました。
昔、ソヨンが父と別れる事を決意した時、置いていったお金を返しに来たのです。事務所を開いたばかりでお金に苦労してるんじゃないかと思ったんですね。
全然使って無かったのです。封筒に入ったまま、ずっと大切に持っていたのです。
ソヨンは、まだ冷たい態度しかとれません。父に優しい言葉をかけるのではなく、反対に責めました。ウジェに過去の事を話した事を・・・です。
「父さんを非難する権利は、私たち家族にしかないわ。」
酷く父を責めたように聞こえますが、私には、自分たちが責めても、他の誰にも父を責められたくない、事情を知らない他人なんぞに、父を軽蔑したように言われたくない・・・と聞こえました。
ソヨンは、ウジェの家から出て来た時に荷づくりしたのを、まだ開けていませんでした。荷物の中から、ソヨンは、父から貰った留学資金を取り出しました。ソヨンも父と同じで、とても使く気持ちにはなれなかったお金なんですね。
荷物を一つ一つ出して片付けている時、手伝ってくれたヨニが結婚式の芳名帳を見つけました。
ぱらぱらと見ていると、そこにソヨン父の名が
気になったソヨンが、調べて見てそれが父本人だと言う事を知ったのです。
自分の結婚式に、父が出席していた・・・。
衝撃ですよね。留学すると嘘をついた娘が目の前でウェディングドレスを着て目の前を歩いてるのに気がつくんですもんね。
どれほどショックだったか・・・。
父の気持ちを考えると、ソヨンは、どうすればよいのか、分からないですよね。
最初から全て知ってて、何も言わなかった父。
責めることなく、そっと遠くから結婚生活を見守り続けていた父。
ソヨンに知られてはいけないとこっそりと隠れていたのに、ウジェが危険だと知ると、身を呈してでも後先考えずに助けてしまった父。
泣けますよ、ホント。
父の愛情は、本当に何物にも勝るほどに大きく、深く、見返りを全然求めないものなんです。
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