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貢女と間違われ(・・・本当は貢女の娘のようですが)役人に引っ立てられて行くパニャを見ると、チサンは放っておくことは出来ませんでした。
で、弟のフリをして近づき、ドサクサに紛れてパニャの手をとり、逃げ出すことに成功。
そして、パニャの母親の遺骨を持って、お墓にふさわしい場所を見つけてあげたのです。
その場所は、風水的にとても良い場所だったようで。ヒョミョンと無学大師もまた、“王が誕生する土地”だと考えていたんですね。
ところが、行ってみると既にチサンがパニャの母親のお墓をそこに作っちゃってた・・・。
あっけに取られて、ヒョミョンなんぞは、今からでもお墓を移すべきだと言いました。でもね、無学大師は、チサンがトンニュンの息子だと聞き、そのままにしておくしかない・・・と笑いました。
チサンは、パニャを妓房に連れて行きました。行くあても無いわけですからね。
ところで、ホン・ジョンテは、スリョンゲの手下の命で、トンニュンを探しています。ということは、この時点ではチサンの父親だとは知らない訳ですよ。
ジョンテが父の似顔絵を持って、探していると知ったチサン。それを命じた人物の後をつけました。
そして、スリョンゲの屋敷に入って行くのを突き止め、忍び込みました。
そこで、なんと、王様の暗殺計画を聞いちゃうんですよ。すぐに、スリョンゲに見つかってしまったんですが、どーにか逃げ出し、話に出て来たイ・ソンゲに、その旨、報告したんです。王様が今入るお寺の門番を眠らせ・・・云々という内容です。
素晴らしい、なんと頭の回転が良いんでしょ
妓房に住んでる下働きの少年の言う事なんぞ、誰も耳を貸しませんでしたが、ソンゲは違いました。
そんな下働きの少年が、王様の居場所を知っている訳がないからです。
即、行動に移したソンゲ。
そのお陰で、謀反は、失敗。
でも、捕まったのは、下っ端ばかりで、首謀者が分かりません。
この時、謀反に加わっていたイニムやある将軍は、とっとと逃げ出したり、味方の軍勢に紛れこんだりしていたんです。
だから、謀反を報告してきた少年、チサンが何か知ってる・・・と睨んだソンゲは、チサンを引っ立てて行き、事情を聞きだそうとするんです。
ところが、チサンを調べられると、自分たちの首が危ないってんで、イニムは、チサンを始末しようとしてますよ。
危うし、チサン
ってところで、つづく。
ところで、トンニュンは、山に隠れ住み、薬草を採って生活しています。
出来れば、風水なんぞに息子チサンを関わらせたくないんですが、チサンには、その才能が生まれつき備わっているようです。
今回の一件をヒョミョンはトンニュンに話して聞かせました。
でも、関心が無い様な素振りを見せてるトンニュンです。彼は、まだ待っているのです。天がシビエンキョクを与える人物が現れるのを。それにはまだ30年と言う時間が必要だとか。
でも、ヒョミョンは、今のコンミン王には失望していて、誰か早く次の世を継ぐ王を探しだしたいと願っているのです。
また、ヨンジの息子として育ったジョングンは、ヒョミョンの娘ヘインと共に、書雲観の学生です。
ヨンジも、ヒョミョンもそこの教授のようですね。
で、ヘインは女性でありながら優秀だってことで、他の男子学生から何かと差別されたり嫌がらせされたりしてるようです。で、ある時、虐められてるへインを庇って喧嘩になっちゃったジョングン。
連帯責任ってことで、ヨンジに、全員山に置き去りにされちゃった・・・。
協力して道を見つけて降りてくるよう・・・ってね。
ところが、ヘインの体調が悪くなっちゃって。破傷風にかかってしまったんです。一刻を争うってことで、結局、ジョングンは持ってた例の密輸した羅針盤を頼りに、降りちゃった。
これがきっとあとで問題になるんでしょうね。
ま、ヘインは助かりましたが。