ヒーラー OST (KBS TVドラマ)(韓国盤) | |
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「ジュンソクに似てた。」
と呟くミョンヒ。でも、きちんと顔を見たわけじゃない・・・とも。
息子が居た・・・と思いだしたムンシク。
「ジョンフ。ジアンより1カ月早い12月生まれで、1歳年上。」
これだけで、ムンシクには充分だったかも。
ジョンフも、驚きました。ムンシクの妻が父を知っていたのですから。
ミンジャに聞いても答えてくれません。なら、直接聞く・・・と言った時、代わりに連絡して来たのは師匠であるヨンジェ。
そして、あの写真に写ってる唯一の女性だ・・・と知ったのです。
これまで、ジョンフは父と死に分かれ、母と別れ、祖母と別れて一人になって生きて来ました。
彼が一番嫌うのは、人の“理解”と“関心”でした。
それは彼にとって辛さでしかなかったのです、これまで。
彼の不幸な境遇を人が理解して気を配る様を何度も経験してきました。決して嬉しい事では無く、憐れみや思いやりの施しとしか感じられなかったみたいですね。
でも今、ヨンシンから気遣う連絡が入る事は決して嫌な気分にはならないみたいです。
ヨンシンは、ジョンフからもらった動画をムンホと編集長に見せました。
ムンホは動画をどうやって手に入れたかを問いました。
ヨンシンは、ヒーラーだと明かしました。存在を知っているかと聞かれ、知っている・・・とムンホは答えました。
その時、ムンホのPCに新着メールのお知らせが。
アドレスを見て、ヒーラーからだと察したヨンシン。
ムンホは、ヒーラーの顧客だと答えました。会った事は無い・・・と。
何を依頼したのかとヨンシンが聞いたら、ムンホは答えました。自分の新聞社を作りたくて、この会社に狙いをつけた。社員の事を細かく調べるのは当然の事だ・・・と。
上手いです、咄嗟の言いわけが。
だから、ヨンシンを守る様な事をしたり,爪を手に入れたりしたし、今回の動画を手に入れてくれたのも、ヒーラーが拡大解釈したみたいだ・・・とね。ヨンシンだけじゃなくて、社員全員を調べた・・・と。
ヨンシン、それを信じました。
ムンホは、ヨンシンの話から、ヒーラーと会ったと知りました。で、即、個人的な接触をしないよう警告して来ましたよ、ヒーラーに。
ヨンシンの素性をサンスに調べさせていたムンシク。
ヨンシン=ジアンだと確信を得ました。かなりショックだったみたいですよ。
ジアンがいたら、ミョンヒはいつまでもギルハンを忘れることはできず、そうなると自分のところには来てはくれない・・・と思ったみたいです。ムンシクは、一旦見つけ出したジアンを、引き取らなかったってことのようですが・・・。
いったい何があって、そう言う事態になったのでしょう。
ギルハンとジュンソクが死に、ミョンヒが半身不随になり、ジアンが行方不明になるなんて・・・。
あまりにも大きな動揺を見せるムンシクを不安に思ったオ秘書は、直接イ・ジュンビンに報告を入れました。
と言うか、オ秘書って、ムンシクの秘書だけど、もしかしたらジュンビンの指示で動いてるのかしら?
ジュンビンは、ムンシクを高くかっています。
でも、一つだけ弱点がある・・・と言いました。“小娘”だ・・・と。
この小娘と言うのは、ヨンシンのこと?それとも、ミョンヒのこと?
ヨンシンとジョンフは、ムンホの指示でヨンヒのインタビューを取りに行きました。
チスはヨンヒが裁判で不利になるかもしれないと心配しますが、ヨンヒは自分が出来る事は何でもする覚悟が出来ていると言いました。絶対裁判に勝ちたいと言うのではなく、何の抵抗もせず死にたくないだけだ・・・と。
ヨンジェから連絡が入りました。ジョンフの家で待ってる・・・と。
勝手に・・・と気分を害したジョンフなんですが、ふと気付きました。今日が誕生日だと。
ヨンジェは、ジョンフの誕生日を祝うために帰って来たのです。
嬉しくなって駆け出したジョンフでした。
でもね、その時、ヨンシンに危険が迫っていたのです。
オ秘書がサンスに命じて、呼び出していたんです。ムンホの声を変声機で再現し、騙したのです。
まんまとおびき寄せられたヨンシン。
同時に、ムンホには警告の電話が。これは、オ秘書が関係の無い中学生にメモを読ませたのですが・・・。
“育ててくれた家族の恩を忘れてはいけません。女一人のために家族を裏切ってはいけません。悪い女です。早く目を覚ましてください。皆が待っています”
ムンホ、すぐにヨンシンの事だと察しました。
ヨンシンに連絡を取ろうとしましたが、繋がりません。即、ヒーラーに依頼しました。
ミンジャからジョンフに連絡が行きました。
家に帰ろうとしていたジョンフですが、すぐに行き先変更。
ヨンシン、携帯の電源は落としてましたが、リュックには以前位置追跡装置が付けられてます。
それで、容易に居場所が判明。
エレベーターに閉じ込められ、そのエレベーターが徐々に墜落しそうになっていたヨンシン。
ジョンフは、あっという間に助け出しましたよ
これがねぇ、またまたカッコ良いのよ
スーパーマンと言うよりは、スパイダーマン
恐怖でパニックを起こし発作もおこしかけてたヨンシン。
顔を見られちゃまずいってんで、ヨンシンに深く帽子をかぶせ目隠しして救出するんですよ。おまけに、一言もしゃべらずに。
帽子をあげて目を出そうとしたヨンシンですが、途中で止めました。
目を隠したまま、ジョンフに・・・ヒーラーに向かって言いました。
下手したらあなたも死んでいたのよ!いくら仕事でも!・・・と。
こんな状況下でも、自分の事より相手の事を心配出来るヨンシン。
まだいるの?・・・と手を伸ばしたヨンシン。
ジョンフは、そっと後ずさりしました。手が届かないように。
「ヒーラーでしょ?先輩に報酬をもらっていても、あなたは命の恩人です。私はお金も無くてどう恩返しをすれば良いか分かりません。すみません。有難うございました。」
ジョンフは、背を向けて歩きだしました。
でも、ふと足が止まりました。
“独りになってからは人間に何も望まなくなった。だから大丈夫だった。誰かに誤解されても気にしなかった。今まではそうだった”
踵を返しました。
手袋を外し、ヨンシンの帽子を少しだけ上げました。
そして、そっとkissしたのです。
“人間”と言うところ。ジョンフが如何に孤独に生きて来たかが分かります。
ヨンシンと出会って、“人”との関わりが幸せだと感じられるようになってきたようです。