まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『法廷プリンスーイ判サ判ー』完観

2019-05-05 16:45:04 | 韓国ドラマのエトセトラ
法廷プリンス - イ判サ判 - DVD-BOX2
パク・ウンビン,ヨン・ウジン,ドンハ,ナ・ヘリョン
Happinet

レビュー一覧は、こちらから。

 

裁判所には毎日新たな事件の裁判が持ち込まれています。

判事も人間である以上、自分の事で悩み、苦しむ事も多々あります。家族のこと、自分の将来のこと、どう生きるべきかということ・・・。

それらの問題にぶつかりながらも、それぞれに頑張って正直に生きようとしています。

判事であろうとしています。

 

娘が事件の加害者となったソ首席部長判事は、判事の職を辞そうと思っています。

でも、サ判事は言いました。

「父は事務所をたたんで隠居生活を送っています。父にこう言われました。“法服を重く感じたら脱ぐのではなく紐を固く縛れ”と。もし可能なら、部長の法服の紐を僕が縛り直したい。法壇に座った姿を今後も見たいんです。」

その言葉は、ソ首席部長判事の心に沁みました。

 

ハンジュンは、やっと母と面会する事が出来ました。

涙をためて目詰め合う母と息子。

多くを語らなくても、分かりあう事ができました。

 

そして、地裁ではそれぞれ異動していくことになりました。

ジョンジュだけが残り、オ部長判事とサ判事は別の部署に異動となりました。

 

2年が経ちました。

 

サ判事とオ部長判事は、地方の簡易裁判所に勤務していました。

そこに、ジョンジュが異動して来ました。地裁での絶妙なコンビネーションの3人組復活です。

相変わらず性格が正反対のサ判事とジョンジュは、意見の対立も多いのですが、お互いを大切に思う気持ちは着実に育ってきているようです。

ジョンジュがそこに異動になったのは、希望したからでした。

 

ある日、メールが届いたのです、サ判事から。

“ここへ来て”

その一言で、ジョンジュは異動の第一希望に、その簡易裁判所を記入したのです。

 

恋愛に不器用で恥ずかしがりの二人ですが、サ判事は相変わらずの名セリフを吐きます。

ジョンジュが“ここは星がきれい、来て良かった”と言うと、

「こんなにきれいな星空は初めて見ます。」

と、サ判事。1年もいたのに?・・・とジョンジュが言うと、

「ある人に夢中でした。その人が傍に来て、やっと星に目が。」

きゃぁ~っきゃぁ~っ

ですよね、ジョンジュじゃなくても。

言ったサ判事も照れくさそうです。

 

二人は少しずつ恋愛を始めようとしています。

判事としては、対立しながらも誠実に公平に法服の重さに耐えながらも頑張っていくようです。

 

とても楽しい作品でした。

想像以上に笑えたし、想像以上に泣けました。

お勧めです

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『法廷プリンスーイ判サ判ー』23話まで

2019-05-05 15:52:47 | 韓国ドラマのエトセトラ
法廷プリンス - イ判サ判 - DVD-BOX1
パク・ウンビン,ヨン・ウジン,ドンハ,ナ・ヘリョン
Happinet

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソ首席部長判事の中学生の娘が暴行事件の加害者となる事件が発生しました。

加害者は3人で、うち2人が暴行するところを、1人が携帯で動画を撮り、ネットに流したことで、事件は公になりました。

ソ首席部長判事の娘は、動画を撮った生徒です。

またも、オ部長判事、サ判事、ジョンジュの班の担当となりました。

この手の事件は、どんな判決を出してもマスコミにたたかれる事が多く、いっそう慎重な判断が肝心でした。

 

ソ首席部長判事は、判事の娘が加害者だなんて、世間体が悪い事この上ないってこともあり、秘密にしていました。

でも、やっぱりばれますわな。

妻は、同僚の判事に、何とか口利きして、有利に裁判を進めることはできないのかと、夫に噛みつきました。

でも、ソ首席部長判事は、頑として受付ません。

彼だって、オ部長判事にとりなしを頼みたい気持ちは山々なんです。

でもそこを、ぐぐーっと我慢しました。

 

ところで、サ判事は、機会があるたびに、ジョンジュに手を貸したり、一緒に行動しようとしたり。

ジョンジュを家まで送って行く事も度々あります。

ある時、養母に家の前で会い、電球を替えてくれないかと招きいれられた時なんぞ、嬉しそうに電球を替え、帰りたく無いそぶりを見せるのですが、ジョンジュは全く気が付きません。

鈍いったらありません。

 

でもね、ある時、サ判事が何も連絡無しに休みを採ったことがありました。

ジョンジュは何の連絡を受けてないどころか、電話をかけても電源を切っててつながりません。

そうなると、不安は募ります。何度も何度も電話をかけてしまいました。

それどころか、いない筈のサ判事の幻影まで見えてしまう始末。そのうち、声まで聞こえるようになってしまいましたよ。

「どうしたの?サ判事が好きなの?」

思わず呟いてしまいました。

「そうなんですか?」

その声は本モノでした

サ判事が戻って来ていたのです。

 

僕が好き?・・・とサ判事。

「本モノ?もしかしたら、私の言葉を全部聞きました?」

そうですが?・・・とサ判事。

なんてこと

思わずその場から逃げようとしたジョンジュは、転んで足首をひねってしまいました。

 

丁度来合わせたチェ部長判事とムン部長判事夫婦に助けられ、足首を冷やしてもらうことに。

その時のジョンジュとサ判事の雰囲気にすぐにチェ部長判事が気付きました。

まさかあなたたち?・・・とムン部長判事。

誤解です・・・と必死に否定するジョンジュ。

「強い否定は肯定だ。イ判事だけが否定しているのを見ると、片思いかな?」

と、チェ部長判事。

だてに判事なんぞやっていません。人の感情等には敏感ですよね。

何も言えなくなってしまったジョンジュ。すると、サ判事が言いました。

「違います。」

今度はムン部長判事が言いました。

「物証はありませんが、心証だけで判断すると、サ判事のまなざしや表情はイ判事の事が好きだと思われます。」

「はい。」

・・・とサ判事。

否定しなかった・・・とチェ部長判事夫婦。

 

チェ部長判事夫婦はサ判事を覗き込むように凝視し、ジョンジュも戸惑いながらサ判事を見つめました。

思いもよらぬ展開なんですもんね、ジョンジュにとっては。

その視線を感じたサ判事は、

「イ判事にも伝えていない気持ちを他人に話したく無い。気になるなら、お待ちを。」

きゃ~っですよね。サ判事らしい言い方です。

 

その日は、サ・ジョンドの誕生日だったのです。

だから、サ判事は会いに行っていたのです。携帯が鳴ると邪魔だから、電源も切っていたと言いました。

心配しましたか?・・・とサ判事。

いいえ・・・とジョンジュ。

でもね、7回もの不在着信は、心配したと言う証拠ですよね。

サ判事は嬉しそうです。

ジョンジュも嬉しそうです。恥ずかしいけど・・・。

 

ト検事・・・ハンジュンは、市場で働いていました。

チャン・スンボクとヨンス母子を手伝っています。サ判事のこと、ジョンジュの事を思い出しながら、ゆっくりと傷を癒している・・・そんな感じです。

それでもやっぱり彼が一番可哀相です。

 

オ部長判事は、サ判事とジョンジュの仲が以前から気になっていました。

できてるのか?・・・と冗談めかして言うと、ジョンジュは

「え?」

サ判事は。

「はい。」

合議して結果を知らせろ・・・とにこやかにオ部長判事は言いました。笑えました。

 

ハンジュンは元気だそうです・・・とサ判事。だから、自分の気持ちを整理したい・・・と。

これまで二人の間には、ハンジュンがいました。

ハンジュンのジョンジュへの想いは真剣で真っ直ぐだと分かっていたから、サ判事は自分の気持ちに線を引いていました。

でも、ハンジュンはそんな彼の気持ちに気がついていました。

サ判事は、頭では一線を引いていたけど、心ではそれが出来ていなかったと気付いたのです。

それでもジョンジュの気持ちを確かめる事は出来ませんでした。ハンジュンがいたから・・・。

この間ジョンジュの方から事実確認をしてくれたと思ったのだが?・・・とサ判事。

でも、ジョンジュはまだ自分の気持ちに確信が持ててるわけじゃありませんでした。

「僕の感情には結論は出ています。」

 

正直、ハンジュンとイ判事の間で辛かった・・・とサ判事は言いました。

「諦めるのは嫌だったから。」

真っ直ぐに見詰めるサ判事。

「自分の気持ちを確かめたいので時間をください。」

ジョンジュは言いました。

 

判事である二人の会話、新鮮です。

くすっと笑えます。

きっと、こう言う人の方が現実には多いんじゃないかな?・・・と思えます。

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『法廷プリンスーイ判サ判ー』22話まで

2019-05-05 14:50:18 | 韓国ドラマのエトセトラ
法廷プリンス - イ判サ判 - DVD-BOX2
パク・ウンビン,ヨン・ウジン,ドンハ,ナ・ヘリョン
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ミョンヒ、死ぬことは出来ませんでした。

サ判事がミョンヒの様子から予想し、職員に注意させていました。で、報告を受けていたのです。水はすり替えられていました。

「被告人は自殺で罪を償おうとしました。しかしそれは本当の償いでは無く“自裁”を装った逃避に過ぎません。あなたは判事ではなく、起訴された被告人です。」

サ判事が言いました。

ジョンジュが続けました。

「刑務官を買収しましたね。法廷と世間を愚弄する真似は許しません。被告人によって苦しんだ被害者たちに時間をかけて償ってください。被告人に自分を裁く権利はありません。」

この時まで、悟りきった表情で、自分の言動に一切の疑念を抱いていなかったであろうミョンヒ。

正しい償い方だと思っていたでしょう。

でもやはりそれは逃げでしかないのです。

サ判事とジョンジュの言葉に、目を覚まされたようです。憑きモノが落ちた表情でした。

 

判決が言い渡されました。

ミョンヒは、懲役15年となりました。

この時点で、ト検事はもう心は落ち着いていたようです。

私物を処理し、検察を出て行きました。

 

そして、ト議員もまた有罪判決を受け、収監されました。

 

サ・ジョンドは、法律事務所をたたみ、彼の父親が運営していた養護施設に行く事にしました。

 

ミョンヒからジョンジュに荷物が届きました。

開けてみると、中に入っていたのは像。正義の女神です。

 

ジョンジュはミョンヒの面会に行きました。

何故正義の女神を?・・・とジョンジュ。何故兄を殺したんですか?・・・と。

判事になるためにどれほどの努力を重ねて来たか・・・とミョンヒ。夫であるト議員の暴行事件を知った時、その立場を失うのが怖かったのです。

それでもやはり罪悪感は彼女を苦しめ続けました。

なのに一方では、罪を隠そうとキム・ジュヒョンを操りジョンジュを苦しめてしまいました。

こんな自分を止めてもらいたいがため、罪を暴いてほしいがため、再審請求に協力したとミョンヒは言いました。

ミョンヒも弱い人間なんです。

「自殺で罪を償えると思っていたなら、大間違いです。犯した罪を毎日悔やみながら自分が何をしたかよく考えてください。」

ミョンヒを見つめながらジョンジュは言いました。

 

サ判事がジョンジュを待っていました。

二人で車に乗ろうとしているのを、ト検事が見ました。とても声はかけられませんでした。

彼は父親に面会に来たのです。

母には、ずっと面会を断られていました。

 

やっと素直な気持ちで父親と向き合う事ができたト検事。

全て私の所為だから、母さんを恨むな・・・とト議員。

ソウルを離れると、ト検事は言いました。

「いつ戻るかわからないけど、元気でいて。」

そう言って背を向け、出て行こうとすると、後ろから父が声をかけました。元気でな・・・と。

血圧の薬をちゃんと飲んで・・・と息子。久しぶりに“アボジ”と呼べました。

 

ト検事は、ソウルを出る前に、サ判事に会いに行きました。

二人はやはり幼馴染であり、お互いを一番理解してる親友です。

多くを語らなくても、理解できていました。

ふっきれたように、以前の明るさを見せるト検事。サ判事は、イマイチ表情が晴れません。

 

その夜、サ判事は、ト検事の家に泊まりました。

ト検事は、ソウルを出る事を打ち明けました。この家は両親を思い出してしまうし、ジョンジュも近くにいるから・・・と。

「あいつが心配だったけど、お前がいて安心して消えられる。お前がたくさん笑わせてやれ。笑顔が可愛いんだ。」

何故僕に頼む?・・・とサ判事。

「気づいてないのか?あいつを見る時、俺を見る時と同じ目をする。つまり・・・とても大事にしてるって意味だ。」

 

明け方、ト検事はそっと家を出て行きました。

サ判事は、気づいていたけど、止めませんでした。

 

そして、ジョンジュの兄チェ・ギョンホの無罪が言い渡されました。

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『法廷プリンスーイ判サ判ー』21話まで

2019-05-05 14:08:19 | 韓国ドラマのエトセトラ
法廷プリンス - イ判サ判 - DVD-BOX1
パク・ウンビン,ヨン・ウジン,ドンハ,ナ・ヘリョン
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サ判事は、ま~長い前置きの後、ジョンジュに話しました。

この間、ト検事から何度もジョンジュに電話が入りました。でも、出るなとサ判事が言いましたので、ジョンジュは携帯の電源を落としました。

「キム・ジュヒョンに会いに行きました。黒幕はユ・ミョンヒ教授です。」

兄の冤罪を知っていて、敢えて誤判を犯したと聞いた直後のジョンジュ。

まさかそこまで・・・と思いました。ショックでした。

兄の無罪を知っていた上に、兄を殺し、自分を人質にとらせたわけですから・・・。

ジョンジュの身体と心は悲鳴を上げました。限界を超えそうです。

翌朝、ジョンジュは高熱を出してしまいました。

 

裁判があるというのに、なかなか出勤してこないジョンジュを、オ部長判事とサ判事はハラハラしながら待っていました。

そこに、顔いろの悪いジョンジュが来ました。

大丈夫?・・・と聞くサ判事に、薬は飲んだからというジョンジュ。

サ判事は、ジョンジュが心配で、前夜は、ジョンジュの家の前でしばらく佇んでいたのです。

結局、午後は、休むようオ部長判事に言われ、サ判事が無理やり医務室に連れて行きました。

 

身体が辛いと、心の痛みを忘れる事が出来るから・・・とジョンジュ。

そんな状態でも、ジョンジュは一生懸命仕事をしました。

ショックの時を過ぎると、今度は“何故”という言葉ばかりがジョンジュの頭の中を巡りました。

 

夜遅く、ト検事からメールが届きました。家の前にいる・・・と。

サ判事から聞いた・・・とジョンジュ。

辛いだろジョンジュ・・・とト検事。分かるよ・・・と。

俺ですら許せないのに、許してくれとは言えない・・・と。

「でも、余り苦しむな。今日でお別れだ。だから早く立ち直れ。お前のおかげですごく幸せだった。お前を本当に幸せにしてやりたかった。そのためには、お前に顔を見せちゃダメだ。気づくのが遅いよな。」

涙をためながら言うト検事。もう少しでこぼれそう・・・

最後に・・・と言った時、涙がとうとうこぼれたのでしょう。ジョンジュから見えない方を向き、涙をぬぐいました。

「最後に抱き締めさせてくれないか。」

 

ジョンジュはト検事の前に立ちました。

ト検事は、そっと抱きしめました。

「ごめんな。」

どこまでも優しいト検事です。

もうねぇ、私、号泣ですよ、ここで

 

ミョンヒが別荘に行こうとしているのを、ト検事は止めました。

「家にいえお。拘留状が出た。連行されるまでここにいるんだ。」

厳しい顔で言いました。

以前ト検事宛てに届いた、ジュヒョンを正当防衛にしないと、ジョンジュを殺すと言う脅迫状も、ミョンヒの仕業でした。

何故、ジョンジュにあんな仕打ちを・・・と聞くと、

「再審にこだわったからよ。」

と答えたミョンヒ。

可愛がってたのは罪滅ぼしか?・・・と聞くと、

「私は罪を犯したから分身を残したかった。」

だったら何故苦しめた・・・とト検事は叫びました。

「私は自分の名声を守るために良心を捨てた。自分が怖かった、ジョンジュに私を止めてもらうためよ。」

だったら、最後までとことんクズになるか、開き直るか、偽善者を押し通せば良いのに・・・とト検事。

こんな、自分を滅ぼすようなやり方、彼とすると見たく無かっただろうし知りたくもなかったでしょう。

 

ミョンヒは拘束されあmした。

サ・ジョンドが弁護を引きうけると言いましたが、ミョンヒは拒否しました。

ジョンドには、これらの事の責任は自分にあると考えていました。自分の言動が全ての根源にあると感じていたのです。

 

ミョンヒの事件は、オ部長判事とサ判事、そしてジョンジュが担当することになりました。

オ部長判事は、ジョンジュを気遣って、回避した方が良いかと問いました。

担当になった以上全力を尽くすべきだと思います・・・とジョンジュは言いました。

 

そして、ミョンヒの裁判が始まりました。キム・ガヨンの殺人事件です。ガヨンへの暴行は、ト議員によるものだということは、既に事実と断定されているようです。

ミョンヒは、形だけの弁護人をつけていました。

弁護人が口を開こうとすると、遮るようにミョンヒが言いました。

「全てを認めます。」

証拠についても、検察官が提示した全てを受け入れると言いました。

 

ト議員はト議員で、自分がガヨンを殺し、ミョンヒはショックで勘違いしていると公的に供述していました。

それを聞かれても、ミョンヒは供述を変えることはありませんでした。

それでも、ト議員が自分が殺したと主張した時、ミョンヒは別の証拠があると言いました。

なんとそれは、ト検事に渡してありました。

ガヨンは女性の手による絞殺だと言う事を示す科捜研の資料でした。

法廷にいたト検事は、泣きだしそうな表情でした。自分の手で母親の首を絞めることになるからです。

前もって渡されてはいたものの、検察に提出することはできずにいたのでしょう。

力なく立ちあがったト検事は、資料のメモリを提出しました。

 

「被告人、最終意見陳述をどうぞ。」

ジョンジュが言いました。

ミョンヒは立ち上がり、ジョンジュを見つめました。

法廷が静まりかえりました。

ミョンヒは、次に息子と夫の顔を見ました。

目の前に置かれているペットボトルの水を飲みました。

「主文。被告人ユ・ミョンヒを死刑に処する。」

刑務官に頼んで、水に何か薬を入れてもらってました。毒でしょうね。死ぬつもりなんでしょう。

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『法廷プリンスーイ判サ判ー』20話まで

2019-05-05 11:24:05 | 韓国ドラマのエトセトラ
法廷プリンス - イ判サ判 - DVD-BOX2
パク・ウンビン,ヨン・ウジン,ドンハ,ナ・ヘリョン
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ジョンジュはお弁当を持ってト検事に会いに行きました。

気まずい気持ちを振り切って、なんとかト検事を癒そうと思ったのでしょう。

ト検事は、流石にいつものように陽気な態度を取ることはできませんでした。でも、ジョンジュの精一杯の思いやりを無下にするようなことはありませんでした。

なんかねぇ、ト検事を見ると、切なくて涙が出そうになります。

検察は、ト議員を徹底的に調査する方針を打ち出しました。ト検事に否はありません。

 

サ判事は、ユ・ミョンヒに会いに行ったのですが、そこで、キム・ジュヒョンからの手紙が届いているのを見つけました。

勿論、ミョンヒが犯人の心理を研究している過程でジュヒョンと面談を続けている事は知っています。

それでも、何か不審な感じを抱きました。

 

ミョンヒが大学に辞表を提出しました。

 

知らせを受けたジョンジュは、ミョンヒに会いに行きました。

ミョンヒは、ジョンジュと一緒にギョンホの眠る納骨堂に行きました。

なんとそこで、ミョンヒは隠して来た真実を打ち明けたのです。

「ギョンホの無実を知りながら、誤判を下したの。」

ミョンヒは、ジョンジュに一通の封筒を渡しました。中に入っていたのは、ギョンホに対する無罪判決の判決文。

「あの日、ガヨンの下着は私が持ち去った。最初から私は、冤罪だと知っていたわ。あなたが記録を消そうとした時も・・・。あの記録はねつ造されたモノだった。」

違いますよね・・・お願いだから、嘘だと言ってください・・・ジョンジュは震えながら涙をこぼしながらそう言いました。

「私が何をしたか、自分が何をすべきか、それだけを考えて。」

そう言って、ミョンヒは去って行きました。

残されたジョンジュは、足の力が抜けたように、その場に座り込んでしまいました。

 

サ判事は、キム・ジュヒョンに面会に行きました。

手紙を書いた理由を聞きたかったのでしょう。

ミョンヒの住所を知るほどに親しいのかと問いました。

「心神喪失で釈放を約束した黒幕は、ユ・ミョンヒ教授ですかその約束は果たされない。」

そうサ判事が言うと、愕然とした表情でジュヒョンが言いました。

「何を言うんだ。俺はその約束を信じて人まで殺したんだぞ

まさか、そんな事までミョンヒが指示していたとは、流石のサ判事も思っていませんでした。サ判事もショックを受けました。

だって、ミョンヒは特別ジョンジュを可愛がっていましたからね。

何故だとジュヒョンに聞きました。

「教えたら、釈放してくれるか?」

ジュヒョンが言いました。

 

帰宅したト議員を、ミョンヒがお酒の準備をして待っていました。

これまで、ト議員とは一切お酒を飲まなかったミョンヒが・・・です。

全部背負うと言ったのは本心?・・・とミョンヒが聞きました。

「その必要はないわ。あなたはガヨンを殺していない。」

 

なんと

「私よ。私が殺した。」

ミョンヒが言いました。

いったい何の事・・・とト検事。二人の話を聞いてしまったのです。

どういうこと?殺したのは誰だって?・・・おろおろとミョンヒに縋るト検事。

彼には信じられません。この母が人を殺したなんて

正気になって・・・とト検事が言っても、ミョンヒは、これが真実だと言うだけでした。

「しっかり、見届けて。ごめんね。」

ト検事は、よろよろと自宅を出て行きました。

ト議員もかなりショックを受けましたが、息子ほどじゃありませんでした。どこかで予感していたのかもしれません。

 

ジュヒョンの話が本当かどうか、サ判事は考えていました。

どーしても、ミョンヒがあれほど可愛がっているジョンジュを苦しめるなんて、思えないからです。

で、ジョンジュに連絡したら、居酒屋にいると言われました。

行って見ると、ぼんやりとジョンジュが座っていました。声をかけると、ゆっくりと立ち上がろうとしました。

でも次の瞬間、ふらっと意識を失って倒れかかったのです。

サ判事は、慌てて抱き抱えました。

 

病院に担ぎ込みました。

幸い、大事には至らず、ジョンジュはすぐに意識が戻りました。

目が醒めた時、ジョンジュは悪い夢を見たと思いました。

でも、サ判事が封筒を差し出したのを見て、決してそれが夢ではなく、現実なんだとジョンジュは分かりました。

辛くても、現実を受け止めて、裁判官である僕たちが平常心を失うと皆が不安になる・・・とサ判事は言いました。

「覚悟してました。どんな状況でも逃げ出さず真実を明かすつもりでした。でも今は、動揺して冷静になれません。」

ジョンジュは涙をぽろぽろとこぼしながら、サ判事に言いました。

サ判事は、黙ってジョンジュを見つめました。

多分、普通の韓国ドラマだったら、ここでサ判事はジョンジュを抱きしめるとか、手を握るとかするのでしょうが、しないんですよね、この作品では。

こういうところが、好きです、この作品。リアルですもん、その方が。

 

サ・ジョンドのところに、イ議員から連絡が入りました。

駆け付けたジョンドが見たのは、ミョンヒが自傷行為をしてその手当てをイ議員がしている様子。

ミョンヒの身体の痣は、全て彼女自身による自傷行為の痕だったのです。イ議員は、息子に誤解されても、妻の要望を受け入れて説明も弁解もしませんでした。

彼が本当にミョンヒを愛している証拠です。

ジョンドも、真実を知りました。

 

ジョンジュを家まで送って帰宅したサ判事。イ検事が待っていました。

イ検事は、打ち明けました。

「ガヨンの下着は母さんがすり替えた。殺したのも母さんだ。」

知らなかった事に、みなかった事にしたいと呟くト検事。

だったら、ジョンジュはどうなる?・・・とサ判事。

その瞬間、ト検事は気付きました。ジョンジュに想像以上の借りを作ってしまったこと、その真実がどれほどジョンジュを傷つけるかということを。そして、無かったことにすれば、ジョンジュは今後も一生闇の中をさまようことになることを。

彼のジョンジュへの想いは本モノです。

そんな事は出来ません。

知らせなきゃ・・・と行こうとしたト検事。

止めたサ判事は、もう一つの真実を告げました。ギョンホ殺害の黒幕がミョンヒだということです。

 

ト検事は、打ちのめされました。

まさか・・・と思いました。

 

一旦は、ト検事を止めたんですが、ふと眠りこんだ隙に、ト検事は出て行ってしまっていました。

慌ててジョンジュに会いに行きました。

ト検事がジョンジュに真実を告げると思いましたから。

自分の口から話しておきたいと思ったのです。ト検事は今、冷静じゃありませんから。傷を出来る限り軽くしたいと言う思いがあったのでしょう。

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